クルマのサビの原因とは?除去方法や防止対策を紹介
更新日:2024.09.12
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愛車に長く乗るためにまず気を付けなければならないのが「サビ」です。
サビは見えにくい部分から徐々にボディを浸食し、最悪の場合クルマに穴が空いてしまったり部品の交換を余儀なくされてしまいます。
そこで今回は、サビができやすい場所や注意点、サビを防ぐ方法を詳しく見ていきましょう。
サビは見えにくい部分から徐々にボディを浸食し、最悪の場合クルマに穴が空いてしまったり部品の交換を余儀なくされてしまいます。
そこで今回は、サビができやすい場所や注意点、サビを防ぐ方法を詳しく見ていきましょう。
- Chapter
- クルマがサビる原因とは?
- サビが発生しやすい場所はあるの?
- クルマのサビ対策を紹介!
クルマがサビる原因とは?
クルマにサビが発生する原因はいくつかあります。
まず挙げられるのは、ボディに付いてしまった小さな傷。クルマを擦ったりぶつけたり、飛び石といった原因でボディの塗装がやられてしまうと、そこからサビが発生することがあるのです。
また、海水や潮風に含まれる塩分もクルマの大敵です。海沿いに住んでいる方ならば、日頃から気にかけている方も多いかもしれませんが、ちょっとしたレジャーなどで海に出かけた場合でも注意が必要なのです。
まず挙げられるのは、ボディに付いてしまった小さな傷。クルマを擦ったりぶつけたり、飛び石といった原因でボディの塗装がやられてしまうと、そこからサビが発生することがあるのです。
また、海水や潮風に含まれる塩分もクルマの大敵です。海沿いに住んでいる方ならば、日頃から気にかけている方も多いかもしれませんが、ちょっとしたレジャーなどで海に出かけた場合でも注意が必要なのです。
さらに、冬場に路面の凍結対策として用いられる融雪剤も危険。
融雪剤に含まれる塩化カルシウムはクルマをサビさせる原因であり、道に撒かれた融雪剤がボディやフロア下に付着し、気づかず放置しているとクルマを徐々に腐食していってしまいます。
融雪剤に含まれる塩化カルシウムはクルマをサビさせる原因であり、道に撒かれた融雪剤がボディやフロア下に付着し、気づかず放置しているとクルマを徐々に腐食していってしまいます。
そして、線路の近くや鉄工所などの近くにクルマを置いている方が最も注意を払わなければならないのが鉄粉です。
ブレーキダストなどにも含まれる鉄粉は、目に見えない小ささでボディの塗装面に刺さるように付着し、その鉄粉が原因でボディの内部を浸食していくことになります。
融雪剤や鉄粉のように直接的ではないものの、鳥のフンにも注意すると良いでしょう。鳥のフンは酸性のため、ボディに付くと塗装面から徐々に浸食していきます。
内部まで深く浸食するほど放置している方は少ないかと思われますが、それでも早めに洗車などで落としておくことをおすすめします。
ブレーキダストなどにも含まれる鉄粉は、目に見えない小ささでボディの塗装面に刺さるように付着し、その鉄粉が原因でボディの内部を浸食していくことになります。
融雪剤や鉄粉のように直接的ではないものの、鳥のフンにも注意すると良いでしょう。鳥のフンは酸性のため、ボディに付くと塗装面から徐々に浸食していきます。
内部まで深く浸食するほど放置している方は少ないかと思われますが、それでも早めに洗車などで落としておくことをおすすめします。
サビが発生しやすい場所はあるの?
