BMW 4シリーズ・クーペの維持費をプロが徹底解説!M440i xDriveクーペの車両本体価格は1,038万円
更新日:2024.09.09
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2020年10月に日本で発売されたBMW 新型4シリーズ・クーペ(G22型)。
今回試乗したM440i xDriveクーペの車両本体価格は1,038万円です。
このモデルを実際に乗るための諸費用や燃料代、保険料などは一体どれくらいかかるか調べてみました。
文・写真/萩原 文博
今回試乗したM440i xDriveクーペの車両本体価格は1,038万円です。
このモデルを実際に乗るための諸費用や燃料代、保険料などは一体どれくらいかかるか調べてみました。
文・写真/萩原 文博
- Chapter
- M440i xDriveクーペの重量税は、4万9,200円
- M440i xDriveクーペの自動車税は、1年分で5万1,000円
- M440i xDriveクーペの環境性能割は、16万6,080円
- M440i xDriveクーペの自賠責保険料は、2021年4月からの新保険料で2万7,770円
- M440i xDriveクーペの任意保険料は、エコノミー型で11万6,490円
- M440i xDriveクーペの燃料代は、1ヶ月あたり約8,600円とお高め
- M440i xDriveクーペの車検費用は15万円前後の用意が必要
- M440i xDriveクーペのオイル交換費用は1回あたり約2万円が必要
M440i xDriveクーペの重量税は、4万9,200円
M440i xDriveクーペの重量税は車両重量が1,740kgのため、4万9,200円となります。
M440i xDriveクーペの自動車税は、1年分で5万1,000円
M440i xDriveクーペに搭載されているエンジンの排気量は2,997ccなので、自動車税は1年分で5万1,000円となります。
M440i xDriveクーペの環境性能割は、16万6,080円
自動車取得税に代わって追加された環境性能割は、16万6,080円となっています。
M440i xDriveクーペの自賠責保険料は、2021年4月からの新保険料で2万7,770円
自動車を購入する際、自賠責保険は必ず37カ月加入するよう義務づけられています。
2021年4月に保険料が改定され、全体で6.7%の値下げとなりました。
よって、37ヶ月分で2万7,770円となります。
2021年4月に保険料が改定され、全体で6.7%の値下げとなりました。
よって、37ヶ月分で2万7,770円となります。
M440i xDriveクーペの任意保険料は、エコノミー型で11万6,490円
M440i xDriveクーペの任意保険料の見積もりをとってみました。
・運転者の年齢:50歳
・年齢制限:30歳以上
・運転免許証の色:ゴールド以外
・使用目的:家庭用
・年間走行距離:9,000km以下
・保険証券:発行しない
上記の条件で見積もりをしたところ、最低限の補償内容のプランで年間5万1,410円となりました。
これに補償範囲の広い一般型の車両保険を付けると、18万7,200円と約13万円高くなります。
補償範囲を絞ったエコノミー型にすると11万6,490円となり、一般型と比べると約7万円安くなります。
・運転者の年齢:50歳
・年齢制限:30歳以上
・運転免許証の色:ゴールド以外
・使用目的:家庭用
・年間走行距離:9,000km以下
・保険証券:発行しない
上記の条件で見積もりをしたところ、最低限の補償内容のプランで年間5万1,410円となりました。
これに補償範囲の広い一般型の車両保険を付けると、18万7,200円と約13万円高くなります。
補償範囲を絞ったエコノミー型にすると11万6,490円となり、一般型と比べると約7万円安くなります。
M440i xDriveクーペの燃料代は、1ヶ月あたり約8,600円とお高め
M440i xDriveクーペの使用する燃料はハイオクガソリンです。
最近燃料代は高止まりが続いていて、ハイオクガソリンの全国平均価格は1Lあたり155円となっています。
M440i xDriveクーペの燃費性能は、WLTCモードで11.2km/Lです。実走行に近い燃費モードなので、8割目安とすると実燃費は約9km/L。
月500km走行すると仮定すると、1年間で6,000km。
年間約666Lのハイオクガソリンが必要となり、年間10万3,230円が燃料代となります。
この走行距離だと、1カ月あたり約8,600円になる計算です。
最近燃料代は高止まりが続いていて、ハイオクガソリンの全国平均価格は1Lあたり155円となっています。
M440i xDriveクーペの燃費性能は、WLTCモードで11.2km/Lです。実走行に近い燃費モードなので、8割目安とすると実燃費は約9km/L。
月500km走行すると仮定すると、1年間で6,000km。
年間約666Lのハイオクガソリンが必要となり、年間10万3,230円が燃料代となります。
この走行距離だと、1カ月あたり約8,600円になる計算です。
M440i xDriveクーペの車検費用は15万円前後の用意が必要
M440i xDriveクーペのディーラーでの車検費用を調べたところ、基本料金(車検基本点検料/24カ月点検、保安確認検査料、検査手続き料)が5万9,180円。
法定費用(自賠責保険料、重量税、手数料・印紙代)が5万4,610円で合計11万3,780円でした。
消耗品の交換があったとして、15万円前後を用意しておけば問題ないでしょう。
法定費用(自賠責保険料、重量税、手数料・印紙代)が5万4,610円で合計11万3,780円でした。
消耗品の交換があったとして、15万円前後を用意しておけば問題ないでしょう。
M440i xDriveクーペのオイル交換費用は1回あたり約2万円が必要
快適に乗るためには、日々のメンテナンスが欠かせません。メンテナンス費用で最もポピュラーなのがオイル交換です。
3Lガソリンエンジンを搭載しているM440i xDriveクーペは、1度のオイル交換で約6.5Lのオイルが必要となり、交換費用は工賃込みで約2万2,000円かかります。
推奨されているオイル交換のタイミングは、大体2万5,000kmが目安なので、一般的な使い方であれば車検前の交換で問題ないことになります。
3Lガソリンエンジンを搭載しているM440i xDriveクーペは、1度のオイル交換で約6.5Lのオイルが必要となり、交換費用は工賃込みで約2万2,000円かかります。
推奨されているオイル交換のタイミングは、大体2万5,000kmが目安なので、一般的な使い方であれば車検前の交換で問題ないことになります。
3Lという大排気量エンジンを搭載しているため、自動車税と環境性能割が比較的高額となるのが辛いところです。
ガソリン代も決して安くはありませんが、大排気量のハイパフォーマンスエンジンにしては燃費性能は悪くないと言えるでしょう。
BMWの全ての新車モデルは、「BMW サービス・インクルーシブ」というメンテナンス・プランが標準付帯されます。
購入から3年間の点検整備や消耗部品交換が無償で受けられるというサービスで、3年が経過した後も任意で2年延長することができます。
個別にメインテナンスを受けるよりもリーズナブルなため、このプランをうまく活用することで維持費を軽減できるでしょう。
ガソリン代も決して安くはありませんが、大排気量のハイパフォーマンスエンジンにしては燃費性能は悪くないと言えるでしょう。
BMWの全ての新車モデルは、「BMW サービス・インクルーシブ」というメンテナンス・プランが標準付帯されます。
購入から3年間の点検整備や消耗部品交換が無償で受けられるというサービスで、3年が経過した後も任意で2年延長することができます。
個別にメインテナンスを受けるよりもリーズナブルなため、このプランをうまく活用することで維持費を軽減できるでしょう。