スバル 3代目ステラ(5BA-LA150F/5BA-LA160F型)の現行モデルとモデルチェンジ前の違い!サイズ感はそのままに安全性能や燃費性能が向上!?

スバル 3代目ステラ(5BA-LA150F/5BA-LA160F型)は、「Lスマートアシスト」、「Gスマートアシスト」、「Rスマートアシスト」と全部で3つのグレードを持つ人気の軽ハイトワゴンです。
3代目ステラは全グレード共通で、室内の広々としたゆとりのあるサイズ感が特徴です。ダイハツ 6代目ムーブをベースとした軽快な取り回しと、使い勝手の良い収納機能を持つ優れた1台に仕上がっています。
本記事では現行モデルである3代目ステラとモデルチェンジ前の2代目ステラの違いについてご紹介します。
スバル ステラの歴代モデルをご紹介
スバル ステラの車名は、「ユーザーにとって光輝く存在になるクルマになって欲しい」という想いを込めて、イタリア語で「星」という意味のStellaから名付けられました。
小さなお子さんを中心に家族を乗せる機会の多いファミリー層向けに開発された経緯があります。「楽しい関係空間」をキャッチフレーズに広々とした使い勝手の良い室内空間を持つ軽ハイトワゴンとして、2006年6月にスバルから発売されました。
初代ステラは発売当初、「L」「LX」「カスタムR」「カスタムRS」という4モデルがラインアップされていました。発売から早い段階で、当初の販売目標台数5,000台を超える売り上げで、順調なセールスを記録していました。
スバルは2005年にトヨタとの資本提携を結び、2011年5月にはトヨタ傘下のダイハツ 5代目ムーブをベースにしたOEMモデルとして、2代目ステラが誕生しました。
2014年12月には、ベース車である6代目ムーブのフルモデルチェンジと合わせて、スバル 3代目ステラが誕生しました。
スバル 3代目ステラの先代モデルはどんなクルマだったのか?
2代目ステラを最後に、スバルでの自社生産は終了します。トヨタ・ダイハツとの業務提携の強化として、ダイハツ 5代目ムーブをベースにしたOEM供給に切り替わるのです。
ノーマルモデルの「L」と、よりスポーティなカスタムモデルとなる「カスタムR」の2つがラインアップされ、2011年5月に発売。
2代目ステラのボディサイズは全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,635mmで、室内サイズは室内長2,075mm、室内幅1,350mm、室内高1,280mmとなっています。サイズ感は3代目ステラと大きく変わりません。
エンジンはDOHC 3気筒 12バルブを採用し、最高出力38kW(52PS)/7,200rpm、最大トルク60Nm(6.1kgm)/4,000rpmとなっています。
ノーマルモデルの「L」は、マルチリフレクターヘッドランプを装備してドライバーの夜間走行時の負担を軽減して、見やすくシンプルな大型の1眼メーターを採用しています。
カスタムモデルとなる「カスタムR」は、LEDイルミネーションを内蔵したプロジェクター式HIDヘッドランプを装備。2眼ルミネセントメーターを採用してカスタム感を演出したモデルとなっています。
安全装備として、軽自動車初となる衝突回避支援システムであるスマートアシストの搭載も2代目ステラの特徴と言えます。3代目ステラと入れ替わる形で2014年11月に生産終了となりました。
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