新しいプリウスはMIRAI顔?アクの強いフロントマスクを一新!

トヨタ プリウス 2018

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2018年11月28日、北米トヨタからプリウスのフェイスリフトが発表されました。

2015年にデビューした4代目プリウスのマイナーチェンジ版となる新型は、フロントマスクのデザインを中心にイメージを一新しています。

文・CarMe編集部

※ 2018年12月時点

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Chapter
歴代プリウスのデザイン
賛否両論だったフロントマスク
フェイスリフトで印象が変わった

歴代プリウスのデザイン

1997年12月、「21世紀に間に合いました」というキャッチフレーズでデビューしたトヨタ プリウス。世界初となる量産ハイブリッド車としてセンセーショナルなデビューをはたし、2018年12月現在は4代目が販売されています。

初代プリウスのデザインは、トヨタが北米に設立したデザインスタジオ”CALTY”が担当し、ハイブリッド車に相応しいスタイリングに仕上がっていました。その後2003年に登場する2代目プリウスは、4ドアからトライアングルシルエットの5ドアハッチバックセダンにデザインを変更。2003年度には、グッドデザイン大賞を受賞しています。

2009年には3代目が登場し、トライアングルシルエットをベースにデザインを刷新。ボディサイズを拡大するとともに、エンジン排気量は1.5Lから1.8Lへ拡大、モーターも強化することで、着実に進化していました。

そして2015年9月9日。ラスベガスで4代目がアンベールされました。4代目は、全高が1,470mmと先代よりも20mmほど低くなったことでスポーティ感が演出され、前モデルよりもスタイリッシュな雰囲気となっています。

賛否両論だったフロントマスク

この4代目プリウスは、トヨタ自動車の新たな設計思想TNGA(TOYOTA NEW GLOBAL ARCHITECTURE)をベースとしたプラットフォームを採用し、バッテリーにはニッケル水素電池に変わってリチウムイオン電池を採用するなど、さまざまな革新が図られていました。
発売当初、デザインに賛否両論あった4代目ですが、売り上げは好調で2016年度の国産乗用車売り上げランキングでは2位のトヨタ アクア(16万8,208台)を大きく引き離し、24万8,258台となっています(一般社団法人 日本自動車販売協会連合会より)。

さらに2017年にはプリウスPHVが登場。より個性を強めたデザインは、「まるでプレデターのよう」と揶揄されることもありました。

フェイスリフトで印象が変わった

そんな個性的な4代目プリウスが、マイナーチェンジを敢行。フェイスリフトによって、MIRAI感を強めた顔つきとなったほか、くさび状の縦長テールランプは、横方向に広がるデザインへと変更されています。
2019年モデルとして市場へ投入される予定の新しい顔つきのプリウスには、AWD-eという四輪駆動システムを新たに採用(北米市場車)。モーターには電気式マグネットレスリアモーターを採用するなど、性能面でもさらに進化を遂げています。
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