要注意!セルフガソリンスタンドで起こりやすいトラブル

ガソリンスタンド

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アメリカではセルフのガソリンスタンドを昔から導入していましたが、日本では規制緩和により1998年以降設置され、今では全体の約36%を占めています。

操作方法や使用手順を覚えれば難しくはないものの、セルフ式ならではのトラブルも増えているようです。

今回はそんなセルフのガソリンスタンドで増えているトラブルを紹介します。
Chapter
給油する燃料の種類を間違える
ガソリンや軽油が給油口から噴出する
給油中に携帯電話を使用して引火
子どもに給油させる
給油キャップや給油口の閉め忘れ

給油する燃料の種類を間違える

セルフ式ガソリンスタンドが登場してから「軽自動車だから軽油を入れてしまった」という、冗談でも笑えない話を聞いたことがあります。

その他にも、ディーゼルエンジンの車だったためフルサービスのガソリンスタンドで「軽油」を頼んだところ、「レギュラーガソリン」を間違って入れられたという話もあります。

ディーゼルエンジン仕様にガソリンを入れてしまうと、より高額なトラブルになるため注意が必要です。

中には、間違って給油しても大丈夫なものもあります。それは、レギュラーガソリン指定にハイオク(プレミアム)ガソリンを入れることです。

逆に、プレミアムガソリン指定なのにレギュラーガソリンを給油するのは、すぐに壊れることはありませんが、ノッキングなどの原因になる可能性があるため、こちらも要注意です。

さらに、燃費や動力性能が本来の性能通りに発揮できなかったりメーカー保証の対象から外れたりすることにつながるため、指定のガソリンや軽油を給油するようにしましょう。

ガソリンや軽油が給油口から噴出する

給油が終わったことを知らせるストッパー(オートストップ機能)が作動したのに何度も入れ直すと、ガソリンや軽油が逆流して、かなりの勢いで噴出することがあります。

万一、大量のガソリンや軽油が吹き出た場合は、セルフ式ガソリンスタンドでもスタッフがいるので、速やかに申し出ましょう。

給油中に携帯電話を使用して引火

タバコを吸いながら給油する人はいないと思いますが、静電気を発する携帯電話やスマホを使いながら給油すると引火する可能性があります。

特に、冬は静電気が発生しやすいため、携帯電話などの静電気を発するものは極力持たずに、必ず静電気除去シートに触れてから給油するようにしましょう。

子どもに給油させる

以前子どもに給油させる動画が非難を集めたことがあります。ガソリンは危険物扱いとされているため、子どもに給油を任せるのはかなりハイリスクです。

給油するノズル部分を触ったり、誤ってガソリンをかぶったりする可能性も少なくありません。

トイレ休憩以外は車内にいさせる、もしくは休憩ルームなどで遊ばせるなど、子どもには給油させない、近づかせないのが鉄則です。

給油キャップや給油口の閉め忘れ

そして、意外と多いのが、給油キャップや給油口(フューエルリッド)の閉め忘れです。

例として、給油口を開けたまま走っているクルマを見かけます。

また、給油口を開けたままセルフの機械式洗車機に入れて、給油口が外れ、壊れてしまうケースや、さらに信じられないのが、給油口に給油ノズルを差し込んだまま、走り出してしまう人もいて、火災や給油設備の破損など、重大なトラブルにつながってしまいます

満タンまで入っていると、振動により燃料があふれてしまう可能性があるため、必ず給油口や給油キャップを閉めたかどうか確認するようにしましょう。
こうしたトラブルを避けるには、愛車でももちろんそうですが、特にレンタカーなど自分のクルマではないときに、油種の確認静電気除去シートに触れるしっかりと差し込みオートストップ機能が働いたら給油を止める給油キャップと給油口を閉めるといった手順を思い出しながら給油を行いましょう。

また、フルサービスの際にはタイヤの空気圧やエンジオイルの汚れ、バッテリーの電圧などを調べて貰えますが、セルフサービスでは、ドライバーが日頃から気にしておかないと気づけません。

遠出をする前にセルフスタンドに立ち寄った際や、何か困ったことがある場合には、早めにガソリンスタンドのスタッフを呼ぶようにしましょう。
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