ジープ レネゲードの6年間の進化の歴史をプロが徹底解説!!
更新日:2024.09.09
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ジープブランド初のスモールSUVとして、ジープ レネゲードは2015年9月に日本市場に導入されました。
以降、数回の改良を受けながら進化を続けています。2020年にはプラグインハイブリッドのモデルも導入されました。
その歴史の全容を解説します。
文・写真/萩原 文博
以降、数回の改良を受けながら進化を続けています。2020年にはプラグインハイブリッドのモデルも導入されました。
その歴史の全容を解説します。
文・写真/萩原 文博
ジープ レネゲードは2015年に登場。パワフルな佇まいと市街地に適したコンパクトさを両立
レネゲードのコンセプトは「アーバンクラス。アドベンチャークラス」。
ジープ伝統のパワフルな佇まいと4WD性能を受け継ぎながら、市街地に適したボディサイズ・スタイリングを兼ね備え、多目的性・機動性・高級感を強化した新型モデルです。
都市型SUVという位置づけのジープ レネゲードですが、高水準のオフロード性能も兼ね備えています。
グレードはトレイルホーク、リミテッド、オープニング・エディション(後のロンチチュード)の3タイプが設定されています。
ジープ伝統のパワフルな佇まいと4WD性能を受け継ぎながら、市街地に適したボディサイズ・スタイリングを兼ね備え、多目的性・機動性・高級感を強化した新型モデルです。
都市型SUVという位置づけのジープ レネゲードですが、高水準のオフロード性能も兼ね備えています。
グレードはトレイルホーク、リミテッド、オープニング・エディション(後のロンチチュード)の3タイプが設定されています。
リミテッドとオープニング・エディションは最高出力140ps/5000rpm、最大トルク230Nm/1750rpmを発生する1.4L直列4気筒マルチエアターボ+6速デュアルクラッチミッション。
そしてトレイルホークには最高出力175ps、最大トルク230Nmを発生する2.4L直列4気筒タイガーシャークマルチエアエンジン+9速ATを採用。
駆動方式は1.3Lターボ車が2WD(FF)、2.4L車が4WDとなっています。
ジープ レネゲードは、ジープ初スモールSUV を前提に開発された「スモールワイド4×4アーキテクチャー」を採⽤しました。
引っ張り強度が高い「⾼張⼒スチール」をボディの約70%(当時のジープとして過去最⾼)に使⽤することで、薄板化による軽量化のみならず、超⾼張⼒スチール化と高剛性化により衝突安全性能を最大限に⾼めています。
超⾼張⼒スチールの採⽤により、ねじれ剛性を向上させ操縦安定性の向上にもつながっています。これにより、ジープならではのオフロード走破性のみならず、オンロードでの快適な乗り心地も可能としています。
引っ張り強度が高い「⾼張⼒スチール」をボディの約70%(当時のジープとして過去最⾼)に使⽤することで、薄板化による軽量化のみならず、超⾼張⼒スチール化と高剛性化により衝突安全性能を最大限に⾼めています。
超⾼張⼒スチールの採⽤により、ねじれ剛性を向上させ操縦安定性の向上にもつながっています。これにより、ジープならではのオフロード走破性のみならず、オンロードでの快適な乗り心地も可能としています。
2018年5月にジープレネゲートは一部改良を行い、利便性を向上
新たにApple Car PlayとAndroid Autoに対応した最新のUconnectシステムを搭載しました。(ロンチチュードは7インチラジオ、リミテッド、トレイルホークは8.4インチオーディオナビゲーションシステム)
さらに、ブラインドスポットモニター/リアクロスパスディテクションおよびParkviewリアバックアップカメラの採用モデルを全車に拡大したほか、USBポートの追加、センターコンソールのデザイン変更を実施。
さらに、ブラインドスポットモニター/リアクロスパスディテクションおよびParkviewリアバックアップカメラの採用モデルを全車に拡大したほか、USBポートの追加、センターコンソールのデザイン変更を実施。
