BMW 3代目1シリーズに設定された6つのグレードをご紹介!(3BA-7K15/3DA-7M20/3BA-7L20型)

BMW 1シリーズ

BMW 3代目1シリーズ(3BA-7K15/3DA-7M20/3BA-7L20型)は、BMWの中で最もコンパクトなモデルでありながらも優れた走行性能と機能性を備えており、高い評価を得ているクルマです。

そんな1シリーズには、どのようなグレードが設定されているのでしょうか。

今回は、1シリーズに設定されたグレードを一挙紹介するとともに、徹底比較していきます。

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BMW 1シリーズ 118i Standard 【価格:362万円〜】
BMW 1シリーズ 118i Play 【価格:400万円〜】
BMW 1シリーズ 118i M Sport 【価格:436万円〜】
BMW 1シリーズ 118d Play Edition Joy + 【価格:407万円〜】
BMW 1シリーズ 118d M Sport Edition Joy + 【価格:443万円〜】
BMW 1シリーズ M135i xDrive 【価格:641万円〜】

BMW 1シリーズ 118i Standard 【価格:362万円〜】

「118i Standard」は1シリーズのベースグレードです。

快適性を高める様々な装備オプションが標準装備されるとともに、インテリア(内装)とエクステリア(外装)のデザイン性を向上するオプションも設定されているのが大きな特徴といえるでしょう。

1シリーズのエクステリアデザインは、見る者の視線を釘付けにする洗練されたデザインに仕上がっています。

フロントマスクには大型のキドニー・グリルとダイナミックなフロント・エプロンが際立ち、シルエットは流麗なルーフ・ラインとボディ・サイドの大胆なシェイプ、特徴的なリアが目を引くでしょう。

また、1シリーズにはドライビング・アシスト、パーキング・アシストなど、最大限の安全性を実現する数々の技術が備わっているのも魅力。

ドライビング・アシストは、車線から逸脱しそうになった際にドライバーに注意を促す車線逸脱警告システムやレーン・チェンジ・ウォーニング、衝突回避・被害軽減ブレーキを備えた前者接近警告機能などから構成されています。

そしてパーキング・アシストは、トップ・サイド・リア・ビュー・カメラやパーク・ディスタンス・コントロール、縦列駐車と並列駐車を自動で行うリニア・ガイダンス付パーキング・アシスト・プラスが備わっています。

LEDヘッドライトやワイヤレス・チャージング、スルーローディング・システム、BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントなどの標準装備からも目が離せません。

スルーローディング・システムは、リアシート(後席)のバックレストを40:20:40の3分割に倒して使え、多彩な収納ニーズに対応する機能。

BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントは、BMWの先進テクノロジーを集めたAI音声会話システムで、あらゆるシーンにおいて常にサポートしてくれます。

システムを呼び起こす際にはボタンを押す必要はなく、話しかけるように呼びかけるだけで呼び出せるのです。

さらに、BMWが開発した最新鋭のタイヤ・スリップ・コントロール・システム「ARB」をガソリン・モデルとしては初めて搭載しているのもポイント。

燃費はWLTCモードで13.7km/L 、価格は362万円に設定されています。

BMW 1シリーズ 118i Play 【価格:400万円〜】

「118i Play」は「118i Standard」の上位グレードで、夜の室内に彩りを与える添えるライト・パッケージやクルマへの乗り降りをよりスマートにするコンフォート・アクセスなどの多彩な機能を備えているモデルです。

標準装備として、オートマチック・テールゲート・オペレーションやコンフォート・アクセス、2ゾーン・オートマチック・エア・コンディショナー、ACC/アクティブ・クルーズ・コントロールなどが備わっているのが特徴。

コンフォート・アクセスは、リモート・コントロール・キーをポケットやブリーフケース、ハンドバッグなどに入れたままでドアのロックやロック解除、エンジンの始動・停止も行える便利な機能です。

自動的に室内温度の調節や風量維持を行い、運転席と助手席で個別に温度設定が可能な2ゾーン・オートマチック・エア・コンディショナーも注目に値します。

また、花粉や粉塵の侵入を防ぐマイクロ・フィルターや、一定以上の大気中の有害物質を感知すると自動で内気循環に切り替わるAUC機能も備わっているのです。

ACC/アクティブ・クルーズ・コントロールは、ドライバーが任意に設定した速度をベースに、先行車との車間距離を維持したまま加減速を行うことで高速走行をサポートしてくれます。

車両停止や再加速も自動で行うため、渋滞時には運転負荷を軽減してくれる効果も期待できるでしょう。

燃費はWLTCモードで13.7km/L 、価格は400万円と、「118i Standard」より38万円高く設定されています。

BMW 1シリーズ 118i M Sport 【価格:436万円〜】

「118i M Sport」は「118i M Play」の上位グレードで、1シリーズによりスポーティな印象を纏わせたモデルです。

「118i M Sport」の運転席前方にはBMWヘッドアップ・ディスプレイが備わっており、現在の車速やナビゲーション・システムによるルート案内の矢印表示などの様々な情報をフロント・ウィンドウに投影してくれます。

