ホンダ 新型Honda e(ZAA-ZC7)の欠点(デメリット)はある?ライバル車と比較
更新日:2024.09.09
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今回は、ホンダ 新型Honda eの欠点(デメリット)を紹介していきます。新型Honda eは、ホンダにとって初となる電気自動車(EV)。インパネには世界初となるワイドビジョンインストルメントパネルを装備し、5面のスクリーンだからこそ実現できる数々の機能を活用することができます。
しかし新型Honda eを1台のクルマとして見たとき、ライバル車と比較したところわずかに欠点がありました。
しかし新型Honda eを1台のクルマとして見たとき、ライバル車と比較したところわずかに欠点がありました。
ホンダ 新型Honda eのリアシートは分割で倒すことができない
ホンダ 新型Honda eの室内は、室内長1,845mm×室内幅1,385mm×室内高1,120mmとなっており、フロントシート(前部座席)とリアシート(後部座席)にそれぞれに2人乗車することができる4人乗りのクルマです。
フロントシートは、シートの高さや背もたれの角度、前後の位置からヘッドレストの角度まで幅広くアレンジすることが可能となっています。リアシートは座席を前面に倒すことができる機能が備わっており、ラゲッジスペースの拡大を実現してくれます。
しかし新型Honda eのリアシートは、片面だけを倒すことはできず、必ずリアシート全体を倒す必要があります。そのためリアシートを倒した際には、フロントシートにだけしか乗車できないということになってしまいます。
3人が乗車しながらリアシートの片面だけを倒して長さのある荷物を積むといった柔軟な使い方をできない点が新型Honda eの欠点の一つです。
フロントシートは、シートの高さや背もたれの角度、前後の位置からヘッドレストの角度まで幅広くアレンジすることが可能となっています。リアシートは座席を前面に倒すことができる機能が備わっており、ラゲッジスペースの拡大を実現してくれます。
しかし新型Honda eのリアシートは、片面だけを倒すことはできず、必ずリアシート全体を倒す必要があります。そのためリアシートを倒した際には、フロントシートにだけしか乗車できないということになってしまいます。
3人が乗車しながらリアシートの片面だけを倒して長さのある荷物を積むといった柔軟な使い方をできない点が新型Honda eの欠点の一つです。
ただし先述したようにリアシートを倒すことでその分のスペースをまるごとラゲッジルームとして活用することが可能です。リアシートを含めたラゲッジルームの容量は565Lを誇り、宿泊旅行やキャンプなどの大きな荷物を伴う場合でも安心です。
ホンダ 新型Honda eは価格設定がやや高め
ホンダ 新型Honda eは、標準モデルのHonda e と上位モデルのHonda e Advanceの2種類を設定。それぞれの税込み価格は、標準モデルのHonda eが451万円、上位モデルのHonda e Advanceが495万円となっています。
この価格を見て率直に感じたのは、高めだなという印象。新型Honda eのほかに国産ブランドの電気自動車(EV)は、まず日産 2代目リーフ(ZE1型)が思いつきます。
日産 2代目リーフのグレードは40kWhのバッテリーを積んだもので6種類あり、税込み価格は標準モデルのSが332万6400円、最上位モデルのGが418万9900円、そしてNISMOが429万4400円となっています。価格面だけをみると新型Honda eはやや高めに設定されていることがわかります。
この価格を見て率直に感じたのは、高めだなという印象。新型Honda eのほかに国産ブランドの電気自動車(EV)は、まず日産 2代目リーフ(ZE1型)が思いつきます。
日産 2代目リーフのグレードは40kWhのバッテリーを積んだもので6種類あり、税込み価格は標準モデルのSが332万6400円、最上位モデルのGが418万9900円、そしてNISMOが429万4400円となっています。価格面だけをみると新型Honda eはやや高めに設定されていることがわかります。
しかし新型Honda eは、ライバル車にはみられない先進的な装備を搭載しています。その代表例がインパネに5面のスクリーンを水平配置したワイドビジョンインストルメントパネルです。
スクリーンを5面にしたことにより、カーナビ操作やミュージックの選択など様々な機能を同時に操作できることはもちろん、運転席側と助手席側の画面を入れ替えることも可能となっています。
新型Honda eに取り付けられた、この5面スクリーンは世界初となる装備。先進的な装備が搭載されているからこその価格設定なのかもしれません。
スクリーンを5面にしたことにより、カーナビ操作やミュージックの選択など様々な機能を同時に操作できることはもちろん、運転席側と助手席側の画面を入れ替えることも可能となっています。
新型Honda eに取り付けられた、この5面スクリーンは世界初となる装備。先進的な装備が搭載されているからこその価格設定なのかもしれません。
ホンダ 新型Honda eはライバル車と比べて航続距離が劣る?
ホンダ 新型Honda eは電気自動車(EV)のため走行には充電が必要です。充電は自宅を含め高層道路のSAやコンビニなどでも行うことができますが、長距離を走る際には可能な限り充電の回数を少なくしたいのが正直なところです。
フル充電で走行可能な距離の面だけで見ると、新型Honda eはやや劣っている印象を受けます。新型Honda eの走行距離はJC08モードで標準モデルのHonda eが308km、上位モデルのHonda e Advanceが274kmとなっています。
一方で日産 2代目リーフの走行距離はJC08モードで、40kWhバッテリー搭載車が400km、62kWhバッテリー搭載車が570kmとなっています。そのため走行可能な距離だけで見ると、新型Honda eはライバル車と比べてやや劣っていることがわかります。
フル充電で走行可能な距離の面だけで見ると、新型Honda eはやや劣っている印象を受けます。新型Honda eの走行距離はJC08モードで標準モデルのHonda eが308km、上位モデルのHonda e Advanceが274kmとなっています。
一方で日産 2代目リーフの走行距離はJC08モードで、40kWhバッテリー搭載車が400km、62kWhバッテリー搭載車が570kmとなっています。そのため走行可能な距離だけで見ると、新型Honda eはライバル車と比べてやや劣っていることがわかります。
しかし新型Honda eの活躍の場は、長い距離を走る場面ではなく、買い物などの普段使いにあるかもしれません。
新型Honda eの全長は日産 2代目リーフと比べて、580mm近くもコンパクト。さらに日産 2代目リーフの最小回転半径は5.2mなことに対して、新型Honda eの最小回転半径は4.3mを誇ります。コンパクトな車体と小回りのきく新型Honda eは、街乗りで本領を発揮することでしょう。
新型Honda eの全長は日産 2代目リーフと比べて、580mm近くもコンパクト。さらに日産 2代目リーフの最小回転半径は5.2mなことに対して、新型Honda eの最小回転半径は4.3mを誇ります。コンパクトな車体と小回りのきく新型Honda eは、街乗りで本領を発揮することでしょう。
ホンダ 新型Honda eの3つの欠点を述べてきましたが、同時にその欠点を超える長所があることがわかりました。シンプルなアレンジが可能なリアシートは活用すれば巨大なラゲッジスペースになること、高めな設定のわけは世界初のテクノロジーをはじめとする先進装備が搭載されていること。
そして、抑えめな航続距離は小回りのきくボディを生かした街乗りで活躍する予感がすることなどの欠点を見れば、それだけ新型Honda eの魅力に気づくことができますね。
※ 2020年11月
そして、抑えめな航続距離は小回りのきくボディを生かした街乗りで活躍する予感がすることなどの欠点を見れば、それだけ新型Honda eの魅力に気づくことができますね。
※ 2020年11月