グレードはセダンだけで9種類も!!メルセデス・ベンツ Eクラスのグレードの違いをプロが解説

W213 メルセデス・ベンツ Eクラス 後期

現行型Eクラスは、ガソリンやディーゼルに加えて、セダンではガソリンハイブリッドやディーゼルハイブリッドも設定されており、多彩なパワートレインがラインナップされています。

ここでは最もバリエーション豊かなセダンにスポットをあてて、各グレードの特色を見てみましょう。

文・写真/萩原 文博

トップパフォーマンスモデルである「AMG E63 S 4MATIC+」は1,867万円から

ボディサイズ:全長4,980mm×全幅1,905mm×全高1,460mm
ホイールベース:2,940mm
エンジン種類:3,982cc V型8気筒DOHCガソリンツインターボ
最高出力:612ps/5,750〜6,500rpm
最大トルク:850Nm/2,500~4,500rpm
0-100km/h加速:3.4秒

現行型Eクラスのトップに君臨するモデルです。

4LV型8気筒ツインターボエンジンに、AMGスピードシフトMCT、4MATIC+を組み合わせ、AMGダイナミックエンジンマウントや電子制御AMGリミテッド・スリップ・デフを搭載。

セダンで3.4秒の0-100km/h加速をマークするなど、スーパースポーツカーに劣らない高水準の実力を備えています。

フロントスポイラーやサイドスカート、リヤスポイラーといったエクステリアパーツは専用で、AMGパフォーマンスエグゾーストシステムやAMG強化ブレーキシステムなどを標準装備しています。

AMGカーボンセラミックブレーキがオプションで選べるのもこのグレードの特徴です。

車両本体価格セダンが1,867万円、ステーションワゴンが1,912万円です。

セダンを中心に各グレードの違いを見てきましたが、好みやライフスタイルに合わせやすいように多彩なバリエーションを展開しており、Eクラスがメルセデス・ベンツの主力車種であることを物語っています。

ステーションワゴンの場合は「E350 eスポーツ」と「E350 deスポーツ」が設定されていない代わりに、派生クロスオーバーモデルとして2L直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載する「E220 d オールテレイン(938万円)」が用意されています。

E220 dオールテレインは140mm確保された最低地上高に加えて、専用デザインの前後アンダーガードなどを採用するなど、SUVの走破性やデザインテイストをプラスした個性的なモデルとなっています。

また、Eクラスのクーペおよびカブリオレには、それぞれ下記の4グレードをラインナップしています。

E200スポーツ(クーペ832万円/カブリオレ871万円)
E300スポーツ(クーペ919万円/カブリオレ956万円)
E450 4MATICスポーツ(クーペ1,167万円/カブリオレ1,226万円)
AMG E53 4MATIC+(クーペ1,305万円/カブリオレ1,364万円)

どんな要望にも応えうるよう、様々なバリエーションでEクラスが用意されています。

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

萩原 文博