アウディとベンツは創業者が同じ?アウディの名前の由来を解説!
更新日:2024.09.17
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スタイリッシュなデザインと、独自の4WDシステムである「クワトロ」などに定評のあるドイツのプレミアムブランド、アウディ。近年、日本でも人気の高いアウディですが、そのブランド名の由来とはどのようなものなのでしょうか?
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- 元々は創業者の名前だった?
元々は創業者の名前だった?
メルセデス・ベンツやBMWと並んで、「ドイツ御三家」と呼ばれることもあるアウディは、日本はもちろん、世界中で人気のあるプレミアムブランドです。
日本では1967年に輸入されたのが初めてとされていますが、特に2000年代以降順調に販売台数を伸ばしています。
そんなアウディの起源となったのは、ホルヒという1898年に設立された自動車メーカーです。
当時、すでに創業していたベンツ(現在のメルセデス・ベンツ)で工場長を務めていたアウグスト・ホルヒ氏によって設立されたこの自動車メーカーは、1901年に第1号車を完成させます。アルミ製エンジンを採用するなど、ホルヒの自動車は先進的かつ高性能という評判を得ますが、創業者であるホルヒ氏はほかの経営陣との折り合いが悪く、1909年に会社を去ることになってしまいます。
その直後、ホルヒ氏は新たに自動車メーカーを立ち上げ、ふたたび「ホルヒ」の名を冠したモデルを製造します。しかし、ホルヒの経営陣から「ホルヒ」の名前を使用することの差し止めを求められ、裁判の結果、ホルヒ氏が新たに立ち上げた自動車メーカーでは「ホルヒ」の名が使えないことになってしまいました。
そこで、ホルヒ氏は、ドイツ語の「ホルヒ」と同様の意味を持つラテン語「アウディ」を新たな社名としました。これが、現在のアウディの起源となります。
日本では1967年に輸入されたのが初めてとされていますが、特に2000年代以降順調に販売台数を伸ばしています。
そんなアウディの起源となったのは、ホルヒという1898年に設立された自動車メーカーです。
当時、すでに創業していたベンツ(現在のメルセデス・ベンツ)で工場長を務めていたアウグスト・ホルヒ氏によって設立されたこの自動車メーカーは、1901年に第1号車を完成させます。アルミ製エンジンを採用するなど、ホルヒの自動車は先進的かつ高性能という評判を得ますが、創業者であるホルヒ氏はほかの経営陣との折り合いが悪く、1909年に会社を去ることになってしまいます。
その直後、ホルヒ氏は新たに自動車メーカーを立ち上げ、ふたたび「ホルヒ」の名を冠したモデルを製造します。しかし、ホルヒの経営陣から「ホルヒ」の名前を使用することの差し止めを求められ、裁判の結果、ホルヒ氏が新たに立ち上げた自動車メーカーでは「ホルヒ」の名が使えないことになってしまいました。
そこで、ホルヒ氏は、ドイツ語の「ホルヒ」と同様の意味を持つラテン語「アウディ」を新たな社名としました。これが、現在のアウディの起源となります。
ちなみに、ドイツ語の「ホルヒ」およびラテン語の「アウディ」は、日本語で「聞く(聴く)」を意味します。音声機器を意味する「オーディオ」も、ラテン語の「アウディ」に由来しています。
その後のアウディは、戦争の影響もあり一時的に乗用車の生産を停止しますが、1965年に復活しミドルクラスのセダンを中心にラインナップします。1980年代になると、独自の4WDシステムである「クワトロ」を開発し、さらにはモータースポーツでの活躍も相まって、現在のようなプレミアムブランドとしてのイメージを確固たるものとしていくことになります。
その後のアウディは、戦争の影響もあり一時的に乗用車の生産を停止しますが、1965年に復活しミドルクラスのセダンを中心にラインナップします。1980年代になると、独自の4WDシステムである「クワトロ」を開発し、さらにはモータースポーツでの活躍も相まって、現在のようなプレミアムブランドとしてのイメージを確固たるものとしていくことになります。