ホンダ 初代CR-Z(DAA-ZF2型)の収納機能は利便性が抜群!

ホンダ 初代CR-Z

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今回はホンダ 初代CR-Z(DAA-ZF2型)の収納機能についてご紹介します。

初代CR-Zには、低い全高と重心、短い全長とホールベースを特徴としたコンパクトボディーと両立した広くて十分なスペースが確保されています。

そんな広い空間を持っている初代CR-Zの収納機能はどうなっているのでしょうか。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
ホンダ 初代CR-Zのフロントシートの収納機能
ホンダ 初代CR-Zのリアシートの収納機能
ホンダ 初代CR-Zのラゲッジルームの収納機能

ホンダ 初代CR-Zのフロントシートの収納機能

ホンダ 初代CR-Zのインテリア(内装)には多くの収納機能が備わっています。

フロントシート(前席)には、エアコン連動温調機能付グローブボックスやドリンクホルダー、センターアッパーボックス&センターロアボックス、ドアポケット、コンソールボックス付きの大型アームレストが備わっています。

グローブボックスは助手席正面に備え付けてあります。車検証や小物を入れることができるだけでなく、エアコンと連動した温調機能が搭載しているため、飲み物の保温や保冷もできるという優れものです。

また、グローブボックスの中には、カードホルダーやペンホルダーの収納も専用に設けられており、中の整理整頓を助けてくれます。

それにより、グローブボックスを開けると、収納物の場所が一目で把握することができるので、素早く収納物を取り出すことができます。グローブボックスだけでも、かなり利便性の高い収納機能と能力を兼ね備えています。

ペットボトルを2本収納できるドリンクホルダーは、手の届きやすいフロントコンソールに備え付けられています。そのため、運転席と助手席からストレスなく、飲み物を出し入れすることができます。このような収納レイアウトにより、ドライバーは運転に集中することができ、クルマ本来の楽しさを感じることができます。

ペットボトルと小物を入れることができるドアポケットは、ドアの下部に設けられています。フロントコンソールだけでなく、ドアポケットにも、ペットボトルを入れることができるドリンクホルダーが付いているため、ドライバーの好みに合わせた飲み物の収納が可能になっています。

また、小物も入れることができるので、収納能力としては非常に高く、利便性に優れています。

センターアッパーボックス&センターロアボックスは、中央のインパネに備え付けられています。単純に収納スペースが設けてあるのではく、ふたを付けることで、外から何が収納してあるのか見えないように工夫がされています。こうした工夫は、見栄え良く、小物をすっきり収納するだけではなく、盗難防止にも役立つ仕様になっています。

コンソールボックス付きの大型アームレストは、運転席と助手席の間に備え付けられています。素早くシフト操作ができるように、前に長く伸びた形状となっていますが、中には大容量の収納スペースがあり、小物やスマートフォン、タブレットなど収納できるとても便利な仕様になっています。

ホンダ 初代CR-Zのリアシートの収納機能

ホンダ 初代CR-Zのリアシートには、小物を入れるような収納スペースは設けられていませんが、平坦にリアシートを倒すことができる可倒式を採用しています。そのため、リアシートを倒してしまえば、リアシートもラゲッジスペースとして使用することができ、さらに広い収納スペースを確保することができます。

リアシートは、フロントシートからでも手の届きやすい背もたれ上のノブで、ワンアクションで倒せて、手軽にラゲッジスペースを広げることが可能になっています。女性でも簡単にシートの上げ下ろしができるため、買い物やお出かけの都度に必要に応じて素早く収納スペースの量を調節することができるという高性能な収納機能となっています。

ホンダ 初代CR-Zのラゲッジルームの収納機能

ホンダ 初代CR-Zは、ハイブリッドだからこそモーター駆動用のバッテリーを小さくでき、ラゲッジルーム下へ搭載することで、リアシート使用時には容量214Lというキャリーケースが2個入る程度の十分に広いラゲッジルームを実現しています。

リアゲートの開口は幅広く、フラットなラゲッジルームとなっているため、荷物の積み下ろし時には使い勝手がとても良いです。また、リアシートを倒して使用すれば、容量382Lというゴルフバッグが2つも収納可能なとても広いスペースを確保することができるという高性能な仕様になっています。

さらに、ラゲッジルームの下には、アンダーボックスという応急パンク修理キットや付属工具、小物を収納できる便利なスペースが設けられています。アンダーカバーの下になるため、外からは見えず、見栄えよく収納できるため、とても利便性が高いです。

一方で、ディーラーオプションとして、ラゲッジルームには、トノカバーという用品を取り付けることが可能な仕様になっています。トノカバーとは、ラゲッジルームのプライバシーを確保する目的で取り付けられるスライドカバーになります。

トノカバーはプライバシーの保護だけでなく、車上荒らし等の盗難防止としても活用されているいわば、高性能な収納機能と言えるでしょう。
ホンダ 初代CR-Zの収納機能について紹介してきました。

決して広い室内を持つクルマではありませんが、フロントシート、リアシート、ラゲッジルームの収納性と利便性の高さにより、そこまで不便を感じることはないと言えるのではないでしょうか。

ライフスタイルに合わせた使い方をすることで、より魅力的な1台になってくれることでしょう。

※ 2021年3月現在

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