BMW 2代目M4(G82型)は専用シートに必要十分な収納機能で快適なドライビングを保証

BMW 2代目M4

2021年1月に登場したBMW 2代目M4(G82型)はMモデルとしての際立ったスポーツ性能が目立ちながら、美しさと品格が融合した魅力的なモデルです。

大型の縦長キドニーグリルがM4のアグレッシブな個性を引き立てる一方、コネクティビティやデジタル・サービス、それにドライビング・アシスト・システムに最先端の技術が盛り込まれるなど、安全性能にも優れており、速さと優しさが両立していると言えます。

今回はそんな2代目M4のインテリア(内装)について、ドライバーをホールドする専用シートと収納機能について見ていきましょう。

Chapter
BMW 2代目M4の歴史を振り返ってみる
BMW 2代目M4はどんなクルマ?その特徴はいかに!?
BMW 2代目M4は先進のテクノロジーで優れた走行性能を実現
BMW 2代目M4はホールド感たっぷりの専用シートでドライバーを心地よく包み込む
BMW 2代目M4は必要十分な収納機能で快適なドライビングをサポート
BMW 2代目M4は先進の運転支援機能で安全かつ快適なドライビングをサポート

BMW 2代目M4の歴史を振り返ってみる

BMW M4はドイツの自動車メーカーであるBMWが製造・販売しているスポーツカーで、2014年2月19日にM4クーペが発売開始されました。

2015年1月には「BMW M4 DTM Champion Edition」がDTMシリーズ・チャンピオンを記念した特別限定車として発売されました。

2016年には「M4 GTS」が世界限定700台で発売され、日本には30台割り当てられました。専用エンジンや専用インテリア(内装)などが装備されました。

2017年5月にはマイナーチェンジが行われました。このマイナーチェンジではLEDヘッドライト・テールライトが採用されました。

同年12月にはM3セダン・M4クーペのCompetitionの限定モデルである「M Heat Edition」が発表されました。

2018年5月にはM4の新たなモデルのM4カブリオレの発売が発表されました。日本では右ハンドルのみの設定になっています。

2020年1月に限定仕様車の「BMW M4 Edition Heritage」が発表されました。限定カラーと特別装備が搭載されたモデルで、世界で750台限定販売となりました。

そして2020年9月にドイツで新型M4が発表されました。

BMW 2代目M4はどんなクルマ?その特徴はいかに!?

BMW M社が開発する高性能なモデルの一翼を担う形でデビューしたBMW 2代目M4。

「M」の名を冠したモデルにはサーキット走行にも対応するMハイ・パフォーマンス・モデルと、サーキットで培われた技術を走行性能に取り入れたMパフォーマンス・モデルの2つのカテゴリーが用意されており、M4はMハイ・パフォーマンス・モデルに位置づけられます。

サーキット走行まで可能なポテンシャルを秘めながらM4には3眼カメラ&レーダーや高性能プロセッサーによる高い解析能力を持つ最先端運転支援システム、ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能によりステアリングから手を離しての走行が可能など安全性能にも配慮。

またコネクティビティも進化しており、BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントにはAI技術が活用されていることから、音声による車両の操作や目的地の設定が可能で、使用頻度に応じてドライバーの好みを学習するため長く乗り続けるほど使い勝手が向上するのです。

もちろんスマートフォンとの連携機能も強化され、Apple CarPlayへの対応やスマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信することが出来、キーを持たずともiPhoneをドアハンドルにかざすことで車両のロック解除及び施錠、それにエンジン始動まで可能など利便性も大きく高まっています。

最高出力480PS(M4 Competitionでは最高出力510PS)の直列6気筒BMW Mツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンのパワフルなパワーユニットにM4を印象づける縦長の大型キドニー・グリルが特徴づけている新しいMモデル・クーペは、走行性能だけでなく安全性能と先進性においても魅力十分なのです。

BMW 2代目M4は先進のテクノロジーで優れた走行性能を実現

ここではBMW M4の優れた走行性能をさらに詳しく解説していきます。

M4には先進テクノロジーのMドライブプロフェッショナルが搭載されています。このMドライブプロフェッショナルに含まれるBMW Mラップタイマーは車両からのセンサーデータを直接、正確に記録します。

これによりステアリング・アングル、アクセル・ペダル、加速度などのデータからドライバーの運転スタイルを判断し、データを分析することで運転のスキルと精度を高めることに寄与します。

