なぜ旧車はフェンダーミラーなのか?ドアミラーが禁止された理由も解説
更新日:2024.09.09
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昔の車を見ると、どの車もサイドミラーがドアではなく、フェンダー上に取り付けられています。
これは当時、ドアミラーが禁止されていたことが起因しています。
では、なぜドアミラーが禁止されていたのでしょうか?
これは当時、ドアミラーが禁止されていたことが起因しています。
では、なぜドアミラーが禁止されていたのでしょうか?
フェンダーミラーからドアミラーに変わってきたのはいつから?
1983年に日産 パルサーEXA(エクサ)が初採用しました。
それ以前の日本国内でのサイドミラーは、フェンダーに取り付けなければなりませんでした。
アメリカでは、1950年代のモデルでもドアミラーの車を見かけることができます。
ドアにミラーを取り付けると、何が問題だったのでしょうか?
それ以前の日本国内でのサイドミラーは、フェンダーに取り付けなければなりませんでした。
アメリカでは、1950年代のモデルでもドアミラーの車を見かけることができます。
ドアにミラーを取り付けると、何が問題だったのでしょうか?
ドアミラーよりもフェンダーミラーの方が安全!?
フェンダーミラーの利点は、ドアミラーよりも目線の移動が少なく後方を確認できることと、死角の少なさがあります。
そのため日本ではドアミラーよりもフェンダーミラーの方が安全と考えられており、ボンネットのある車種の場合、サイドミラーはフェンダーに装着しなければなりませんでした。
そのため日本ではドアミラーよりもフェンダーミラーの方が安全と考えられており、ボンネットのある車種の場合、サイドミラーはフェンダーに装着しなければなりませんでした。
しかし1980年代になると、ほとんどの欧米メーカーではドアミラーを採用しており、日本へ輸出するためにフェンダーミラーをわざわざ装備するという手間が発生します。
この作業はメーカーはもとより、ユーザーにもコストとして跳ね返ってくることになり、輸入ブランドの需要が高まってくると問題視されるようになってきました。
結果、輸入メーカーからの働きかけで1983年に規制が緩和され、日本でもドアミラーが認められるようになったのです。
この作業はメーカーはもとより、ユーザーにもコストとして跳ね返ってくることになり、輸入ブランドの需要が高まってくると問題視されるようになってきました。
結果、輸入メーカーからの働きかけで1983年に規制が緩和され、日本でもドアミラーが認められるようになったのです。
タクシーはなぜ今でもフェンダーミラーを採用しているの?
それは、前述したメリットの他に、ドアミラーよりも若干ながら車幅を抑えることができることや、車幅がつかみやすいことなどが、良しとされているためと言われています。