トヨタ 30系アルファードのインテリア(内装)と荷室(ラゲッジルーム)を紹介【プロ徹底解説】
更新日:2024.09.09
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トヨタ アルファードの人気の秘密は、なにも存在感のあるスタイリングだけにとどまりません。
乗員に対して、つねに快適でストレスのない移動を提供するために、高級車にふさわしい最高の乗り心地とユーティリティ、そして居心地の良い空間作りが行われました。詳細をプロが解説します。
文・写真/萩原 文博
乗員に対して、つねに快適でストレスのない移動を提供するために、高級車にふさわしい最高の乗り心地とユーティリティ、そして居心地の良い空間作りが行われました。詳細をプロが解説します。
文・写真/萩原 文博
高級車にふわしいインテリアとは
現行型アルファードのインテリア(内装)は「おもてなし」を重視した室内空間とするため、 “斬新な構成”と“手の込んだ造り”を融合させた独自性の高いデザインを採用しています。
コックピットは、重厚なセンタークラスターとシームレスな空間の広がりを融合した“斬新な構成”と、インストルメントパネルからドアトリムへのつながりで、ゆとりを感じさせる広がりを演出。
いっぽうの“手の込んだ造り”は、削り出した金属のシャープな面質を表現した金属調加飾部と、金属調と表皮材という異なる素材を組み合わせた木目調加飾部が工芸品のような味わいの深さを演出しました。
この木目調加飾部のパネルには、杢柄のあいだに金属的な輝きを持たせた深みのある茶木目調、ホログラム層を下地に採用(世界初)した黒木目調、下地の高輝度な金属調反射層と3Dプリント技術による本物の立体の陰影を表現したエグゼクティブラウンジ専用のオリーブアッシュパール木目調が、それぞれグレードによって使い分けられています。
コックピットは、重厚なセンタークラスターとシームレスな空間の広がりを融合した“斬新な構成”と、インストルメントパネルからドアトリムへのつながりで、ゆとりを感じさせる広がりを演出。
いっぽうの“手の込んだ造り”は、削り出した金属のシャープな面質を表現した金属調加飾部と、金属調と表皮材という異なる素材を組み合わせた木目調加飾部が工芸品のような味わいの深さを演出しました。
この木目調加飾部のパネルには、杢柄のあいだに金属的な輝きを持たせた深みのある茶木目調、ホログラム層を下地に採用(世界初)した黒木目調、下地の高輝度な金属調反射層と3Dプリント技術による本物の立体の陰影を表現したエグゼクティブラウンジ専用のオリーブアッシュパール木目調が、それぞれグレードによって使い分けられています。
その質感の高いインテリアと調和したステアリングホイールには、本革巻き仕様、本革巻きと木目調仕様が用意されます。ステアリングパッドには厚みを持たせ、ここでも“手の込んだ造り”を演出しています。
ステアリングから手を離さずに、オーディオの操作をはじめ、マルチインフォメーションディスプレイの表示変更、LEDルーフカラーイルミネーションカラーの選択まで可能なステアリングスイッチを内蔵し、ドライバーの高揚感を高めます。
メーターはオプティトロンメーターで、ガソリン車、ハイブリッド車、エグゼクティブラウンジで異なる意匠を採用していますが、それぞれがクッキリと見やすい視認性を備えています。その中央には4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを採用し、さまざまな車両情報を表示します。
ステアリングから手を離さずに、オーディオの操作をはじめ、マルチインフォメーションディスプレイの表示変更、LEDルーフカラーイルミネーションカラーの選択まで可能なステアリングスイッチを内蔵し、ドライバーの高揚感を高めます。
メーターはオプティトロンメーターで、ガソリン車、ハイブリッド車、エグゼクティブラウンジで異なる意匠を採用していますが、それぞれがクッキリと見やすい視認性を備えています。その中央には4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを採用し、さまざまな車両情報を表示します。
最上級の移動空間を約束するシート
エントリーグレードのXとSを除いた全グレードのフロントシートには、快適温熱+ベンチレーションシートが装備されています。即温性に優れた温熱機構と暑い夏には涼しい風をシートから送風できるベンチレーション機能を装備するものです。
さらに上級グレードには電動調整式シートを用意するほか、助手席には電動パワーオットマンを装備し、快適な移動を楽しむことができます。
さらに上級グレードには電動調整式シートを用意するほか、助手席には電動パワーオットマンを装備し、快適な移動を楽しむことができます。
アルファードのメインと言えるセカンドシートは、パワーオットマンや格納式テーブルも装備したエグゼクティブラウンジシートを筆頭に、エグゼクティブパワーシート、リラックスキャプテンシートを7人乗りに。8人乗りには6:4分割チップアップシートを用意しています。
サードシートは5:5分割スペースアップタイプを採用で、左右それぞれを簡単にはね上げて格納できます。
サードシートは5:5分割スペースアップタイプを採用で、左右それぞれを簡単にはね上げて格納できます。
サイドのスライドガラスには、乗員を直接日光から守りを快適なひとときを提供する後席用サンシェードを採用。
頭上のLEDルーフカラーイルミネーションをはじめ、専用通信機DCMによるコネクティング機能など、『あったらいいな』という装備がすべて揃っている室内は、クルマとは思えないラグジュアリーな空間が特徴です。
頭上のLEDルーフカラーイルミネーションをはじめ、専用通信機DCMによるコネクティング機能など、『あったらいいな』という装備がすべて揃っている室内は、クルマとは思えないラグジュアリーな空間が特徴です。
居住性を損なわずにラゲッジスペースを確保する技術
ラゲッジスペース容量を確保するため、サードシートを薄型とし、スペースアップしたときの荷室幅も確保しました。荷室の高さも十分で、サードシートを使用した状態でも、ゴルフバック4個を縦に積載できます。
またラゲッジ床下には大容量(148L)の床下収納を利用すれば、観葉植物など高さのある荷物の収納も可能としています。
脱着折りたたみ式のデッキボードは、荷物の出し入れがしやすく、高いユーティリティを発揮するでしょう。
またラゲッジ床下には大容量(148L)の床下収納を利用すれば、観葉植物など高さのある荷物の収納も可能としています。
脱着折りたたみ式のデッキボードは、荷物の出し入れがしやすく、高いユーティリティを発揮するでしょう。