ポルシェ 8代目911 (992)のインパネ機能や装備、レイアウトを一挙解説

更新日：2024.09.09

※この記事には広告が含まれます

今回はポルシェ 8代目911のインパネの機能について解説していきます。

ポルシェ 8代目911は色褪せない伝統を現代に引き継いだクルマになっています。また、伝統を受け継ぐと同時に、未来のビジョンを示しているのが8代目911です。最大の特徴は時代にとらわれないひと目で911と分かるシルエットです。

そんな8代目911のインパネはどうなっているのでしょうか。

吉田恒道｜よしだつねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」（扶桑社）など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」（学習研究社）がある。

【この記事のすべての画像を表示する（4枚）】

Chapter: ポルシェ 8代目911 (992)のインパネ機能をチェック; ポルシェ 8代目911 (992)のインパネ周りの機能を見てみる; ポルシェ 8代目911 (992)は安全装備も充実している

911の中古車一覧

ポルシェ 911 カレラ PDK

本体価格

986万円
支払総額

999万円

年式：2013年
走行距離：2万km
車検：車検整備付
なし

ポルシェ 911 タルガ4 NAエンジン左H エントリーアンドド

本体価格

1,478万円
支払総額

1,498万円

年式：2015年
走行距離：2.9万km
車検：検なし
なし

ポルシェ 911 カレラ4S PDK 4WD 左H・スポクロ・純20AW・タン革

本体価格

1,035万円
支払総額

1,055万円

年式：2015年
走行距離：4.8万km
車検：R.8年01月
なし

ポルシェ 911 カレラS PDK スポクロ/スポエキ/iPE/ベンチレ-タ

本体価格

1,828万円
支払総額

1,843.8万円

年式：2019年
走行距離：2.5万km
車検：R.6年12月
なし

ポルシェ 911 ターボ PDK 4WD 1オーナー純正ナビ黒革 ETC

本体価格

1,478万円
支払総額

1,500万円

年式：2017年
走行距離：5.6万km
車検：検なし
なし

ポルシェ 911の中古車一覧を見る

ポルシェ 8代目911 (992)のインパネ機能をチェック

ポルシェ 911のインパネは新素材や新技術の導入に加え、かつての水平基調のレイアウトへの回帰が強調されています。

インパネ中央には10.9インチ型のタッチスクリーンパネルが装備されています。全ての機能がシンプルに配置されており、瞬間的な操作が求められるドライバーの運転をサポートします。そして、アナログレブカウンターも装備されています。

現在、多くのクルマがデジタルディスプレイを採用していっている中、911はあえてポルシェの伝統を残すことを選んでいます。

さらにレブカウンターの両脇にはふたつのマルチファンクションディスプレイが配置されています。

ディスプレイにはスピードメーターや油圧、水温、油温、燃料消費量、バッテリー残量、ナビゲーションマップ、ラジオアナウンスメントなど、クルマの安全性を保つためには欠かせない情報が高解像度で表示されます。

他にもアナログのトグルスイッチのようにデザインされた、5つのプッシュボタンが装備されています。

その上部にはタッチパッドを備えたセンターディスプレイが搭載されており、イグニッションキーは廃止されました。

エンジンスタートにはステアリング左のスタートスイッチ、もしくはキーを携帯しておくだけでエンジンがかかるキーレスゴーシステムを使用します。

911のインパネは歴代モデルの伝統が引き継がれたデザインが採用されています。

ポルシェ 8代目911 (992)のインパネ周りの機能を見てみる

ポルシェ911には運転席と助手席それぞれで個別温度設定可能な2ゾーンオートエアコンが搭載されています。

日射量や空気の状態などに合わせて、送風量や送風温度、送風口を自動で制御し、車内の設定温度を保つことができます。

そして冬場でも快適に過ごせるようにシートヒーターが採用されています。暖かさは3段階から設定可能で、室内の温度が高い場合には作動しないようになっています。

さらにシートのベンチレーション穴から空気を吸い込むことでシートを冷却するシートベンチレーターも搭載されています。このシートベンチレーターにより夏場でも快適にドライブを楽しむことができます。

また911のインパネ付近には便利な収納機能が装備されています。

助手席側には大型のコンソールボックスが搭載されており、車検証などのいざというときに必要な書類や財布などの小物類を収納可能です。他にもドリンクホルダーが装備されており、長時間のドライブでも快適に過ごすことができます。

911のインパネ周りの装備は高級車らしいさまざまな機能的な装備が搭載されていることがわかります。

ポルシェ 8代目911 (992)は安全装備も充実している

ポルシェ 911には先進の安全システムが装備されています。中でも世界初の新開発であるウェットモードは他にはない安全装備になっています。

ウェットモードは車両に内蔵されているセンサーが水しぶきを検知し、路面の濡れを認識します。その後、システムがドライバーにウェットモードに切り替えるように促し、ウェットモード選択後は、シャーシコントロールシステムやドライブトレインのレスポンスが、走行状況に応じて制御されます。

他にも一定の速度内で、前方のクルマとの距離を一定に保つように自動で走行するクルーズコントロールは、高速道路などの長距離運転でのドライバーのストレスや疲労軽減に寄与します。

また、レーンキープアシストはカメラで車線を感知し、車線をはみ出しそうになった場合に自動でステアリング操作をサポートし快適性や安全性を高めています。

そしてナイトアシストは車両に搭載された赤外線によりヘッドライトで照らすよりも先に歩行者や動物を検知します。

さらにメーターパネルのサーマルイメージによってドライバーに警告することで、夜間での安全性をよりいっそう高めます。