トヨタ新型ミライ(MIRAI)の長所(メリット)・特徴を徹底解説！(JPD20型)

更新日：2024.09.09

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トヨタが2014年末に世界初の量産燃料電池車として発売したトヨタ MIRAI。その2代目となるトヨタ新型MIRAI(JPD20型)が2020年12月9日に発表され、販売が開始されました。

水素と空気中の酸素の化学反応によって電気を生み出し、綺麗な空気と水だけを排出することから「究極のエコカー」と呼ばれています。

そんな新型MIRAIにはどのような長所があるのでしょうか。

吉田恒道｜よしだつねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」（扶桑社）など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」（学習研究社）がある。

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Chapter: トヨタ新型MIRAIのリアシート(後席)は快適に過ごせる空間; トヨタ新型MIRAIは航続距離が向上; トヨタ新型MIRAIは環境に優しい; トヨタ新型MIRAIは緊急時に給電することもできる

MIRAIの中古車一覧

トヨタ MIRAI ベースモデル純正ナビ/バックカメラ/ドラレコ/ETC

本体価格

89万円
支払総額

96万円

年式：2016年
走行距離：2.9万km
車検：R.7年09月
なし

トヨタ MIRAI ベースモデル純正ナビ/バックカメラ/ETC/クルコン

本体価格

79万円
支払総額

86万円

年式：2016年
走行距離：6.6万km
車検：R.7年08月
なし

トヨタ MIRAI ベースモデル純正ナビ/バックモニター/スマートキー

本体価格

84万円
支払総額

90万円

年式：2015年
走行距離：7.3万km
車検：車検整備付
なし

トヨタ MIRAI ベースモデル純正ナビ★Bカメラ★フルセグTV★ETC

本体価格

109.8万円
支払総額

119.8万円

年式：2018年
走行距離：3万km
車検：R.8年03月
なし

トヨタ MIRAI G エグゼクティブパッケージ

本体価格

325万円
支払総額

333万円

年式：2020年
走行距離：0.8万km
車検：R.7年12月
なし

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トヨタ新型MIRAIのリアシート(後席)は快適に過ごせる空間

トヨタ新型MIRAIのリアシートは乗車した人に深いくつろぎをもたらせるよう、心地良く包み込むような座り心地が確保されています。フロントシート(前席)とリアシートの間に十分な距離を取ることで、膝まわりにもゆとりのあるスペースがあり、快適に過ごすことができます。

リアシート中央のアームレストにはタッチ式コントロールパネルが備わっています。タッチ式コントロールパネルでは空調やオーディオなどの各種操作が行えます。アームレストにはコンソールボックスも備わっており、小さな手荷物を収納することもできます。

新型MIRAIのリアシートはゆとりあるスペースが確保されているだけでなく、タッチ式コントロールパネルでの空調等の操作も行え、乗車した人が快適に過ごせる空間となっています。

トヨタ新型MIRAIは航続距離が向上

トヨタ新型MIRAIの航続距離は850km。先代である初代MIRAIの航続距離が650kmだったことを考えると大幅に伸びていることがわかります。

新型MIRAIではパワートレーンとなるトヨタフューエルセルシステムや、動力源となるFCスタックなどのシステムを一新しています。動力源である燃料電池ユニットは更なる高性能化を追求し、FCスタックなどのパワーコントロールユニットを集約することで燃料電池自動車として世界最高レベルの高出力を実現されています。

駆動用バッテリーには大容量リチウムイオンバッテリーを採用しており、軽量・小型化を図りながら高出力化を実現。減速時には充電、加速時にはFCスタックの出力アシストなど、パワフルで高効率な走りに貢献してくれます。

新型MIRAIはそれらにより高出力・低燃費化を実現するとともに、高圧水素タンクの容量をアップしすることで航続距離を大幅に向上させました。

また、1回当たり3分程度と短い水素充填時間でロングドライブを可能にします。

トヨタ新型MIRAIは環境に優しい

トヨタ新型MIRAIは走行中のCO2排出ゼロはもちろん、走れば走るほど空気を綺麗にします。

新型MIRAIは水素をエネルギーにしています。ガソリンなどであれば燃焼してエネルギーにする過程でCO2を排出してしまいますが、水素であれば炭素が含まれていないため、走行時にCO2を排出しません。

走行時には発電のために空気を取り入れる特徴を活かし、吸入した空気を綺麗にして排出する空気清浄システムを導入しています。空気中に含まれる化学物質を除去するケミカルフィルターを搭載することで、PM2.5などの大気汚染物質も抑制します。

インパネ中央の12.3インチ高精細TFTワイドタッチセンターディスプレイには空気洗浄メーターを設定しており、環境への貢献をグラフィックや数字でわかりやすく示してくれます。

また、発電により発生する水は排水管から自動的に排水されますが、ウォーターリリーススイッチを使えばドライバーの好きなタイミングでの排水が可能です。

トヨタ新型MIRAIは緊急時に給電することもできる

トヨタ新型MIRAIは酸素と水素の化学反応により大きな電力を生み出せますが、その電力は住宅や電気製品へと給電することができます。住宅に給電する際にはボンネット下の外部給電アウトレットに接続することで給電できます。

電気製品に給電する場合には、別売の可搬型給電器を外部給電アウトレットに接続することで給電できます。可搬型給電器はトランクルームに収納できるキャスター付のトランクケース型になってえおり、車外で合計4,500Wもの電力を給電可能です。

クルマの電力を車外に給電できるため、電源としてアウトドアでの使用はもちろん、災害による停電時にも安心して電気製品を使うことができます。新型MIRAIはもしもの時に大活躍すること間違いないでしょう。

今回は2020年12月9日に発売されたばかりのトヨタ新型MIRAIの長所のついて紹介しました。先代に比べて航続距離が向上したことで、さらに使い勝手の良いクルマとなっています。

水素を燃料にしておりCO2を排出しないだけでなく、走れば走るほど環境にも貢献することができることからまさに「究極のエコカー」と言えるでしょう。

アウトドアや災害などの緊急時の際には電力を外部に給電できるのも嬉しいポイントです。

今回紹介した以外にも、新型MIRAIにはまだまだ多くの魅力が詰まっています。気になった方は実際に触れてみることでさらなる魅力を発見することができるでしょう。

※ 2020年12月現在