レクサス 4代目RXのシートアレンジはゴルフバッグを収められる大容量なのに快適！

初代RXが1998年に北米市場デビューし大人気となって以来、RXは世界各国で販売され国内市場でもレクサスを象徴するモデルのひとつにまで成長してきました。

ラグジュアリーSUVという新ジャンルを開拓したRXは世界の自動車メーカーがこぞって追随するほど大きな影響を与えましたが、RXは今なおパイオニアとして輝き続けておりアグレッシブな高性能とエレガントなスタイルは人々を魅了しています。

RXの魅力のひとつとして、先進技術を採用した安全性能が多数盛り込まれている点が挙げられるでしょう。

高性能ヘッドランプは夜間の走行時に安全性を高めるため新開発されたうえ、エンジン・ブレーキ・ステアリング等を統合制御するVDIMに、悪路を走行する際のラインサポートが可能なアクティブコーナリングアシストなど便利な機能が多数。

さらに高速道路走行時の車線維持におけるステアリング操作を支援するレーントレーシングアシストや先行車発進告知機能、車間距離を保ちつつ追従走行するレーダークルーズコントロールにロードサインアシストなど、数多くの機能が搭載されているのです。

もちろん、ラグジュアリーSUVとしてのRXはすべての方を満足させるレベルの高い快適性能も誇っています。

Version Lを選択すれば着席したままのリクライニング調整や荷室を拡大する際の格納や引き起こしが電動で可能であるうえに、シートヒーターまで装備。

エアコンも3列シートモデルのRX450hL に温度・風量の調整をサードシートで行うことができるサードシート独立温度調整オートエアコンが搭載されるなど、快適性能にぬかりはありません。

そして、ハイエンドオーディオとして知られるプレミアムサラウンドサウンドシステムやフロントシートのシートバックに2台の11.6インチ高精細ディスプレイを設置するリアエンターテイメントシステムがオプションで用意されています。

他にもスポーティー重視の方向けに、専用チューニングと専用装備を搭載した「F SPORT」がラインアップするなど、スポーティーモデルを求める方にも選択肢のある、総合力に秀でたラグジュアリーSUVといえるのです。

RXのシート構成の特徴は乗車定員が5名の2列シートモデルであるRX450h／RX300と、乗車定員が6／7名となる3列シートモデルのRX450hL が用意されているという点でしょう。

シートアレンジのベースとなる2列／3列のバリエーションからモデルを選択することが可能なRXですが、乗車定員6／7名の3列シートモデルにおいても、荷室の使い勝手は損なわれていません。

3列シートモデルのRX450hL にはサードシートに5:5分割電動可倒式が採用されているため、スイッチ操作によるポジションの選択で荷室を拡大させたりサードシートを格納しフラットスペースとして利用出来るなど使い勝手に優れています。

また、セカンドシートには2列／3列シートモデル共に4:2:4分割可倒式が搭載され、必要に応じて荷室の一部として使うことが出来るなど、シートアレンジによる使い勝手はかなり優秀。

さらにVersion Lを選べばセカンドシートが電動リクライニング&電動格納機能付きのパワーシートとなり、スイッチでリクライニング調整や荷室とする際のシートアレンジが可能であるため、利便性が一段と高まるのです。

3列シートモデルであるRX450hL にはセカンドシートを左右独立のキャプテンシートとするオプションが用意されていることも、RXのシートアレンジにおいて知っておきたいポイントといえるでしょう。

RXは2列シートモデルにおける荷室の収納性能も優れており、9.5型ゴルフバッグを4個横置きすることが可能であるうえ、買い物などに便利な格納式フックも備え付けられるなど使いやすさに配慮されています。

RXのシートアレンジは2列シートモデルのRX450h／RX300を選んでも、110mmロングとなる全長5,000mmの3列シートモデルのRX450hLを選択しても荷室とのコンビネーションが高い満足感を与えてくれるといっても良いでしょう。

