【プロ解説】ソリオ/ソリオ バンディットのエンジンやミッション、パワートレーン等のスペックを徹底解説!!
更新日:2024.09.09
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現行型ソリオ/ソリオ バンディットに搭載されているエンジンやトランスミッションなどは、先代モデルからあまり大きく変わっていないように見えます。
ですが、実はエンジンもトランスミッションもより高効率なものに進化しているのです。
今回はその進化の全貌をご紹介します。
文・写真/萩原 文博
ですが、実はエンジンもトランスミッションもより高効率なものに進化しているのです。
今回はその進化の全貌をご紹介します。
文・写真/萩原 文博
ソリオのエンジンは91馬力を発生する1.2L直列4気筒エンジン
ソリオ/ソリオバンディットには、K12型デュアルジェットと呼ばれる1.2L直列4気筒エンジンが搭載されています。
最高出力91ps、最大トルク118Nmを発生し、力強い走りと低燃費を実現させています。
そしてオートテンショナー、ローラーロッカーシステムなどの低フリクション化による機械的な摩擦を抑えて、クールドEGRの採用による熱効率の高効率領域の拡大など様々な施策が施されています。
最高出力91ps、最大トルク118Nmを発生し、力強い走りと低燃費を実現させています。
そしてオートテンショナー、ローラーロッカーシステムなどの低フリクション化による機械的な摩擦を抑えて、クールドEGRの採用による熱効率の高効率領域の拡大など様々な施策が施されています。
マイルドハイブリッドシステムは、最高出力3.1ps、最大トルク50Nmを発生するISGと呼ばれるモーター機能付き発電機を組み合わせて、減速時のエネルギーを利用して発電を行います。
そして加速時には、その電力によってモーターを駆動させることで燃料消費を抑制します。
肝心の燃費性能は1.2Lエンジン車がWLTCモードで17.8~19.0km/L、マイルドハイブリッド車は18.4~19.6km/Lを実現しています。
そして加速時には、その電力によってモーターを駆動させることで燃料消費を抑制します。
肝心の燃費性能は1.2Lエンジン車がWLTCモードで17.8~19.0km/L、マイルドハイブリッド車は18.4~19.6km/Lを実現しています。
ソリオのトランスミッション、CVTは低速域での加速性能と高速域での燃費性能を両立
現行型ソリオのトランスミッションは、1.2Lガソリン車・1.2Lマイルドハイブリッド車ともにCVTが組み合わされています。
このCVTは低速域での加速性能と高速域での燃費性能を両立しているのが特徴です。
また、変速ショックの少ないスムーズな走りを実現しています。
このCVTは低速域での加速性能と高速域での燃費性能を両立しているのが特徴です。
また、変速ショックの少ないスムーズな走りを実現しています。
ソリオに搭載されている4WDシステムは、燃費性能に配慮し高燃費を達成
現行型ソリオは全グレードで2WD(FF)車と4WD車を用意しています。
4WDシステムは通常は2WD状態で走行し、後輪がスリップしたときなどに駆動力が伝わるスタンバイ4WDと呼ばれるシステムを採用しています。
この4WDシステムのメリットは4WD化による燃費の悪化が抑えられることです。
一方のデメリットは一般的な4WDに比べると悪路走破性が高くないということです。
降雪量の少ない地域での雪道の走行では効果がありますが、あまりにも降雪量の多い場所では2WD車と同様の走行性能と考えたほうが良いでしょう。
4WDシステムは通常は2WD状態で走行し、後輪がスリップしたときなどに駆動力が伝わるスタンバイ4WDと呼ばれるシステムを採用しています。
この4WDシステムのメリットは4WD化による燃費の悪化が抑えられることです。
一方のデメリットは一般的な4WDに比べると悪路走破性が高くないということです。
降雪量の少ない地域での雪道の走行では効果がありますが、あまりにも降雪量の多い場所では2WD車と同様の走行性能と考えたほうが良いでしょう。
ソリオに搭載されている1.2Lエンジンがより高効率化されると同時に、マイルドハイブリッドシステムの制御が変更されたことでよりスムーズな加速と優れた燃費性能を発揮しています。
実走行に近いWTLCモードで約20km/Lに近い燃費性能を発揮しており、財布に優しいクルマと言えるでしょう。
実走行に近いWTLCモードで約20km/Lに近い燃費性能を発揮しており、財布に優しいクルマと言えるでしょう。