標準装備としては、Mスポーツ・レザー・ステアリングや電動パノラマ・ガラス・サンルーフ、Mスポーツ・サスペンションなどが備わっています。

より少ない操舵力でダイレクトかつ俊敏なステアリング・レスポンスをもたらすMスポーツ・レザー・ステアリングは、ワインディング・ロードではより精確な操舵性、高速走行時には優れた安定性を発揮する機能。

電動パノラマ・ガラス・サンルーフは開口部が非常に大きいので、新鮮な空気をたっぷりと室内に取り込めます。

閉じた状態でも開放感あふれる室内環境を作り出せるだけでなく、スイッチ1つで自由に開閉できるのも便利なポイントでしょう。

Mスポーツ・サスペンションは、よりハードに設定されたスプリングとダンパーを組み合わせることで、いっそうスポーティな走行を可能にしたサスペンションのことです。

また、「118i M Sport」にはBMWライブ・コックピットも装備されているのも特徴。

これはタッチパネル機能付の10.25インチのインフォメーション・ディスプレイとデジタル表示の10.25インチ メーター・パネルで構成されたネットワークで、全ての情報をわかりやすく表示してくれるのです。

燃費はWLTCモードで13.7km/L で価格は436万円と、「118i M Play」より36万円高く設定されています。

BMW 1シリーズ 118d Play Edition Joy + 【価格:407万円〜】

「118d Play Edition Joy +」は、1シリーズのクリーン・ディーゼルモデルのベースグレードです。

直列4気筒DOHCディーゼルエンジンを搭載しており、新開発されたツイン・パワー・ターボ・テクノロジーにより、優れたレスポンスとクリーンな走りを両立しています。

また、最先端の排出ガス処理技術であるBluePerformanceテクノロジーにより、世界最高水準と言われる日本の「ポスト新長期規制」もクリアしているのも特徴。

BMWのクリーン・ディーゼルでは、低回転域から圧倒的な加速を味わえます。

そのスムーズな出足の良さはストップ&ゴーの多い市街地走行で実感できるうえ、傾斜のきつい坂道もシフト・ダウンせずに軽快に登り切れるのです。

最高出力は110kW(150PS)/4,000rpm、最大トルクは350Nm(35.7kgm)/1,750〜2,500rpmを誇っています。

「118i Standard」「118i Play」と同様のものが標準装備されており、燃費はWLTCモードで16.7km/L 、価格は407万円に設定されています。

BMW 1シリーズ 118d M Sport Edition Joy + 【価格:443万円〜】

「118d M Sport Edition Joy +」は「118d Pray Edition Joy +」の上位グレードで、1シリーズのクリーン・ディーゼルモデルの最上位グレードでもあります。

直列4気筒DOHCディーゼルエンジンが搭載されており、優れた燃料消費率を誇っているのが魅力のひとつでしょう。

フロント・エプロン、サイド・スカート、リア・スカートで構成されたM エアロダイナミクス・パッケージや、Mスポーツ・レザー・ステアリングなどのMスポーツならではの装備が標準装備として備わっています。

さらに、電動メモリー機能付の電動フロント・スポーツ・シートやイルミネーテッド・ボストン・トリムなどの便利な既往も多数備わっているのです。

燃費はWLTCモードで16.7km/L 、価格は443万円で、「118d Pray Edition Joy +」より36万円高く設定されています。

BMW 1シリーズ M135i xDrive 【価格:641万円〜】

「M135i xDrive」は1シリーズの最上位グレードで、高度なパフォーマンスや洗練されたスタイル、ドライビングの歓びを実現するグレードです。

エクステリアはスポーティで先進的なデザインで、あらゆる角度から熱い視線を集めるでしょう。

アダプティブLEDヘッドライトを備えたフロントマスクは、大型のエア・インテークやメッシュ・グリルが際立つキドニー・グリルによって存在感を高めているのです。

インテリアにも装備が充実しています。

走りの愉悦を堪能するMスポーツ・シートや心躍る死角体験をもたらすイルミネーテッド・インテリア・トリム・フィニッシャー、開放感に溢れた電動パノラマ・ガラス・ルーフなどが代表的です。

また、直列4気筒DOHCガソリンエンジンが搭載されており、最高出力は225kW(306PS)/5,000〜6,250rpm、最大トルクは450Nm(45/9kgm)/1,750〜4,500rpmを誇っています。

燃費はWLTCモードで12.0km/L 、価格は641万円で、「118d Play Edition Joy +」より234万円高く設定されているのです。

今回は、BMW 1シリーズのグレードについて紹介しました。

1シリーズには6つのグレードが設定されていますが、そのどれもが見る者をひと目で魅了するエクステリアやインテリア、充実の装備を備えていることがわかりました。

1シリーズには今回触れられていない魅力がまだまだ多くあるので、気になった方はぜひチェックしてみて、自分に合ったグレードを見つけ出してみるのも良いかもしれません。

※2021年8月現在

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道