2019年2月にジープレネゲートはマイナーチェンジを行い、エクステリアデザインを一新
フロントフェイシアのデザインが一新され、より精悍な佇まいとなっています。
また、フロントヘッドライトとリアコンビネーションランプは、新型ラングラーにインスピレーションを得たアイコニックな意匠に変更。モダンな表情に変わっています。
新設計のヘッドライトはデイタイムランニングライトをはじめ、ハイビーム、ロービーム、フォグランプのすべてがLEDに統一されています。
その結果、従来のキセノンヘッドライトに比べて明るさは20%向上し、夜間走行時の視認性が大幅に高められました。
また、フロントヘッドライトとリアコンビネーションランプは、新型ラングラーにインスピレーションを得たアイコニックな意匠に変更。モダンな表情に変わっています。
新設計のヘッドライトはデイタイムランニングライトをはじめ、ハイビーム、ロービーム、フォグランプのすべてがLEDに統一されています。
その結果、従来のキセノンヘッドライトに比べて明るさは20%向上し、夜間走行時の視認性が大幅に高められました。
搭載するエンジンは、従来の1.4L直列4気筒マルチエアターボエンジンに代わり、新世代1.3L直列4気筒マルチエア2ターボエンジンが採用されました。
この新エンジンは、セントラルダイレクトインジェクション、インタークーラー付ターボチャージャー、ならびにSTART&STOP機能を搭載し、優れたパフォーマンスと低燃費を両立しています。
スペックは、リミテッドの場合、従来モデルに比べて11ps増となる最高出力151psを発生。最大トルクは、40Nm増となる270Nmを発揮。
燃費性能は、実用燃費に近いWLTCモードで13.5km/Lとなっており、高出力・高トルクながら優れた燃費性能を実現しています。
この新エンジンは、セントラルダイレクトインジェクション、インタークーラー付ターボチャージャー、ならびにSTART&STOP機能を搭載し、優れたパフォーマンスと低燃費を両立しています。
スペックは、リミテッドの場合、従来モデルに比べて11ps増となる最高出力151psを発生。最大トルクは、40Nm増となる270Nmを発揮。
燃費性能は、実用燃費に近いWLTCモードで13.5km/Lとなっており、高出力・高トルクながら優れた燃費性能を実現しています。
2020年11月、日本に輸入されるジープでは初のプラグインハイブリッド車 レネゲード4xe(フォー・バイ・イー)が登場
レネゲード4xeに搭載されるプラグインハイブリッドシステムは、1.3Lガソリンエンジンと2つのモーター(定格出力60ps、最大トルク250Nm)、6速ATそしてリチウムイオンで構成されています。
ガソリンエンジンにより前輪を駆動し、リアは独立したモーターにより、状況に応じて後輪を駆動します。
ハイブリッドシステムは3つのモードを選択可能。
「HYBRID(ハイブリッド)」モードでは、走行状況に応じて自動的にエンジンとモーターを最も効率の良い状態で使い分けます。
「ELECTRIC(エレクトリック)」モードでは、モーターを最大限に活用し、最長48kmまでEV走行が可能となり、EV状態での最高速度は130km/hとなります。
「E-SAVE(イーセーブ)」モードは、バッテリーの消費を抑えるためにエンジンを活用して走行を行うモードです。
レネゲード 4xeはリミテッドとトレイルホークの2グレードを用意し、エンジンチューニングが異なっています。
プラグインハイブリッドの最高出力はリミテッド4xeが191ps、トレイルホークが239ps。
燃費性能は、WLTCモードでリミテッド4xeが17.3km/L、トレイルホークが16.0km/Lとなっています。
2015年に登場したレネゲードは、2018年に一部改良。2019年にマイナーチェンジを行い、2020年にプラグインハイブリッド車を追加しました。
運転支援機能などのアップデートはあまりされていませんが、コンパクトSUVでプラグインハイブリッド車を追加し、商品ラインアップを充実させたのは注目のポイントです。
運転支援機能などのアップデートはあまりされていませんが、コンパクトSUVでプラグインハイブリッド車を追加し、商品ラインアップを充実させたのは注目のポイントです。