日産 3代目ティアナ(L33型)の4つのグレードを徹底比較!おすすめの価格のグレードはどれ!?

日産 3代目ティアナ

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日産 初代ティアナは2003年に登場した高級大型セダンで、世界各国で販売が開始されました。2008年にモデルチェンジした2代目ティアナは、初代よりも衝撃吸収性や静粛性を高め、より優れた乗り心地を実現しています。

型式も姉妹車であるアルティマと同じL33形に編入されている3代目ティアナは、現在では生産が中止されていますが、初代の「モダン・リビング」と、2代目の「おもてなし」というコンセプトに加え、操縦安定性や乗り心地にもこだわったクルマに仕上がっています。

そんな日産 3代目ティアナ(L33型)のグレードを比較し、価格と共にご紹介していきます。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
日産 3代目ティアナ XE【価格:261万1,400円】
日産 3代目ティアナ XL【価格:295万200円】
日産 3代目ティアナ XL ナビAVMパッケージ【価格:327万2,500円】
日産 ティアナ XV ナビAVMパッケージ【価格:357万8,300円】

日産 3代目ティアナ XE【価格:261万1,400円】

日産 3代目ティアナは「XE」が標準グレードになっており、3代目ティアナのグレードで最も価格を抑えたグレードになっています。

車体サイズは、全長4,880mm×全幅1,830mm×全高1,470mmで、ホイールスペースは2,775mmと迫力のあるボディを備えています。

エンジンはQR25DE型で、総排気量2.5Lの直列4気筒DOHCを搭載しており、最高出力は127(173PS)/6,000rpmで、最大トルクは234Nm(23.9kgf・m)/4,000rpmを発生させます。

駆動方式は2WD(2輪駆動)を採用しており、乗車定員は5名の4ドアセダンです。

トランスミッション(変速機)は、変速性能の高いエクストロニックCVT(無段変速機)を採用しており、燃費性能はJC08モードで14.4km/Lとなっています。

価格は日産 3代目ティアナの全グレードの中で、最も安価な261万1,400円となっています。

日産 3代目ティアナ XL【価格:295万200円】

「XL」は「XE」のインテリア(内装)をさらにグレードアップさせたモデルになっています。

運転席と助手席のフロントシート(前席)にはパワーシート(スライド、リクライニング)が採用されており、快適性が向上しています。特に運転席まわりでは、本革巻3本スポークステアリング&シフトノブで高級感が演出されています。

空調設備には、インテリジェントエアコンシステムを採用。肌保湿・除菌効果のあるプラズマクラスター搭載オートエアコンや、排出ガスなどの臭いを検知しシャットアウトする内外空気自動切り替え機構などが標準装備となっています。

また、花粉などのアレル物質を除去する高性能フィルターも搭載しており、空調にもこだわりを見せたグレードとなっています。


オーディオについても「XE」の4スピーカーに対し、「XL」は6スピーカー装備しているので、サラウンドサウンドにも違いが現れてきます。

価格は295万円と「XE」と比べて33万8,800円高く設定されています。

日産 3代目ティアナ XL ナビAVMパッケージ【価格:327万2,500円】

「XL ナビAVMパッケージ」は「XL」に、ナビAVMパッケージを標準装備としたグレードです。

ナビAVMパッケージとはメーカーオプションナビであるアラウンドビューモニター(移動物検知機能付モニター)やクルーズコントロール、LDW(車線逸脱警報)やBSW(後側方車両検知警報)のナビAVMパッケージを標準装備として搭載することで、安全性がさらに向上されています。


またオーディオやアドバンスドドライブアシストディスプレイ操作、ハンズフリーフォンやクルーズコントロールなど、ナビとステアリングスイッチと連動させることで、手元操作で完結できる機能になっています。

価格は327万円と「XL」と比べて32万2,300円高く設定されています。

日産 ティアナ XV ナビAVMパッケージ【価格:357万8,300円】

「XV ナビAVMパッケージ」はナビAVMパッケージが標準装備になっているところは「XL ナビAVMパッケージ」と変わりませんが、シート地に本革が使用されていたり、前席エアコンディショニングシートが採用されていたりと室内空間がさらに豪華な仕様になっています。

リバース連動下向ドアミラーやインテリジェントキー連動運転席オートドライビングポジションシートで機能性においても他のグレードを上回っています。

タイヤは215/55R17 94Vタイヤ、ホイールは17インチアルミホイール(17×7.5J)が標準装備になっているので、足回りにもこだわりが伺えます。

価格は357万8,300円と「XL ナビAVMパッケージ」と比べて30万5,800円高く設定されています。
日産 3代目ティアナは内装にこだわり、乗り心地を追求することで高い快適性を誇るセダンタイプのクルマです。

ティアナという車名の由来は、ネイティブアメリカンの言葉で「夜明け」を意味しています。その名前の通り、新しい高級セダンの夜明けにふさわしい性能で、多くのユーザーにおすすめできる一台です。

現時点では販売されていない車種なので、中古での購入を考える際は、標準装備やオプションに焦点を当てて探してみると良いでしょう。

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