3代目MINIクーパーの後部座席(リアシート)を徹底解説!おしゃれでかわいいだけじゃない機能性に注目

MINI 3代目MINI

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MINIは、ドイツの自動車メーカーBMWが2001年に設立した自動車ブランドです。

本家BMWとは一線を画するモデルラインアップが魅力となっており、価格帯も比較的手に入れやすいことから人気があります。

今回は、そんなMINIを代表する1台、3ドアタイプの3代目MINIクーパー(3BA-XR15MW/XY15MW/XR20MW型)のリアシートについて、詳しく紹介していきましょう。

※2021年7月現在

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
MINI 3代目MINIクーパーとはどんなクルマなの?
MINI 3代目クーパーのリアシートの形状をチェック!
MINI 3代目クーパーのリアシートの機能をチェック!

MINI 3代目MINIクーパーとはどんなクルマなの?

リアシートについて紹介する前に、まずはMINIクーパーがどんなクルマなのかということについて紹介していきましょう。

先述したように、MINIはBMWが2001年に新たに設立した自動車ブランドです。本家BMWとは異なるモデルラインアップを提供するためのブランドであり、厳密に言えばBMW社のクルマということになります。

MINIクーパーの現行モデルは2013年から販売されている3代目であり、ボディタイプの種類はハッチバック、ステーションワゴン、コンバーチブルの3タイプに集約されました。今回紹介していくMINIクーパーは、「MINI 3ドア/5ドア」などのモデルラインアップの中に細分化されたモデルという位置づけ。

MINIというブランド名にある通り、車体が比較的コンパクトで可愛らしいというのが大きな特徴です。

そのコンパクトさに魅力を感じるユーザーが多いためか、5ドアよりも3ドアのほうがMINIでは主流となっています。独特なデザインとモデルラインアップ、BMWの一ブランドという位置づけという安心感が人気の理由でしょう。

MINI 3代目クーパーのリアシートの形状をチェック!

MINIクーパーのリアシートの形状は、よくあるベンチシートです。

3ドアの場合はリアシート用のドアが無いため、乗り降りをするときにはフロントシート(前席)の背もたれを倒して前方にスライドさせなければなりません。リアシートに人を乗せる際には、前席よりも先に乗せ、前席よりも後に降ろす必要があります。

3ドアのリアシートはあくまでも日常的に使うものではなく、どうしても必要に迫られた際に座るという程度のものだと考えておくほうが良いでしょう。単身世帯の方なら、3ドアでも特に不便を感じることはありません。

5ドアと3ドアのボディーの違いは主に長さです。3ドアは5ドアと比較して幅が6cmほど狭くはなっていますが、極端な狭さを感じることはないでしょう。

また、3ドアと5ドアとでヘッドレストの形状も異なります。

5ドアは背面にまで伸びるタイプのヘッドレストですが、3ドアの場合はシートの上部に付いていて伸び縮みするタイプになっており、ヘッドレストが背面にまで伸びることはありません。

MINI 3代目クーパーのリアシートの機能をチェック!

MINIクーパーの主要装備表を見るに、リアシート周りの機能はほとんど無いといっても過言ではありません。

通常はインテリアの項目に収納機能やシート機構について記載してあるにもかかわらず、MINIクーパーにはその記載が全くないのです。

カタログ写真を見ると、ドリンクホルダーが両サイドとセンターにひとつずつ、計3つあることがわかります。両サイドのものをドリンクホルダーとして使い、センターは小物入れ程度に使うこともできるでしょう。

さらに、3ドア/5ドアに関わらず、クーパーは6:4分割可倒式リアシートを採用しており、リアシートを全て荷室(ラゲッジルーム)の延長線上として使った場合、荷室の容量は731L です。

3ドアを購入する場合、リアシートは荷室の延長として割り切って使うのも良いかもしれません。
MINIクーパーのリアシートは居住空間としては使いにくいかもしれませんが、前項のように荷室の一部と割り切って使用すれば、不満点も少なくなるのではないでしょうか。

今回紹介するのは3ドアタイプのMINIクーパーですが、より快適な乗り心地を求めるのであれば、5ドアタイプを選ぶと良いかもしれません。

※2021年7月現在

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