ダイハツ 10代目ハイゼットカーゴのメリットは？

軽商用車と言えば、ボディカラーはホワイトかシルバーというイメージが強いですが、ダイハツ 10代目ハイゼットカーゴではブライトシルバーメタリック、ホワイト、パールホワイトⅢ、ファインミントメタリック、ライトローズマイカメタリック、ミストブルーマイカメタリック、ブラックマイカメタリックの7色のボディカラーが設定されています。

ミントやローズ、ブルーという華やかなカラーリングは、これまでの軽商用車にはなかった色なので、軽商用車のイメージを大きく変えるでしょう。

パールホワイトⅢ、ファインミントメタリック、ライトローズマイカメタリック、ミストブルーマイカメタリック、ブラックマイカメタリックの5色は「クルーズターボ“SA Ⅲ”」「クルーズ“SA Ⅲ”」「デラックス“SA Ⅲ”」「デラックス」のみで選択可能となっています。

10代目ハイゼットカーゴにはこの4つのグレードに加え、「スペシャルクリーン“SA Ⅲ”」「スペシャルクリーン」「スペシャル“SA Ⅲ”」「スペシャル」というグレードもありますが、これらのグレードではブライトシルバーメタリック、ホワイトの2色しか設定されていないため注意が必要です。

パールホワイトⅢ、ファインミントメタリック、ライトローズマイカメタリック、ミストブルーマイカメタリック、ブラックマイカメタリックの5色は有料オプションとなっていますが、価格はパールホワイトⅢが3万3,000円、ファインミントメタリック、ライトローズマイカメタリック、ミストブルーマイカメタリック、ブラックマイカメタリックの4色は2万2,000円となっています。

ダイハツ 10代目ハイゼットカーゴのフロントシート(前席)には多彩な収納機能が備わっています。

運転席側にはロアポケット、ペンホルダー/カードホルダー、チケットホルダー付サンバイザーが備わっています。

ロアポケットはわずかな隙間しかありませんが、作業用手袋などを収納することができます。ペンホルダー/カードホルダーは、手に取りやすい運転席のドア内側にあります。チケットホルダー付サンバイザーは、高速道路や駐車場のチケットを差し込んでおけるため、仕事中に重宝します。

助手席には助手席トレイが備わっています。助手席トレイは文房具やメモ帳を収納できるほどワイドで間口が広い作りとなっています。

この他にも、天井にオーバーヘッドシェルフ、インパネ中央にインパネセンターポケットやマルチユーティリティフック、運転席と助手席の両方にドアポケットやカップホルダーが備わっています。

オーバーヘッドシェルフは、ボックスティッシュやファイルを収納できるほどスペースにゆとりがある上、底がメッシュ状のため、必要なものを迷わず取り出せます。

これだけの収納機能が備わっていれば、荷物の置き場所に困ることはないでしょう。

ダイハツ 10代目ハイゼットカーゴは、なんと言ってもその積載力が魅力です。ラゲッジルーム(荷室)の大きさは、ラゲッジルーム長1,860mm(2名乗車時)、ラゲッジルーム幅1,375mm(4名乗車時)、ラゲッジルーム高1,115mmとなっています。

この広いラゲッジルームには、長さ380mm×幅310mm×高さ280mmのみかん箱なら65個、長さ445mm×幅365mm×高さ315mmのビールケースであれば36ケース積み込み可能です。

助手席には前倒し機能が備わっており、前に倒すことで長尺物も問題なく積み込めます。助手席前倒し時のラゲッジルーム長は2,630mmで、6畳相当のカーペットが容易に積み込めます。

また、バックドア開口高1,155mm、バックドア開口幅1,335mmと、積み下ろしがしやすい大きな開口部も備えています。ラゲッジルーム床の地上高も635mmと低いため、重い荷物の積み下ろし時にも安心です。

今回はダイハツ 10代目ハイゼットカーゴの長所について紹介しました。

グレードによっては選択できませんが、ボディカラーにミントやローズ、ブルーといった華やかなカラーが設定されているのは驚きです。

これだけ豊富なボディカラーが設定されていれば、商用車としてだけでなく、普段使い用のクルマとしても人気があるのも頷けます。

※ 2021年3月現在