3世代ファミリーや仲間と外出する機会の多い方にとっても、少人数で出かける頻度が高い方にとっても、RXは多様なライフスタイルに合致するシートアレンジを便利に使うことができる優れたモデルなのです。

シートアレンジにより格納して荷室の一部として使うことも多いSUVのリアシートはその快適性が犠牲になっている場合も少なくありませんが、RXにそのような心配は必要ありません。

Version LとRX450hL のセカンドシートにはシートヒーターが装備されるほか、Version Lではセカンドシートが電動リクライニング&電動格納機能付のパワーシートとなり、3列シートモデルのRX450hL ならセカンドシートを左右独立のキャプテンシートを搭載するオプションが用意されるなど、乗員の乗り心地と快適性に十分配慮されているからです。

エアコンも3列シートモデルでは運転席と助手席の独立温度調整だけでなく、サードシートにおいても独立温度調整が可能となっています。

この機能は操作パネルで温度と風量を操作できるうえ、左右席デッキサイドに吹出し口が配置されているというもの。

また、サードシートへの乗降もウォークインモードが用意されており、セカンドシートを前に倒して前方に移動させる際のスムーズな乗り降りが可能でフラットな足置きスペースも確保されています。

RXは他にも、ナノイーや花粉除去・脱臭機能付のクリーンエアフィルターにUVカット機能付のプライバシーガラス、後部に2個の充電用USB、それにバックドアにはハンズフリーパワー機能などを装備しているのもポイントです。

AV機能もSmartDeviceLink／AppleCarPlay／AndroidAutoに対応しiPhoneやAndroidスマートフォンを12.3インチタッチワイドディスプレイと連携させることができるので、地上デジタルTVチューナー&アンテナで映像を楽しむことも可能なのです。

このようにRXは、豊富なシートアレンジが可能であるにも関わらずリアシートの快適性能も十分以上に確保されている1台といえます。

多彩なシートアレンジにより様々な使い方が出来るRXのリアシートと荷室は、オプションでその快適性と利便性をさらに高めることができます。

まず注目したいのがリアエンターテイメントシステム。

フロントシートのシートバックに11.6インチの高精細ディスプレイを2台設置、前席のディスプレイと同じ映像だけでなく外部機器を接続することによって独立した映像を表示することが可能で、画面を視聴しやすい角度に調整することもできるオプションです。

また、ハイエンドオーディオとして名高い「マークレビンソン」のプレミアムサラウンドサウンドシステムはコンサートホールでも使用可能なパワーと音質を備えたアンプと15スピーカー、そして各種のテクノロジーが自然なボーカル質感やステレオ感まで復元し、贅沢な環境で音楽を楽しめます。

RXの荷室の使い勝手をさらに良くするオプションも充実。

荷物の傷付きや荷室内の汚れを防ぐだけでなく、消臭・抗菌機能を備えるラゲッジマットや滑り止めと撥水加工を施した二重構造のトレイであるラゲッジトレイ、荷室全体をカバー出来る大きさのロングラゲッジマットと多彩で、ウォールナット調のデッキボードであるラゲッジデッキボードまで用意されています。

他にも、荷物のズレによるバックドア内壁の傷付きを防ぐバックドアオープニングガード、荷物を固定するラゲッジネット、ファブリック製の収納ボックスであるラゲッジボックスなどバリエーション豊富に揃っているのです。

RXのリアシートと荷室はシートアレンジにより様々な使い方が出来るうえ、オプションを利用することで快適性や使い勝手はさらに高まるといえるでしょう。

RXには2列シートモデルと3列シートモデルが用意されており、豊富なシートバリエーションを誇ります。

また、セカンドシートとサードシート、そして荷室の組み合わせによるシートアレンジにより様々な使い勝手に対応することが可能となっている点も魅力でしょう。

そして利便性が高いだけでなく、リアシートの快適性も十分以上であること、オプションを利用することでリアシートの快適性と荷室の便利さはさらに高まることがわかりました。

RXはラグジュアリーSUVとしてのエレガントさだけでなく、実用性にも優れたモデルなのです。

※2021年7月現在