クルマの中でサビが発生しやすい箇所は、クルマのフロア下・タイヤハウス・フェンダー内・ドアやトランクなど、主に水が溜まりやすい場所といえるでしょう。
ドアやトランク、タイヤハウスやフェンダー内に関しては、比較的型式が新しいモデルでは防水処理がされている場合が多く、サビの発生は抑えられています。
しかし、年式が古いクルマではそういった部分の防水・防サビ処理が十分ではなく、サビが発生しやすい部分となっているのです。
フロア下は、前述したように融雪剤などが付着しやすく入り組んでいるため、洗車などでも相当に気を遣わって洗わなければ落とすことができません。
ドアやトランク、タイヤハウスやフェンダー内に関しては、比較的型式が新しいモデルでは防水処理がされている場合が多く、サビの発生は抑えられています。
しかし、年式が古いクルマではそういった部分の防水・防サビ処理が十分ではなく、サビが発生しやすい部分となっているのです。
フロア下は、前述したように融雪剤などが付着しやすく入り組んでいるため、洗車などでも相当に気を遣わって洗わなければ落とすことができません。
また、クルマの下回りといえばマフラーも同様です。
マフラーがサビに浸食されたぼろぼろになった結果、走行中に外れて落ちたという話はなかなか耳にしませんが、それでもやはりマフラーも防サビ処理をしておくべき場所といえます。
クルマのチューニングなどを行っている方であれば、マフラーを社外品に交換するタイミングで防サビ処理を施しておくのが賢明です。
マフラーがサビに浸食されたぼろぼろになった結果、走行中に外れて落ちたという話はなかなか耳にしませんが、それでもやはりマフラーも防サビ処理をしておくべき場所といえます。
クルマのチューニングなどを行っている方であれば、マフラーを社外品に交換するタイミングで防サビ処理を施しておくのが賢明です。
クルマのサビ対策を紹介!
クルマのサビへの対策は、大きく分けて2つ存在しています。
まず1つ目は、こまめに洗車をすること。前述したように海へ遊びに行った後や、融雪剤が撒かれた道を走った後はフロア下など細かな部分まで洗車をすることで、サビへの対策とすることができます。
洗車は日頃から気軽に誰でも行うことができる基本的なメンテナンスなので、気にかけて洗車をすることで、サビの発生を大幅に低減することができるでしょう。
まず1つ目は、こまめに洗車をすること。前述したように海へ遊びに行った後や、融雪剤が撒かれた道を走った後はフロア下など細かな部分まで洗車をすることで、サビへの対策とすることができます。
洗車は日頃から気軽に誰でも行うことができる基本的なメンテナンスなので、気にかけて洗車をすることで、サビの発生を大幅に低減することができるでしょう。
そして2つ目は、サビやすい部分やフロア下にアンダーコートを施すこと。
サビは、塗装が剥がれた部分から浸食が始まります。そもそもの原因となる塗装剥がれを抑制するために、厚くて弾力のある塗料によって、塗膜を保護することでサビ対策ができるのです。
「ノックスドール」や「タフコート」と呼ばれる塗料を用いて防サビ処理を行いますが、通販や量販店で購入できる塗料から、専門の業者が用いる塗料など種類はさまざま。
塗料を購入できればDIYレベルでも施工が可能ですが、専門業者に依頼する場合はクルマのサイズによって3~10万円ほどの料金が発生します。
完璧な作業を求める方はプロに依頼し、とりあえず簡易的でもいいから費用を安く抑えたい方は、塗料を購入してDIYで施行するのが良いでしょう。
サビは、塗装が剥がれた部分から浸食が始まります。そもそもの原因となる塗装剥がれを抑制するために、厚くて弾力のある塗料によって、塗膜を保護することでサビ対策ができるのです。
「ノックスドール」や「タフコート」と呼ばれる塗料を用いて防サビ処理を行いますが、通販や量販店で購入できる塗料から、専門の業者が用いる塗料など種類はさまざま。
塗料を購入できればDIYレベルでも施工が可能ですが、専門業者に依頼する場合はクルマのサイズによって3~10万円ほどの料金が発生します。
完璧な作業を求める方はプロに依頼し、とりあえず簡易的でもいいから費用を安く抑えたい方は、塗料を購入してDIYで施行するのが良いでしょう。
サビの発生は、日々の簡単なメンテナンスでかなり抑えることができます。
完全にサビに浸食されてしまって手遅れにならないよう、下回りの防サビ処理や日頃の洗車でサビの発生を抑えるのが一番なのです。
※2021年7月現在
完全にサビに浸食されてしまって手遅れにならないよう、下回りの防サビ処理や日頃の洗車でサビの発生を抑えるのが一番なのです。
※2021年7月現在