BMW 3代目1シリーズのリアシートの使い勝手は如何に?機能性の上がったリアシートを徹底解説!(3BA-7K15/3DA-7M20/3BA-7L20型)

BMW 3代目1シリーズ

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BMW 3代目1シリーズ(3BA-7K15/3DA-7M20/3BA-7L20型)は、2004年から現在に至るまで愛されているCセグメントに分類されるクルマです。

ハッチバックとして有名な1シリーズですが、使い勝手で気になるのはリアシート(後席)ではないでしょうか。

家族が多かったり、人をよく乗せる方にとってはリアシートの使い勝手は非常に重要です。

そこで今回は、1シリーズのリアシートの使い勝手と、その周辺の機能について詳しく説明しましょう。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
BMW 3代目1シリーズとはどんなクルマ?
BMW 3代目1シリーズのリアシートの使い勝手は?
BMW 3代目1シリーズのリアシートの使い勝手を良くするオプションを紹介!

BMW 3代目1シリーズとはどんなクルマ?

1シリーズとは、2019年のフルモデルチェンジにより誕生したクルマです。

2004年に初登場し、現行モデルである3代目からFR(後輪駆動)から、FF(前輪駆動)に駆動方式が変わったのが最大の特徴です。

また、先代モデルよりやや大型化したことも、特徴といえるでしょう。

一部では「FF化は失敗だった」と言われていますが、取り回しがよくなったことで新たな顧客創出に成功しています。

BMWのシリーズの中ではもっとも小さな車格ではあるものの、排気量は1.5L もしくは2.0L あり、ツインターボエンジンであるため馬力は十分のクルマでもあるのです。

グレードラインアップは1.5L が「118i」「118i プレイ」「118i Mスポーツ」の3種類、2.0L が「M135i xDrive」の計4つ。

エントリークラスの「118i」以外は、スピードリミット表示機能を搭載したドライビングアシストが標準装備になっています。

採用されているプラットフォームは2シリーズで使用されていたものを大幅に変更したもので、安定した走りができるようになっている点もポイントです。

50:50の前後車両重量配分もそのままに、乗りやすさが向上したクルマといえるでしょう。

BMW 3代目1シリーズのリアシートの使い勝手は?

続いて、1シリーズのリアシートの使い勝手について解説しましょう。

まず特筆すべきは、リアシート中央にドリンクホルダーが設置されたことで、利便性が向上した点です。

先代1シリーズのリアシートにはこのような機能はなく、飲み物を持ったままでもリアシートで過ごせるのは大きな変更点といえます。

また、使わない時や5人乗るときは、片付けることで座席を確保することもできる点も魅力。

背もたれ部分も背が高く、乗り心地も確保されています。

その高さは175cmあり、子どもはもちろん大人でも快適に座ることができるでしょう。

ただし、フロントシート(前席)との幅がやや少なく、長時間座るのにはやや不向きかもしれません。

先代1シリーズよりも広くとられているので、2代目と比較すると快適な空間であることは間違いないでしょう。

リアドアも使い勝手は抜群で、深く大きなドアポケットは収納性も高く、少し厚めの雑誌でも収納することができます。

さらに、センターコンソール部分にはエアコンの吹き出し口がついており、リアシートでも快適に過ごすことができるのです。

夏場や冬場など、エアコンを多用する時期には嬉しい装備といえます。

BMW 3代目1シリーズのリアシートの使い勝手を良くするオプションを紹介!

1シリーズには、リアシートの使い勝手をよくするオプションが多数ラインアップされています。

中でも収納機能については、豊富に用意されているのです。

まず、シート・バック・ストレージポケットは色違いを含めて4つから選ぶことができ、大きなものを収納するか小物収納に特化するのかで選ぶものが変わります。

状況に応じてさまざまなものを載せたい場合は、トラベル&コンフォートシステムのベースキャリアを選択すると良いでしょう。

このベースキャリアに対応しているコートハンガーやテーブル、タブレットホルダーを使い分けることで、さまざまな状況でリアシートの使い勝手を向上させることもできるのです。

また、ユニバーサルフックをつけることで、紙袋などをひっかけて使うことも可能。

大きなオプションはないものの、リアシート周辺の使い勝手はかなり高くなること間違いありません。

乗り心地が気になるなら取り外しも可能なので、必要に応じて使う使わないの判断も可能な点も魅力といえるでしょう。

さらに、紹介したオプションはすべて後付けも可能なので、1シリーズ購入後に欲しくなっても、すぐに取り付けてもらうこともできるのです。
1シリーズのリアシートの使い勝手と、その使い勝手を向上させるオプションについて紹介しました。

BMWの中ではコンパクトなクルマではあるものの、そのポテンシャルは高く、走りも乗車性も優れている1台といえるでしょう。

また、先代1シリーズよりも工夫されたリアシートの使い勝手はさらによくなっていることも、今回の紹介でお分かりいただけたのではないでしょうか。

購入を検討している方は、一度チェックしてみるのも良いかもしれません。

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