BMWは、Mスポーツ MINIは、ジョン・クーパー・ワークス
更新日:2024.09.09
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「ジョン・クーパー・ワークス」というクルマをご存知だろうか。ミニにはミニ・ワンをはじめ、ミニ・クーパー、ミニ・クーパーSと、3つのグレードがラインアップされている。しかし、「ジョン・クーパー・ワークス」は、それらの3グレードとは別のミニとして位置付けられている。
text:桜間潤 [aheadアーカイブス vol.123 2013年2月号]
text:桜間潤 [aheadアーカイブス vol.123 2013年2月号]
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BMWは、Mスポーツ MINIは、ジョン・クーパー・ワークス
BMWには一般的なBMW各モデルとは異なるスポーツ性能に特化したMスポーツというブランドがある。それと同様の立場が「ジョン・クーパー・ワークス」だ。ジョン・クーパー・ワークスは、「ミニ・クーパー」を世に送り出した故ジョン・クーパー氏の遺志を継承するクルマだ。
かつて1950年代末、クラシック・ミニの設計者であるサー・アレック・イシゴニスと交友関係があったジョン・クーパーは、大衆車として造られた初代のミニがモータースポーツでも活躍できる逸材であることに気づき、スポーツモデルの「ミニ・クーパー」を造り出した。思惑通り「ミニ・クーパー」は、レースやラリーの世界で活躍し、華々しい戦歴を残した。
かつて1950年代末、クラシック・ミニの設計者であるサー・アレック・イシゴニスと交友関係があったジョン・クーパーは、大衆車として造られた初代のミニがモータースポーツでも活躍できる逸材であることに気づき、スポーツモデルの「ミニ・クーパー」を造り出した。思惑通り「ミニ・クーパー」は、レースやラリーの世界で活躍し、華々しい戦歴を残した。
このジョン・クーパー・ワークスもサーキットで本領を発揮できるように、出力の向上が図られ、サスペンションをはじめ車体各部に専用のチューニングが施されている。
それを1月中旬に行われたサーキット試乗会で十分に体感することができた。サーキットユースを前提に造られたクルマは、ともするとシビアな操作を要求し、乗り難さを誘発するものだが、このジョン・クーパー・ワークスには、ネガティブさがない。
当日はコースのあちこちが濡れた路面状況だったが、そのような悪条件でも恐怖感を抱くことなく、時間を忘れてサーキットの周回を重ねることができたのだ。
それを1月中旬に行われたサーキット試乗会で十分に体感することができた。サーキットユースを前提に造られたクルマは、ともするとシビアな操作を要求し、乗り難さを誘発するものだが、このジョン・クーパー・ワークスには、ネガティブさがない。
当日はコースのあちこちが濡れた路面状況だったが、そのような悪条件でも恐怖感を抱くことなく、時間を忘れてサーキットの周回を重ねることができたのだ。
またジョン・クーパー・ワークス各車は、他のミニと同様の乗車定員を確保している。サーキットを走れるからといって、特別に硬い足回りを持つでもなく、路面の凹凸をしなやかにいなしながら走ることができる。シートにしても、他のミニと変わらない快適性を持っている。もちろん、ラゲッジスペースが狭められてることもない。
そして注目すべきは、ジョン・クーパー・ワークスは、MTだけでなく、ATも用意されている点だ。この考え方はBMWのMスポーツにも似ている。 日常生活に溶け込むクルマながら、ドライビングを思いっきり堪能したいと願えばサーキットという場所でも応えてくれる。しかも、気難しい操作なしに。ミニ・ジョン・クーパー・ワークスは、クルマ生活の枠を広げてくれる存在だ。
そして注目すべきは、ジョン・クーパー・ワークスは、MTだけでなく、ATも用意されている点だ。この考え方はBMWのMスポーツにも似ている。 日常生活に溶け込むクルマながら、ドライビングを思いっきり堪能したいと願えばサーキットという場所でも応えてくれる。しかも、気難しい操作なしに。ミニ・ジョン・クーパー・ワークスは、クルマ生活の枠を広げてくれる存在だ。
●車両本体価格:¥3,900,000〜
総排気量:1,598cc
最高出力:155kW(211ps)/6,000rpm
最大トルク:260Nm/1,750-5,500rpm
■MINIカスタマー・インタラクション・センター
TEL:0120(3298)14
www.mini.jp
総排気量:1,598cc
最高出力:155kW(211ps)/6,000rpm
最大トルク:260Nm/1,750-5,500rpm
■MINIカスタマー・インタラクション・センター
TEL:0120(3298)14
www.mini.jp