フィアット 500にオーソドックスなMTを装備した限定車が登場

ボディカラーにはイタリアらしい鮮やかなレッドを採用しています。

Chapter
限定車「500S マヌアーレ ロッサ」
エクステリア(外装)
インテリア(内装)
パワートレイン

限定車「500S マヌアーレ ロッサ」

フィアット 500

FCAジャパンは6月5日、コンパクトカーの「フィアット 500(チンクエチェント)」にMTを搭載した「500S マヌアーレ ロッサ」を設定し、80台限定で発売しました。価格は税込で246万円です。

フィアット チンクエチェントは、トラディッショナルのチンクエチェントのコンセプトを引き継ぎ、現代の技術で再現したモデル。ボディはかつてのチンクエチェントを踏襲しており、流行に左右されないアイコンとして定着しています。そのデザインは、数あるクルマの中でも引き立つファッション性を持ち合わせているのも特徴です。

エクステリア(外装)

フィアット 500

今回、設定された限定車「500S マヌアーレ ロッサ」は、そのデザインにもマッチするイタリアンらしい「パソドブレ レッド」をボディカラーに設定。足もとにはダークグレーの15インチアルミホイールを履き、スポーティな印象を高めています。

そのほかエクステリアには、MTモデル専用のフォグランプ付きフロントバンパー、サイドスカート、リアバンパーなどを装備。サテングレー仕上げのアクセントラインやドアハンドル、クローム仕上げのエキゾーストパイプフィニッシャーといったドレスアップパーツも、よりスタイリッシュで洗練された雰囲気を演出しています。

インテリア(内装)

フィアット 500
フィアット 500

インテリアはブラックを基調としており、シートやドアの内張にアクセントとしてレッドやホワイトを配色。レザースポーツステアリングを採用しているほか、Apple CarPlay(アップル カープレイ)やAndroid Auto(アンドロイド オート)に対応したインフォテイメントシステム(7インチタッチパネル式モニター)を装備し、ドライブの楽しさをさらに彩ります。

パワートレイン

フィアット 500

今回の限定車の大きなポイントは、やはりMTの採用です。パワートレインは、アイドリングストップ機能を備えた875cc直列2気筒インタークーラー付きターボの「ツイン エア」エンジンを採用しており、最高出力85ps/5,500rpm、最大トルク145Nm/1,900rpmを発生。これに3ペダル式の5速MTを組み合わせています。

総排気量875ccと排気量の少ないエンジンということもあり、JC08モード値26.6km/Lという低燃費を実現。しかしこのパワートレインの特徴はエコ性能ではなく、数値化できない楽しさにあります。

絶対的なパワーは上位車種には及びませんが、この2気筒エンジンから出る「ポロポロポロ」という鼓動感は、まるでクラシックカーに乗っているような気分。そこにMTが備わることでクルマを思い通りに操る面白さがプラスされ、“クルマ本来の運転の楽しさ”を存分に享受することができます。

昨今では珍しくなった3ペダルMT。最初は煩わしさを感じますが、しばらくするとそれが面白さに変わります。「500S マヌアーレ ロッサ」は、ATの進化の影で忘れていた運転そのものの楽しみを思い出させてくれるモデルです。