アウディ 2代目Q3(F3DPC/F3DFGF型)の欠点は？

更新日：2021.02.01

※この記事には広告が含まれます

アウディのQシリーズはラグジュアリーSUVとして、日本でも高い人気を誇っています。それぞれコンパクトなQ3、ミドルサイズのQ5、高い剛性と上品さを兼ね備えた大型のQ7がラインアップされています。

今回はコンパクトラグジュアリーSUVのアウディ 2代目Q3(F3DPC/F3DFGF型)を、同シリーズのQ5と比較することでわかる欠点や、サイズの面からをチェックしていきたいと思います。

吉田恒道｜よしだつねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」（扶桑社）など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」（学習研究社）がある。

【この記事のすべての画像を表示する（4枚）】

Chapter: アウディ 2代目Q3のSUVとしてのサイズ感は？; アウディ 2代目Q3の室内空間はの広さは？; アウディ 2代目Q3のドライビングアシスト機能は？

Q3の中古車一覧

アウディ Q3 2.0 TFSI クワトロ 211PS 4WD Bカメラ ETC ナビ TV Pシート

本体価格

122.5万円
支払総額

137.8万円

年式：2013年
走行距離：6万km
車検：検なし
なし

アウディ Q3 2.0 TFSI クワトロ 211PS 4WD

本体価格

178.8万円
支払総額

198.8万円

年式：2013年
走行距離：4.9万km
車検：車検整備付
なし

アウディ Q3 2.0 TFSI クワトロ 211PS 4WD HDDナビ地デジTVカメラ本革MADブラ

本体価格

109万円
支払総額

119.8万円

年式：2012年
走行距離：7.5万km
車検：検なし
なし

アウディ Q3 2.0 TFSI クワトロ 170PS 4WD 黒革シート

本体価格

81.4万円
支払総額

97.4万円

年式：2013年
走行距離：7.6万km
車検：車検整備付
なし

アウディ Q3 2.0 TFSI クワトロ 170PS 4WD ETC バックカメラ

本体価格

150万円
支払総額

164.7万円

年式：2015年
走行距離：3.3万km
車検：検なし
なし

アウディ Q3の中古車一覧を見る

アウディ 2代目Q3のSUVとしてのサイズ感は？

アウディのSUV車は全てアルファベットの「Q」の文字を冠していて、アルファベットの後に続く数字が車体の大きさを表しています。数字が大きくなるにつれて、車体も大きくなっていきます。

アウディ 2代目Q3のサイズは全長4,400mm×全幅1,830mm×全高1,595mmと同じ国内産のコンパクトカーと比べてみてもゆとりがあるサイズ感です。SUVとしての力強い外観を持ち、環境に配慮して設計されたコンパクトなボディは街中を走ることにも適しています。

一方アウディ Q5は全長4,680mm×全幅1,900×全高1,665mmと2代目Q3よりもひとまわり大きくなっています。車体にはアルミニウムや超高張力鋼板を使うことで、重厚感を保ちながらも軽量化をするための技術が盛り込まれています。2代目Q3とQ5の全長の差はわずかに280mmですが、体感する大きさはそれ以上に差を感じるかもしれません。

コンパクトなボディが特徴の2代目Q3ですが、ライバル車と比較すると室内やラゲッジルーム(荷室)の広さにやや不安が残りそうです。しかし、シートアレンジによりラゲッジルームの拡大が可能になっているので、大きな荷物を乗せる際も、乗車人数が少ない場合には十分に対応してくれるでしょう。

アウディ 2代目Q3の室内空間はの広さは？

アウディのQシリーズのインテリア(内装)はシンプルなデザインで上品な仕上がりになっています。フロントシート(前席)は、アウディ 2代目Q3もQ5も目線を高くすることで、運転のしやすさを追求された設計になっているので、運転席からはその違いはあまり感じることはないでしょう。

2代目Q3のラゲッジルームの収容力はリアシート(後席)を起こした通常の状態で530Lあります。さらにリアシートは3分割の可動式になっているので、全て倒した状態にすると容量が1,525Lと約3倍近くにもなります。

一方アウディ Q5の収容力はリアシートを起こした通常モードで550L、リアシートを全て倒した状態で1,550Lになっており、前述した車体サイズの差がそのまま反映されている感じがします。通常時の差はわずか20Lですが、買い物した時の荷物を積み込む時に、この差はより大きく感じるかもしれません。

しかし、普段使いとしてはもちろん、アウトドアの際にも十分対応してくれる広さを持っているので、大きな欠点とまでは言えなさそうです。

アウディ 2代目Q3のドライビングアシスト機能は？

アウディのQシリーズの駆動形式は4WD(4輪駆動)になっており、SUV車特有のアウトドア向きの走行を可能にしています。

アウディのTFSIエンジンは排気量を拡大することなく、燃費向上とハイパワーを実現するエンジンです。そのTFSIエンジンが生み出す力を素早いシフトチェンジで駆動系に滑らかに伝達できる構造になっています。

また路面状況や速度に合わせて、4輪すべての車高とサスペンションを自動調整できるアダプティブエアサスペンションを搭載しているので走行中の安定性は抜群です。

また、アウディサイドアシストなどの機能が搭載されており、十分高い安全性が保たれていますが、ライバル車であるBMW X1には衝突回避・被害軽減ブレーキなどの機能が揃っています。とはいえ、アウディ 2代目Q3にはアウディプレセンスが搭載されているので、全く心配はいらないでしょう。

さらに、2代目Q3にはサイドビューカメラや、アウディパーキングシステムなどの装備が用意されているので、事故の軽減に一役買ってくれるでしょう。