トヨタの新世代スポーツカーがベースになった1台、トヨタ GRヤリスの長所は?(4BA-GXPA16/5BA-MXPA12型)

トヨタ GRヤリス

トヨタ GRヤリス(4BA-GXPA16/5BA-MXPA12型)は、トヨタの新世代コンパクトカーであるヤリスをベースに、「モータースポーツ用の車両を市販化する」というコンセプトのもと開発されたクルマです。

そんなGRヤリスには、どのような長所があるのでしょうか。

今回は仕様や特長などの様々な視点から、GRヤリスの長所をチェックしていきます

Chapter
トヨタ GRヤリスにはスポーツ走行に適したコックピットが!
トヨタ GRヤリスのボディーは軽くて強靭!
トヨタ GRヤリスには大容量のラゲッジルームが備わっている!

トヨタ GRヤリスにはスポーツ走行に適したコックピットが!

GRヤリスのコックピットにはシートやメーター、ステアリングホイールなど、スポーツ走行時の操作性にこだわった専用装備が多数備わっています。

シートとしては「RS」「RZ」にはGRマーク付のスポーツシートが、「RZ “High performance”」にはGRマーク付のプレミアムスポーツシートが標準装備されているのがポイント。

スポーツシートはファブリック素材のシートで、身体に負担のかかりにくい運転姿勢を保ち、スポーツ走行時にも優れたサポート性能を発揮します。

プレミアムスポーツシートは、サイドサポートの形状や硬度を最適化することで、コーナリング時の強い横Gに対しても身体をしっかりとサポート。

加えて、クルマとの一体感を生むことで正確なステアリング操作にも貢献しているのです。

素材には合成皮革とスエードが使用されており、上質なプレミアム感も演出しています。

また、メーター照度コントロールとGRマーク付のスポーツメーターが備わっており、スポーツメーターにはレッドポインター、レッドゾーン表示帯を採用することでスポーツ走行時の視認性を追求している点も魅力でしょう。

さらに、中央に備わった高精細の4.2インチカラーTFT液晶画面では、前後輪トルク配分やターボ過給圧などの車両情報を確認できるのです。

ステアリングホイールとしては、ダークグレー塗装の施された本革巻3本スポークステアリングホイールが備わっています。

このホイールには、ステアリングを握った際、スポーツ走行に適した運転姿勢を取りやすいグリップ形状を採用することで、フィット感とスポーティーな操舵感を実現しています。

この他にも、スポーツ走行に適したアルミペダルなどの装備も備わっているなど、GRヤリスには使い勝手抜群な多彩な機能が備わっているのです。

トヨタ GRヤリスのボディーは軽くて強靭!

GRヤリスのボディーは、軽快なスポーツ走行と優れた操縦安定性を実現するために、軽量かつ強靭なボディーに仕上がっています。

フロントフードや左右ドア、バックドアにはアルミ素材を使用することで軽量化を図っているほか、ルーフには新工法のC-FMCを取り入れているのです。

炭素繊維に樹脂を含浸させたシート上の材料を採用することで、複雑な成形を可能としています。

これにより大幅な軽量化と低重心化を実現し、軽快なスポーツ走行に直結させているのです。

また、強靭なボディーを実現するためにホイールハウスやピラー、バックドア開口部まわりに専用の骨格構造を与えることで結合剛性を高めるとともに、優れたねじり剛性も確保しています。

さらに、スポット溶接の溶接打点距離を短くし、約200点の打点増し打ちを行うことで、部品同士の結合剛性を大幅に高めている点も注目に値します。

そうすることで、ドライバー操作に対する高い応答性や高G旋回・高速走行での優れた操縦安定性を確保しているなど、細かい点までこだわり抜かれた1台なのです。

トヨタ GRヤリスには大容量のラゲッジルームが備わっている!

GRヤリスの魅力として、大容量のラゲッジルーム(荷室)が備わっている点が挙げられるでしょう。

ラゲッジルームの大きさは、通常時で荷室長574mm、荷室幅1,081mm、荷室高570mm、容量は174L にも及びます。

これだけの容量があれば、日常での買い物やちょっとしたお出かけの際にもラゲッジルームの大きさで頭を悩ませることもありません。

また、GRヤリスのリアシート(後席)は6:4分割可倒式リアシートとなっており、自由なシートアレンジによりラゲッジルームの拡大が可能なのです。

リアシートを完全に倒した際は、9.5インチゴルフバッグ2つとスポーツバッグ2つを積み込めるほか、27インチのロードバイクもそのまま積み込めるため、荷物の多くなった時にも安心でしょう。

さらに、片方のリアシートを倒した3人乗車時でも大きめのスーツケースを3つも積み込めるため、お子さんがいる場合の家族旅行の際にも安心です。

GRヤリスにはスポーツ走行に適したコックピットやボディー、大容量のラゲッジルームという長所があることがわかりました。

もちろんGRヤリスの長所は今回紹介したものだけでなく、優れたパフォーマンスを誇るエンジンや充実の安全装備など、まだまだ多くの長所が備わっています。

1つの記事では紹介しきれないほど多くの長所を備えたGRヤリス、気になる方は一度試乗してみるのも良いのではないでしょうか。

※2021年8月現在

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道