1年間ノーワックス、ノーメンテナンスのKeePerコーティングを試してみた

アヘッド Keerper

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海外に行くといつも思うが、日本くらい街を走っているクルマ がキレイな国は珍しい。生活の道具と割り切ってホコリまみれ のまま使っているのもそれはそれでいいものだと思ったりするが、 日本という国でそれを実践するのはかなり勇気がいる。だから 恥ずかしくない程度にはクルマをキレイに維持しておきたい。

text:ahead編集長・若林葉子 photo: 長谷川徹 [aheadアーカイブス vol.175 2017年6月号]
Chapter
1年間ノーワックス、ノーメンテナンスのKeePerコーティングを試してみた
①洗車
②コーティング前処理
③ガラスコーティング
④レジンコーティング

1年間ノーワックス、ノーメンテナンスのKeePerコーティングを試してみた

マメな洗車とマメなワックス掛け以上に良い方法がないことは分かっているが、ものぐさな私はそれでもなんとか楽してキレイに維持できないものかと思ってしまうのである。

…というわけで、最近、ガソリンスタンドでよく見掛けるようになったKeePerコーティングなるものにトライしてみた。

現在、施工から約2ヶ月以上経つが、かなり良い。雨の日にころころと水を弾く。数百キロ高速道路を走ったあと、どっさりと付いた虫たちも水洗いでするりと落ちる。

洗車機もOKなのでマメに水洗い(またはシャンプー洗車)すれば、手頃な値段で1年間は効果が保たれるというから、試してみる価値はある。

施工はキーパーコーティング技術の資格を取得したスタッフがいる全国の「キーパープロショップ」ならどこでも可。私がお願いしたのは「25Racing」。

昨年のスーパーGT300クラスで優勝した土屋武士氏率いる「つちやエンジニアリング」がその母体。コーティング技術の資格を持つ、今をときめく若きドライバー、松井孝允さんがじきじきに施工してくれた(感激)。

①洗車

まずはホイールの汚れを落とし、ボディの砂や埃を水で洗い流したあとシャンプー洗車。

②コーティング前処理

洗車では落としきれない水垢や油汚れを専用の洗剤を使って落とす。前処理が終わった後にボディに水をかけるとこの通り、丸裸の状態。

③ガラスコーティング

ボディが濡れた状態で「ダイヤモンドキーパーケミカル」を、スポンジを使ってボディ全体に塗り広げ、固く絞ったダイヤクロスで拭き上げていく。終わったらエアガンで水を飛ばし、残った水滴を拭き取る。ボディが乾かないよう水を吹きかけながら作業する。

④レジンコーティング

水弾きと耐久性をより強化する「レジン2」を乾いたスポンジにスプレーし、ボディに塗り広げる。乾いたレジンクロスで拭き、さらにもう一枚のクロスで拭き上げる。最後は総仕上げにタイヤワックスを塗る。
施工後半年経つ松井さんのクルマに水を掛けてみると……きれいに水を弾いている!

■キーパープロショップ「25Racing」
TEL:0466(49)5010
住所:神奈川県藤沢市葛原2507
E-Mail:info@t-samurai.com 
定休日:火曜

◎クリスタルキーパー
価格:¥20,800(サイズSS)〜¥30,800(LL、税別)   
施工時間:2時間程度(要予約)
*誌面で紹介した施工の他にもオプションあり。
*施工後は施工証明書が発行され、1年間の塗装保護効果等のサポートと、無料の6ヶ月点検が受けられます。
*詳しくはHPをご覧ください。

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text:若林葉子/Yoko Wakabayashi
1971年大阪生まれ。Car&Motorcycle誌編集長。
OL、フリーランスライター・エディターを経て、2005年よりahead編集部に在籍。2017年1月より現職。2009年からモンゴルラリーに参戦、ナビとして4度、ドライバーとして2度出場し全て完走。2015年のダカールラリーではHINO TEAM SUGAWARA1号車のナビゲーターも務めた。
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