ダイハツ 10代目ハイゼットカーゴの収納機能は利便性が抜群！(3BD-S321V/5BD-S321V/3BD-S321W/3BD-S331V/5BD-S331V/3BD-S331W型)

ダイハツ 10代目ハイゼットカーゴは、よく使う小物を収納できる装備が運転席周りに配置されています。

500mlのペットボトルに対応したカップホルダーには、文房具や小物の収納も可能で助手席にもついています。また大型のグローブボックスが助手席にあるほか、運転席ロアポケット、マルチユーティリティフックと収納性が抜群です。

SA Ⅲ車とデラックスであれば、運転席と助手席にA4サイズのファイルや地図が収納できるドアポケットがついてきます。さらにオーバーヘッドシェルフやデッキサイドポケット、シートバックポケットも標準装備でついてくるのです。

ほかにもペンホルダーやチケットホルダー付きサンバイザーなど小物収納も充実しています。運転席周りを中心にした収納力の高さが、10代目ハイゼットカーゴの強みです。

ダイハツ 10代目ハイゼットカーゴのラゲッジルームは利便性がとにかく抜群です。

10代目ハイゼットカーゴのラインアップとしては、「クルーズ ターボ“SA Ⅲ”」「クルーズ“SA Ⅲ”」「デラックス“SA Ⅲ”」「デラックス」「スペシャルクリーン“SA Ⅲ”」「スペシャルクリーン」「スペシャル“SA Ⅲ”」「スペシャル」の8種類があります。また、ルーフの高さもハイルーフと標準ルーフの2種類から選ぶことができます。

全種類にラインアップされているハイルーフはラゲッジルーム高1,200～1,235mm、「スペシャルクリーン“SA Ⅲ”」「スペシャルクリーン」「スペシャル“SA Ⅲ”」「スペシャル」にラインアップされている標準ルーフでは1,115mmです。

ラゲッジルーム幅1,270～1,375mm、ラゲッジルーム長1,755～1,8755mmと非常に大きな荷台を擁しています。

たっぷり積めるラゲッジルームには、長さ380mm×幅310mm×高さ280mmのみかん箱で65箱、長さ680mm×幅420mm×高さ100mmのパンケースで66ケースも載せられます。長いものでも、高さ1,820mm×幅910mm×厚さ55mmの畳であれば8枚載せられる大容量を誇っているのです。

荷物の積み下ろしに便利なスライドドアも、開口幅770mmと広いのもラゲッジルームの利便性を上げています。また、「クルーズ ターボ“SA Ⅲ”」「クルーズ“SA Ⅲ”」以外の全車種では助手席前倒し機能がついています。この機能のおかげで6畳相当のカーペットも積むことができるのです。

ダイハツ 10代目ハイゼットカーゴのラゲッジルーム上部にはユースフルナットがついています。標準ルーフでは2つだけですが、ハイルーフの「クルーズターボ“SA Ⅲ”」「クルーズ“SA Ⅲ”」が4個、それ以外のハイルーフは8個もついているのです。ここにシステムバーセットを取り付けることが可能です。

また、ほかにもラゲッジルーム真ん中あたりにユースフルホールが4つ、フロア部分にもユースフルナットが4つあります。これらを活用してオーバーヘッドネットを装着して小物収納ができたり、ロープやベルトホルダーとしてユーティリティフックを取り付けたりすることもできます。

荷室フックもラゲッジルームの左右4か所に装着可能で、ロープやベルトで荷物を固定できるのです。ただし、システムバーセット、オーバーヘッドネット、ユーティリティフック、ラゲッジルームフックはディーラーオプションです。

「クルーズターボ“SA Ⅲ”」「クルーズ“SA Ⅲ”」には、ラゲッジルームを明るく照らすラゲッジルームLEDランプも搭載しています。暗い場所でラゲッジルームからの積み下ろしも、LEDランプがサポートをしてくれるのです。

ダイハツ 10代目ハイゼットカーゴの収納性能はラゲッジルームの性能だけではなく、運転席周りを中心にも整えられています。グレードやタイプによって収納性能は若干違いますが、利便性の高さは折り紙付きです。

1960年の登場から60年以上が経っても日本中を走り回っている、ハイゼットカーゴの進化はこれからも止まらないでしょう。商用車としての機能性を十分に備えた1台であることがわかりました。

※ 2021年3月現在