アバルト 595のインテリアを徹底解説!スポーティーな雰囲気は十分!
更新日:2024.09.09
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フィアットのスポーツブランドであるアバルト。そのアバルトがフィアットを代表するモデル500をベースにスポーツハッチに仕立てたのがアバルト595です。
今回はそのアバルト595のインテリアを細かくチェックしていきたいと思います。
文・写真/西川 昇吾
今回はそのアバルト595のインテリアを細かくチェックしていきたいと思います。
文・写真/西川 昇吾
アバルト595の内装について①|フィアット500との共通点を感じる内装
4人乗りとなっているアバルト595の車内。基本的なパッケージやレイアウトはベースとなる500と変わりありません。各所に専用のパーツが装備されている程度です。
インパネ周りを見てみるとボディーカラーと同色の装飾が施されていますが、これはベースとなる500でも同じです。
ちなみにインパネにあしらわれたエンブレムも500と同じで、ベースモデルが500であることを感じさせる部分でもあります。パッと見の印象ではこれといってアバルト595らしさを感じるポイントはあまりありません。
インパネ周りを見てみるとボディーカラーと同色の装飾が施されていますが、これはベースとなる500でも同じです。
ちなみにインパネにあしらわれたエンブレムも500と同じで、ベースモデルが500であることを感じさせる部分でもあります。パッと見の印象ではこれといってアバルト595らしさを感じるポイントはあまりありません。
アバルト595の内装について②|オリジナルデザインのTFTメーター
レザーであしらわれたメーターフードの中にあるメーターパネルを覗き込むと、そこにはアバルトらしいデザインが採用されたTFTメーターが顔を出します。
センターに大きく車速が表示されるレイアウトとなっていて、その下に走行距離や燃費、航続距離やタイヤ空気圧などの情報が表示できるようになっています。表示される情報はドライバーの好みに合わせてある程度変更が可能です。
なお、スポーツモードにすると表示デザインとレイアウトが変更され、スポーツ走行に向いている情報表示となります。また、Gメーターはスポーツモード時のみ表示が可能です。
センターに大きく車速が表示されるレイアウトとなっていて、その下に走行距離や燃費、航続距離やタイヤ空気圧などの情報が表示できるようになっています。表示される情報はドライバーの好みに合わせてある程度変更が可能です。
なお、スポーツモードにすると表示デザインとレイアウトが変更され、スポーツ走行に向いている情報表示となります。また、Gメーターはスポーツモード時のみ表示が可能です。
メーター周りでアバルト595独自のポイントと言えるのがブースト計です。このブースト計によってブースト圧をリアルタイムで確認することができます。
なお、スポーツモード時にはブースト計の中心にある「SPORT」の文字が白く表示されます。
なお、スポーツモード時にはブースト計の中心にある「SPORT」の文字が白く表示されます。
アバルト595の内装について③|アバルト595はセミバケットタイプのシートを採用
アバルト595には専用のセミバケットタイプのシートが装着されています。ヘッドレスト部分にはアバルトのロゴがあしらわれているほか、シートの一部にはキルティング加工が施されていて、ファブリック素材ながらスポーティーな雰囲気と高級感は抜群です。
実際に座ってワインディングを走ってみるとホールド性はそこそこといった具合。実際に高速道路での長距離移動もしましたが、疲労を感じることは少なかったです。ただ、ステアリングにテレスコピック機能が装備されていないので、ドライビングポジションを満足に取るのは少し難しいといった具合でした。
センターマーキングがされたステアリングはパンチングレザーがあしらわれていて、スポーティーな雰囲気と質感は十分。形状や太さも満足のいくものです。ただ、スポーツモデルであることを考えるともう少し小径の方がいいかもしれないという印象を受けました。この辺りは個人的な好みもあるので、一概には言えません。
また、ステアリングにはオーディオやハンズフリー通話に使用するスイッチ類が装着されています。
実際に座ってワインディングを走ってみるとホールド性はそこそこといった具合。実際に高速道路での長距離移動もしましたが、疲労を感じることは少なかったです。ただ、ステアリングにテレスコピック機能が装備されていないので、ドライビングポジションを満足に取るのは少し難しいといった具合でした。
センターマーキングがされたステアリングはパンチングレザーがあしらわれていて、スポーティーな雰囲気と質感は十分。形状や太さも満足のいくものです。ただ、スポーツモデルであることを考えるともう少し小径の方がいいかもしれないという印象を受けました。この辺りは個人的な好みもあるので、一概には言えません。
また、ステアリングにはオーディオやハンズフリー通話に使用するスイッチ類が装着されています。
足元を覗くと、専用のスポーツペダルが姿を見せます。スポーツペダルとしてはクセのないプレーンな形状をしていますが、鈍く光るこのペダルは、ドアを開けた瞬間に質感の高さを感じさせる第一印象を作るのに一役買っている印象を受けました。
アバルト595の内装について④|アバルト595は「Android Auto」と「Apple CarPlay」を装備
最新モデルと比べるとインフォメーションシステムやエンターテインメントシステムは優れているものではありません。しかし、アバルト595はスマートフォンと接続し、運転に適したアプリケーションを備え付けのモニターなどで操作できる「Android Auto」と「Apple CarPlay」に対応しています。
スマートフォンと接続すればカーナビとしての機能はもちろん、オーディオの操作を直感的に行うことや、ニュースを読み上げてもらうことも可能です。
数日間アバルト595を運転しましたが「Android Auto」と「Apple CarPlay」が装備されていれば基本的には十分という印象を受けました。
今後、エントリーモデルを中心にあまり高価格帯ではないモデルのインフォメーションシステムは「Android Auto」と「Apple CarPlay」を軸にしていくかもしれません。
スマートフォンと接続すればカーナビとしての機能はもちろん、オーディオの操作を直感的に行うことや、ニュースを読み上げてもらうことも可能です。
数日間アバルト595を運転しましたが「Android Auto」と「Apple CarPlay」が装備されていれば基本的には十分という印象を受けました。
今後、エントリーモデルを中心にあまり高価格帯ではないモデルのインフォメーションシステムは「Android Auto」と「Apple CarPlay」を軸にしていくかもしれません。
アバルト595の内装について⑤|アバルト595のリアシートとラゲッジスペース
リアシートはあまり広くありません。身長177㎝の筆者が座る場合長時間の移動は難しいと感じました。
リアシートに大人の男性を座らせることはあまり考えない方が賢明です。しかし、前席同様に左右に関しては圧迫感がないので、小柄な女性や子供ならば問題ないかもしれません。
リアシートに大人の男性を座らせることはあまり考えない方が賢明です。しかし、前席同様に左右に関しては圧迫感がないので、小柄な女性や子供ならば問題ないかもしれません。
トランクルームは開けてみると意外と深さがあり、実用性を感じます。長物などを積むことは難しいでしょうが、普段使いならばそこまで不満は出ないでしょう。シートアレンジは5:5の分割式となっています。
500をベースとしながらアバルト595独自の装備が与えられたインテリアは、スポーツモデルとしての雰囲気は抜群です。また、500ベースの利点として普段使いも難なくこなせるというところも挙げられるでしょう。
シートポジションなどに関しては個人の体格差もあるので、気になる人は実車をチェックしてみることをオススメします。