ちょうどいい広さで普段使いに困らない?日産 2代目ノート(HR12DE/HR12DDR型)の荷室の使い勝手を徹底チェック!

日産 2代目ノート

日産 ノートは、2005年から販売されているハッチバックタイプの乗用車です。

2012年のフルモデルチェンジにより誕生した日産 2代目ノート(HR12DE/HR12DDR型)から、独自のパワートレインである「e-POWER」モデルがラインアップされたことでも話題になりました。

環境性能が良いと評判のノートですが、荷室(ラゲッジルーム)の使い勝手は良いのでしょうか。

そこで今回は、ノートの荷室の使い勝手を、詳しい仕様と併せて紹介していきます。

Chapter
日産 2代目ノートはどんなクルマなの?
日産 2代目ノートの荷室の広さをチェック!
日産 2代目ノートの荷室の使い勝手をさらに向上させる機能・オプションとは?

日産 2代目ノートはどんなクルマなの?

2012年のフルモデルチェンジにより誕生した2代目ノートは、電気を主な動力源とした「e-POWER」を搭載した日産のフラッグシップモデルです。

SUV全盛期であり、ノートのようなハッチバックやミニバンが押されつつある中で、未だ根強い人気を誇っています。

発売当初のラインアップにはハイブリッドモデルはなかったものの、2016年のマイナーチェンジにて「e-POWER」モデルが登場しました。

グレードラインアップが総勢26種類あり、各グレードごとに少しずつ大きさは異なりますが、どれも一般的なハッチバックと比べても大差はありません。

街乗りからスポーツまで幅広くラインアップされたグレードの数々は、欧米市場でも人気を博しました。

コンパクトサイズのため、置き場所に困るといったデメリットもなく、5人乗りでリアシート(後席)周辺にも余裕があるため、快適なドライブを楽しむことができます。

特に「e-POWER」搭載のノートは静粛性や環境性能に非常に優れており、2016年には日本で販売されているクルマの中で1番の売上台数を記録しました。

日産のクルマが1位を取るのは実に30年ぶりの快挙であり、いかに注目されたクルマであったかを物語っています。

日産 2代目ノートの荷室の広さをチェック!

ノートの荷室はほかのハッチバックと比較して特別広いわけではありません。

多くのハッチバックの荷室容量が300L 前後なのに対し、ノートの荷室の容量は約330L と、ハッチバックとしては標準的な部類に入ることがわかります。

そうはいっても、荷室の使い勝手が悪いわけではありません。

例えば550mm×400mm×250mmのスーツケースであれば、縦向きに4つ載せることができるほか、バギータイプのベビーカーも折りたたんで横向きにすれば載せることができるのです。

アウトドアや長期の旅行など、荷物が多くなる時には不便さを感じるかもしれませんが、日常で使う程度なら困ることはあまりないでしょう。

ノートの荷室のフロア(床面)は、バンパーの張り出し部分からわずかに下がっています。

段差は大きくないものの、荷物の積み下ろしの際には少し持ち上げる必要があるので注意しましょう。

逆にバンパー張り出し部分があることで、走行中に荷物が大きくずれるなどのリスクをある程度回避できますが、荷物をきちんと段差の内側に納めていることが条件なので、こちらも覚えておくと良いでしょう。

日産 2代目ノートの荷室の使い勝手をさらに向上させる機能・オプションとは?

ノートの荷室は一般的なハッチバックと同程度なので、使い勝手が抜群にいいかと言われると疑問が残るかもしれません。

しかし、シートアレンジやオプションを使えば、ほかのハッチバックには真似できない機能を有していることがわかるでしょう。

ノートのリアシートはオプションで6:4分割可倒式に変更可能で、片側のみ倒すことができます。

ゴルフバックなどの長さのある荷物を積み込む場合、運転席側のシートを倒すことで2つのゴルフバックを積み込むことができます。

この際、荷室には1/3ほどのスペースも残るため、シューズやアイテムを荷室にまとめて載せることもできるのです。

また、シートアレンジと併せて活用するオプションとして、アウトドアで汚れたものを載せる時に役立つラゲッジフルカバーもおすすめです。

リアシートの背面全体を覆うカバーで丸洗いもできるため、汚れたものや濡れたものを乗せるときに重宝すること間違いありません。

夜間に荷物の積み下ろしをする場合は、標準装備のラゲッジルームランプが活躍するでしょう。

荷室内に1つしか備わっていないものの、標準装備なのでどのモデルを選択しても必ず使用できるのが嬉しいポイントです。

ノートの荷室は、今人気のSUVに比べれば不便なものかもしれませんが、ハッチバックにはハッチバックのよさ、機能性があります。

そもそもの用途が異なるので一概に比較はできませんが、シートアレンジやオプションを駆使してさらに活躍の幅が広がるノートの荷室は、非常に使い勝手が良いと言えるでしょう。

※ 2021年6月現在

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道