初代とぜんぜん違う!ホンダが巨大化させてきた車3選

ホンダ シビック タイプR FK2

時代の流れとともに、車は大型化が進んでいます。

軽自動車サイズや5ナンバーサイズだった車が、モデルチェンジを経て3ナンバーサイズになったような例は枚挙に暇がありません。

ホンダのシビックやシティ、インテグラも、モデルチェンジによって大きくなってきたモデルたちなのです。

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シビックは初代は小型乗用車だったものの、現在では3ナンバーサイズに
国外専用モデルとなったシティもいつの間にか3ナンバーサイズに
2023年にアキュラブランドで復活!インテグラ

シビックは初代は小型乗用車だったものの、現在では3ナンバーサイズに

ホンダのラインナップで、大型化が顕著な例として挙げられるのがシビックでしょう。

1972年にデビューした初代モデルは同時期に製造されていた軽自動車のライフのボディを僅かに拡充した程度のボディサイズしかなく、2ドアのコンパクトカーでした。

ボディサイズは全長3,405mm、全幅1,505mmしかなく、これは現在販売されているホンダ N-BOXのサイズとほぼ同程度。

しかし、モデルチェンジを重ねる毎に大型化が進み、現行モデルである11代目となった現在ではボディもセダンもしくは5ドアのハッチバックとなりました。

ボディサイズも全長4,550mm、全幅1,800mmとかなりの成長ぶり。

ただこの11代目シビック、注目すべきは若年層からの人気の高さ。登場1か月後のデータでは、世代別の購入比率では20代23.9%と最も多く、しかもMT車の比率は35.1%と異例の高さなのです。

若者が走りを楽しむエントリーモデルという点では、昔のシビックと役割は変わっていないと言えるかもしれません。

国外専用モデルとなったシティもいつの間にか3ナンバーサイズに

ホンダのシティは、かつてトールボーイの愛称で親しまれた車です。

前述した初代シビックがモデルチェンジによって大型化したことで、小型車のポジションを埋めるために1981年に登場。

日本におけるシティの販売は2代目で終了し、3代目以降は東南アジアを中心とした国外向けモデルとなりました。

現行の7代目は2019年、タイ王国で発表。ラインアップは4ドアセダンと5ドアハッチバックを揃え、車両寸法は全長4,553mm、全幅1,748mm(セダンの場合)

日本基準では3ナンバーサイズとなります。

2023年にアキュラブランドで復活!インテグラ

最後はインテグラです。インテグラは、1985年までホンダが製造・販売を行っていたクイントの後継としてデビューしたモデルです。

スポーティかつコンパクトなデザインであり、同じ年にデビューした3代目アコードを一回り小さくしたスタイルが与えられていました。

インテグラもまた確実に大型化が進んだモデルで、全長だけをみても4代目になるころには100mm近く延長されているのです。

また、ホンダが海外向けに展開しているアキュラブランドより2023年モデルとして新型の販売が予告されており、さらなる大型化が進むことが予想されます。

以上のように、シビック・シティ・インテグラは確実に大型化してきています。

これには、衝突安全基準に適合するためにボディを大きくするしかなかったり、デザインを取り入れてスタイリングを差別化したりといった背景もあるでしょう。

しかし、ダウンサイジングエンジンがトレンドとなり、走行性能よりも環境性能に重きが置かれるようになりつつある現状、ボディサイズもエンジン同様ダウンサイジングの波がやってくるかもしれません。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
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