スズキ 3代目MRワゴン(MF33S型)のラゲッジルームの広さはどれぐらい?

スズキ 3代目MRワゴン

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今回は、スズキ 3代目MRワゴン(MF33S型)のラゲッジルーム(荷室)の広さについて調べてみました。

3代目MRワゴンは、2011年から5年間、スズキから発売されていた軽自動車です。現在は中古車で手に入る3代目MRワゴンですが、そのラゲッジルームの広さは、普通の軽自動車よりも広く感じさせていることがわかりました。

では、3代目MRワゴンのラゲッジルームの広さはいかなるものなのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
スズキ 3代目MRワゴンとはどんなクルマ?
スズキ 3代目MRワゴンのラゲッジルームの広さとその使い勝手は?
スズキ 3代目MRワゴンのシートアレンジは?

スズキ 3代目MRワゴンとはどんなクルマ?

2011年に、それまでターゲットであった主婦層からコンセプトを大きく変え、フルモデルチェンジしたのがスズキ 3代目MRワゴンです。

初めてクルマを買う若者をターゲットに切り替え、インテリア(内装)、エクステリア(外装)ともに大幅な変更が加えられました。もちろん、走りや安全性能にも大幅な変更がされています。

3代目MRワゴンには、新開発のR06A型エンジンを搭載し、今まで以上の低燃費化を実現しました。また、副変速機構付CVTを採用したことで、旧モデルのMRワゴンよりも約30kg軽い約790kgの車体重量を実現したのです。さらに、ボディも軽量衝撃吸収ボディTECTを採用したことで、軽量化だけでなく、安全性能の向上も実現しました。

静音性能も旧モデルより向上しています。エンジンの静音性能が高いことも理由のひとつですが、エンジンマウントのペンデュラム化で、さらなる騒音低減に成功しました。また、吸音タイプの成形天井が採用されたため、力強いエンジンである反面、乗り心地に影響する静音性の向上も実現しているのです。

スズキ 3代目MRワゴンのラゲッジルームの広さとその使い勝手は?

では、スズキ 3代目MRワゴンのラゲッジルームの広さに迫っていきましょう。

通常の状態では、あまりラゲッジルームの広さを感じることはありません。3代目MRワゴンの大きさも、全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,625mmとそれほど大きなクルマともいえません。しかし、そのラゲッジルームにはさまざまな工夫が凝らされています。

まず、ラゲッジルーム下にはラゲッジアンダーボックスが装備されています。大きさはラゲッジルームとほぼ同じ大きさで、深さもそれなりにあるのが特徴です。このラゲッジアンダーボックスを活用すれば、日常の買い物であればすべてラゲッジルームに収納することができます。

わざわざリアシートの足元に袋を持っていく必要がなく、リアシート(後席)を広々と使うことができるのです。また、リアシートは16段スライド式のリアシートが採用されています。そのスライド位置に左右されずに使えるラゲッジアンダーボックスは、非常に魅力的です。

また、同じくリアシートのスライド位置に関わらず使えるラゲッジボードも採用されています。これは、左右スライド独立式が導入されているため、左右のリアシートの位置が違ってもほぼフラットでラゲッジルームを使うことができるようになっています。

見た目以上のラゲッジルームの広さを持っているのが、3代目MRワゴンの特徴でもあるのです。

スズキ 3代目MRワゴンのシートアレンジは?

一般的にはどんなクルマでもシートアレンジが用意されています。

スズキ 3代目MRワゴンは、リアシートを完全に倒してしまうことで、ラゲッジルームを広くすることができます。このとき注目したいのは、ラゲッジルームがほぼフラットであることです。

一般的なクルマでは、リアシートを倒しただけではなかなかフラットにはなりません。しかし、3代目MRワゴンはダブルフォールディングリアシート機構を採用したことにより、これを実現したのです。

また、助手席も倒し切ることが可能です。リアシートと助手席を倒し切ることで生まれる、室内長2,120mmの空間は、多少大きなものでも難なく載せることができるようになります。

もちろん、必要に応じてリアシートは左右どちらかだけを倒して使うこともできます。荷物の大きさや量によって使い分けられるシートアレンジで、普段使いからアウトドアまで幅広く活躍できるのです。

ラゲッジルームを確保するために、わざわざリアシートを詰める必要もなく、大きなものを載せるときも不便にならないように工夫が施されたのが3代目MRワゴンなのです。ラゲッジルームの広さも重要ですが、アレンジ次第でどんなシーンでも活躍できるそのポテンシャルの高さは、注目に値しますね。
スズキ 3代目MRワゴンのラゲッジルームの広さやシートアレンジについてご紹介しました。

クルマを買うときのポイントのひとつである、ラゲッジルームの広さと、それを拡張するシートアレンジ機能が非常に高いことがわかりました。軽自動車だからどれも変わらないと思わず、見た目も、走りも、そしてラゲッジルームの機能も追求したい人に、ぜひおすすめしたい1台なのです。

現在でも中古車として手に入れることができます。クルマの購入を検討している人は、候補に3代目MRワゴンを追加していてはいかがでしょうか。

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