さらにMドリフトアナライザーも装備されています。Mドリフトアナライザーはドリフト走行の持続時間を記録するシステムです。記録される項目は最新のドリフト走行の持続時間、走行ライン、ドリフトの角度です。これにより理想的なラインやラップタイムを追求可能です。

Mドライブプロフェッショナルによりサーキットでも街乗りでもエキサイティングかつ快適な走りを味わえます。

BMW 2代目M4はホールド感たっぷりの専用シートでドライバーを心地よく包み込む

十分すぎるほどの走行性能に最先端の安全性能と先進性を持つBMW M4ですが、ドライバーにとっての快適性にも手を抜いていません。

M4クーペとM4クーペ Competitionに標準装備されるMスポーツ・シートは一体型ヘッドレストを備えたバケットシートで様々な調節機能を備えており、バックレスト幅も個別に調節可能。

またM4クーペ Competition Track PackageにはMカーボン・バケットシートが装備され、低いシートポジションと高いサイドサポート、一体型ヘッドレストに立体的なカットアウトとレーシングカースタイルで4点式のシートベルトにも対応しています。

これらのシートはもちろん電動フロントシート(前席)であり、運転席にはメモリー機能がついている他、M4ロゴ・イルミネーションが組み込まれた特別なしつらえは、オーナーの満足感を更に高めてくれることでしょう。

マルチファンクションMスポーツ・レザー・ステアリング・ホイールも親指の輪郭に合わせたサムレスト付きで、最適なグリップと完璧な操作性がスポーティなドライビングを支えると共に組み込まれたマルチファンクションボタンから各種の操作が可能です。

M4のドライバーのために用意された特別なシートとステアリング・ホイールは「駆け抜ける歓び」の演出に欠かせないパートナーであると言えます。

BMW 2代目M4は必要十分な収納機能で快適なドライビングをサポート

エンジン性能や先進技術、それにスタイリングが優先されがちなクーペモデルですが、BMW M4はドライバーや同乗者の快適性を支える収納機能にも手を抜いていません。

多彩な収納ニーズに応えるスルーローディング・システムは後席のバックレストを40:20:40の3分割に倒して使えるため、様々な利用シーンに合わせて活用することが出来ます。

また小物やドリンクの収納においても、照明付きのグローブ・ボックスに収納ボックス付きのフロント・センター・アームレスト、それにフロントとリアにそれぞれ用意されたカップ・ホルダーを装備。

そしてM4クーペとM4クーペ Competitionに備え付けられているストレージ・コンパートメント・パッケージはシートバック収納、収納ネット、荷物固定用フックそれに12V電源ソケット、2.1AUSBソケットと、M4の収納機能は必要にして十分のレベルを超えた快適性をドライバーと同乗者に提供してくれます。

BMW 2代目M4は先進の運転支援機能で安全かつ快適なドライビングをサポート

BMW M4にはまだまだ快適なドライビングをサポートしてくれる運転支援機能が用意されています。

中でも単調な交通状況や危険度の高いシーンでの走行において、優れた快適性と安全性を提供するドライビングアシストプロフェッショナルは高性能な運転支援機能です。

また、ドライビングアシストプロフェッショナルの機能に加え、拡張機能も用意されています。
ステアリング&レーン・コントロール・アシストはフロントウィンドウに搭載されたカメラが車線と前方車両を検知します。

その後、車線の中央付近を走行するようにステアリング操作を自動でサポートします。さらに渋滞時には先行車追従走行の部分自動運転が可能なので、ドライバーの疲労軽減に寄与します。

他にもレーン・チェンジ・ウォーニングが搭載されています。リアバンパーに配置されたセンサーが、車両の死角になる左右後方の車両や追い越し車線から急接近してくる車両を認識します。

その後、ドアミラー内側にあるインジケーターを点滅させドライバーに警告、必要な場合にはステアリング操作をサポートし、安全なドライビングをサポートします。

今回はBMW M4のシートと収納性能についてご紹介しました。

強力なパワーユニットや特徴的な大型のキドニーグリル、それに先進的な安全性能にスポットライトが当たりがちなM4ですが、ドライバーや同乗者の快適性、利便性も十分です。

長時間ドライブにも耐える専用シートと収納力の高さは、M4をより実用的な一台にしてくれることでしょう。

様々な利用シーンにも対応できる高性能クーペ、それがM4なのです。

※2021年8月現在

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道