盗まれやすいのはトヨタ車!?盗難車両ランキングを公開

ランドクルーザー

大切な車が盗難被害にあってしまったら、その悔しさは筆舌に尽くしがたいものがあります。そうならないためにも、それぞれがしっかりとした盗難対策を心がけることが重要ですが、そもそも「盗まれやすい車種」というのは存在するのでしょうか?

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海外でも人気の高い車は要注意!

海外でも人気の高い車は要注意!

日本損害保険協会では、自動車盗難防止にかかわる活動の一環として、2000年以降毎年「自動車盗難事故実態調査」を行い、その結果を発表しています。最新の調査結果は、2021年1月1日〜12月31日にかけて行われています。

その中にある「車名別盗難状況」を見ると、盗難被害にあいやすい車種をうかがいしることができます。

まず、「車両本体盗難」、つまり、車そのものが盗まれるケースを見ると、1位はランドクルーザーで、全体の13.6%を占めています。続いて、プリウス(11.0%)、LX(6.4%)、アルファード(5.7%)、クラウン(3.3%)という結果になっています。

6位以降を見ると、ハイエース(3.2%)、RX(2.4%)、ヴェファイア(1.8%)、LS(1.5%)、ハリアー(1.5%)と続いています。

この上位10車種はすべてトヨタ系であり、これらだけで全体の50.4%を占めています。

この結果を見ると、トヨタやレクサスの人気車種、特にランドクルーザーやその兄弟車のLXが特に「盗まれやすい車種」であることがわかります。

これらの車種は、日本における人気車種であることは間違いありません。しかし、ランドクルーザー/LXやハイエース、アルファードといった車種は、海外での需要も高く、盗難された車の多くは、海外へと渡っていると見られます。

財布や貴金属といった小さな物ならともかく、車のように大きな物が盗難被害にあうとは考えられないと感じる人も多いかもしれません。しかし、窃盗のプロたちはいとも簡単に車を盗み出してしまいます。

一方で、少しでも盗難対策が施されている車には、窃盗のプロたちも手を出すのをためらうと言われています。大切な愛車を守るためにも、しっかりとした盗難対策を心がけましょう。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道