ダイハツ 10代目 ハイゼットカーゴの荷室の広さはどれぐらい?

ダイハツ 10代目ハイゼットカーゴ

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今回は、ダイハツ 10代目ハイゼットカーゴ(3BD-S321V/5BD-S321V/3BD-S321W/3BD-S331V/5BD-S331V/3BD-S331W型)のラゲッジルーム(荷室)について、その広さや使い勝手を紹介します。

10代目ハイゼットカーゴは、「働く人をもっと笑顔に」をコンセプトに設計されており、使い勝手の良さはもちろんのこと、広々とした荷室を長年培われてきた個性的なデザインにより、実現しています。

そんな個性的なデザインと高い実力を兼ね備えた商用車である10代目ハイゼットカーゴの荷室の広さはどうなっているのでしょうか。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
10代目ハイゼットカーゴとはどんなクルマなのか?
10代目ハイゼットカーゴの荷室の広さはどのくらい?その使い勝手は?
10代目ハイゼットカーゴのシートアレンジによる荷室の拡大!

10代目ハイゼットカーゴとはどんなクルマなのか?

ラゲッジルームについてご紹介する前に、ダイハツ 10代目ハイゼットカーゴとは一体どのようなモデルなのかを簡単にご説明します。

ダイハツの主力商品である10代目ハイゼットカーゴは、軽自動車かつ商用車の特徴を持っています。中でも、ボディーサイズは、全長3,395mm×全高1,875mm×全幅1,475mmとなっています。

軽自動車かつ商用車の特徴をそれぞれ持つために、全長および全幅は軽自動車規格寸法のギリギリラインで設計し、ルーフは全高1,875mmとハイルーフの仕様にすることで、最大限の広いスペースを確保できるようになっています。そのため、室内は広々とした空間を兼ね備え、快適性や利便性の高い仕様となっています。

10代目ハイゼットカーゴの搭載エンジンは軽自動車かつ商用車の特徴を持つために、非常に重要な役割を担っています。10代目ハイゼットカーゴの搭載エンジンは、グレードによりKF型のツインカムDVVT3気筒12バルブエンジン、またはツインカムDVVT3気筒12バルブインタークーラーターボ付きエンジンになります。

ツインカムDVVT3気筒12バルブエンジンの最高出力は、39kW(53PS)/7,200rpmに対して、ツインカムDVVT3気筒12バルブインタークーラーターボ付きエンジンの最高出力は、47kW(64PS)/5,700rpmとなっています。両エンジン共に、荷物をたっぷり積んでも、坂道でもスムーズな加速を生むパワフルな仕様になっています。

10代目ハイゼットカーゴの荷室の広さはどのくらい?その使い勝手は?

10代目ハイゼットカーゴのラゲッジルームには、大きな荷物はもちろんのこと、長いものでも載せることができる広いスペースが確保されています。さらに、荷物の積み降ろしをしやすいように、バックドア開口高1,155mmで、バックドア開口幅1,335mmと大開口仕様になっています。

バックドアだけでなく、サイド側にあるスライドドアの開口においても、開口高1,190mm、開口幅770mmと大口の仕様になっています。これだけ開口が広いと、荷物の積み入れをするような仕事であれば、とても作業がしやすく、はかどることでしょう。

それだけでなく10代目ハイゼットカーゴのラゲッジルームは、使い勝手も非常に優れています。例えば、ラゲッジルーム内には専用のLEDランプが設けられています。この専用LEDは、明るい光でラゲッジルーム内を照らし、暗い場所での積み降ろしをサポートしてくれるため、非常に便利性が高いアイテムとなっています。

さらに使い勝手を高めるアイテムとして、ラゲッジルーム内にはユースフルナット/ホールが装備されています。ユースフルナット/ホールは、ディーラーオプションとして販売されているオーバーヘッドネットなどを装備するためのホールピースとなっています。

また、オーバーヘッドネットは小物類をすっきり収納できる便利アイテムで、取り付けることで新たな収納スペースが生まれるため、さらに使い勝手が良くなります。このように、10代目ハイゼットカーゴには、広々としたラゲッジスペースと使い勝手の良い装備が充実しています。

10代目ハイゼットカーゴのシートアレンジによる荷室の拡大!

今ではほとんどの車両でシートアレンジ機能を採用しています。ダイハツ 10代目ハイゼットカーゴの場合もそれと同様な仕様ですが、2列目シートを倒すことでたっぷり効率よく積むことができるラゲッジスペースを備えています。

例えば、2列目シートを倒すことで、長さ380mm×幅310mm×高さ280mmのみかん箱をなんと65個積めるほどにラゲッジスペースを確保できます。軽自動車でこれだけのラゲッジスペースを確保できるのは、とても利便性が高いといえるでしょう。

また、オプション機能として、助手席を平坦に倒すことができる仕様を装備できます。2列目シートと助手席を平坦に倒すことができれば、ラゲッジルーム長2,630mmとなり、6畳相当のカーペットを積むことができます。シートアレンジによって、大きくて長い荷物でもすんなり積むことができ、さらに利便性は高まります。
ダイハツ 10代目ハイゼットカーゴは、広々としたラゲッジルームと利便性の高い装備や機能を備えており、商用車として仕事使いには、とても実用的な車両となっています。

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