ジープ レネゲードは全部で5グレード!!その違いをプロが徹底解説

ジープ レネゲート

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ジープ レネゲートは、搭載するパワートレインは2種類、トランスミッションは3種類とバリエーションが豊富です。

それでは、ジープブランドのコンパクトSUVのレネゲードのグレードによる違いを紹介しましょう。

文・写真/萩原 文博

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

萩原 文博
Chapter
エントリーモデルである「ロンチチュード」は本体価格300万円
売れ筋グレードである「リミテッド」は、「ロンチチュード」よりも装備が充実
「トレイルホーク」は悪路走破性を強化したモデル
2020年11月に導入されたプラグインハイブリッド「リミテッド 4xe」
レネゲードの最上級グレード「トレイルホーク4xe」

エントリーモデルである「ロンチチュード」は本体価格300万円

ボディサイズ:全長4,255mm×全幅1,805mm×全高1,695mm
エンジン種類:1,331cc 直列4気筒マルチエア16バルブターボ
最高出力:151ps/5,500rpm
最大トルク:270Nm/1,850rpm
ミッション:6速DCT

ジープ レネゲードのエントリーグレードがロンチチュードです。駆動方式は2WD(FF)のみで、車両本体価格は305万円となります。

装着されるタイヤは215/65R16のスリーシズンタイヤを装着し、16インチのアルミホイールが標準装備となります。

ロンチチュードだけがボディ同色ドアミラーを採用し、ヘッドライトもハロゲンヘッドライトを装着します。

インテリアでは、コクピット内のマルチビューディスプレイが3.5インチモノクロタイプを装備し、オーディオも7インチタッチパネル式となります。

さらにハンドルはテクノレザーを採用し、シート表皮はファブリック。クルーズコントロールが標準装備され、高速道路などでアクセルを踏まなくても一定の速度で走行可能です。

売れ筋グレードである「リミテッド」は、「ロンチチュード」よりも装備が充実

ボディサイズ:全長4,255mm×全幅1,805mm×全高1,695mm
エンジン種類:1,331cc 直列4気筒マルチエア16バルブターボ
最高出力:151ps/5,500rpm
最大トルク:270Nm/1,850rpm
ミッション:6速DCT

ジープ レネゲードの売れ筋グレードが車両本体価格368万円のリミテッドです。

装着されるタイヤは215/60R17、アルミホイールも17インチとサイズアップしています。

フロントグリルやドアミラーがダークグレーに塗装されるのをはじめ、ヘッドライトやフォグランプそしてテールランプもLEDとなります。

インテリアでは、コクピットに装着されるマルチビューディスプレイがフルカラー7インチとなり、オーディオシステムも8.4インチのタッチパネルモニターとディスプレイが大きくなるのが特徴です。

ハンドルがヒーター機能付きの革巻きとなるのをはじめ、シート表皮にも本革を採用。

同時にフロントシートは、8ウェイのパワーシートを標準装備しています。リアシートは40:20:40の分割可倒式を採用し、多彩なシートアレンジが可能となっています。

運転支援機能では、高速道路で追従走行が可能なアダプティブクルーズコントロールを標準装備しています。

「トレイルホーク」は悪路走破性を強化したモデル

ボディサイズ:全長4,255mm×全幅1,805mm×全高1,725mm
エンジン種類:1,331cc 直列4気筒マルチエア16バルブターボ
最高出力:179ps/5,750rpm
最大トルク:270Nm/1,850rpm
ミッション:9速AT

トレイルホークはジープ レネゲードの中でもオフロード性能を強化したグレードです。

エンジンの最高出力は179psへと向上し、組み合わされるトランスミッションは9速ATへ変更。そして駆動方式も4WDとなり、車両本体価格は393万円です。

悪路走破性を高めるため、最低地上高はFF車の170mmから210mmに高めており、全高も1,725mmとなります。

ホイールサイズは17インチですが、ブラックアクセント付きとなり、タイヤはマッド&スノータイヤを装着しています。

外観ではボンネットにマットブラックのデカールを装着し、トレイルホーク専用のフロントフェイシアを採用しています。

インテリアではシート表皮はプレミアムファブリックを使用。

ボディ下部には、フロントサスペンション用をはじめトランスミッションなどにスキッドプレートを装着し、悪路走行時のダメージを抑えるようになっています。

2020年11月に導入されたプラグインハイブリッド「リミテッド 4xe」

ボディサイズ:全長4,255mm×全幅1,805mm×全高1,695mm
エンジン種類:1,331cc 直列4気筒マルチエア16バルブターボ
最高出力:151ps/5,500rpm
最大トルク:270Nm/1,850rpm
ミッション:6速AT

プラグインハイブリッドシステム搭載のエントリーグレードが、車両本体価格498万円のリミテッド4xeとなります。

標準となる装備はガソリン車のリミテッドに準じていますが、トランスミッションが6速AT、駆動方式は4WDを採用しています。

駆動方式が4WDとなることで、セレクテレインシステムやジープアクティブドライブロー、バッテリー用スキッドプレートを標準装備しているほか、ヒルディセントコントロ−ルも採用しています。

レネゲードの最上級グレード「トレイルホーク4xe」

ボディサイズ:全長4,255mm×全幅1,805mm×全高1,725mm
エンジン種類:1,331cc 直列4気筒マルチエア16バルブターボ
最高出力:179ps/5,750rpm
最大トルク:270Nm/1,850rpm
ミッション:6速AT

ジープ レネゲードの最上級グレードとなるのが、車両本体価格503万円の「トレイルホーク4xe」です。

ガソリン車のトレイルホーク同様に、オフロード性能を強化したモデルです。

タイヤはマッド&スノーの235/55R17に変更されています。

最上級グレードは「トレイルホーク」ですが、電動パワーシートやアダプティブクルーズコントロールといった快適装備・運転支援システムが最も充実しているのは2WD車の「リミテッド」となります。

「トレイルホーク」はアウトドア指向の強いグレードとして悪路走破性に割り振ったモデルであり、他のモデルとはキャラクターが大きく異なります。

レネゲードのタフギア感のあるスタイリングが好きという人から、本格的にアウトドアを楽しみたいという人まで、幅広い層を多彩なグレードで対応しています
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商品詳細