【プロ解説】日産 フェアレディZ (Z34)をベースにZ34のグレードとボディカラーを徹底解説!!

いよいよZ35の登場が間近となっているフェアレディZ。現行型であるZ34では、ファクトリーチューンの施されたZ NISMOを筆頭に、全5グレードが設定されています。グレードによってトランスミッションの設定が異なるなど、装備だけでなくクルマの個性にも差があるのが現型フェアレディZの特徴となっています。今回は、グレードとボディカラーを徹底解説していきます。

文/写真・萩原 文博

Chapter
Z34のエントリーモデル!フェアレディZ
7速ATのみの設定!フェアレディZ バージョンT
6速マニュアルのみの設定!フェアレディZ バージョンS
Z34の中で最高グレード!フェアレディZ バージョンST
レースの技術を投入!フェアレディZ NISMO
【悪魔のZ(S30Z) vs Z34 フェアレディZ NISMO】土屋圭市さんと柳田真孝選手が43分徹底解説!!

Z34のエントリーモデル!フェアレディZ

ボディカラーはダイヤモンドブラック

現行型フェアレディZのエントリーモデルとなるのが、標準車のフェアレディZです。トランスミッションは6速MTと7速ATが用意され、車両本体価格は6速MT車が397万9800円。7速AT車が405万9000円となっています。

搭載されているエンジンは他のグレードと同じなので、価格の違いは装備の違いということになります。オートエアコンやユーロサスペンションそしてMT車のシンクロレブコントロール機能などは標準装備となっています。

装着されているホイールサイズが18インチとなっているのをはじめ、オーディオレスとなります。バックビューモニターやニッサンコネクト、ETCユニットなどがオプション設定となっています。

フェアレディZ

フェアレディZ (6速MT)
ボディサイズ:全長4260mm×全幅1845mm×全高1315mm
エンジン種類:3696cc V型6気筒DOHC
最高出力:336ps/7000rpm
最大トルク:365Nm/5200rpm
ミッション:6速MT
乗車定員:2人

フェアレディZ (7速AT)
ボディサイズ:全長4260mm×全幅1845mm×全高1315mm
エンジン種類:3696cc V型6気筒DOHC
最高出力:336ps/7000rpm
最大トルク:365Nm/5200rpm
ミッション:7速AT
乗車定員:2人

7速ATのみの設定!フェアレディZ バージョンT

ボディカラーはダークメタルグレー

車両本体価格480万2600円のバージョンTは設定されているトランスミッションが7速ATのみのグレードです。まず標準グレードでオプションだった、バックビューモニターやニッサンコネクト、ETCユニットが標準装備されます。

シートもヒーター機能付の本革&スエード調ファブリックコンビシートとなり、運転席・助手席のスライド&リクライニングは電動調整式となります。

オーディオもアクティブ・サウンド・コントロール、アクティブ・ノイズ・コントロール機能を備えたBOSEサウンドシステムが標準装備されます。装着されるホイールサイズは標準車と同じ18インチとなります。

フェアレディZ バージョンT

ボディサイズ:全長4260mm×全幅1845mm×全高1315mm
エンジン種類:3696cc V型6気筒DOHC
最高出力:336ps/7000rpm
最大トルク:365Nm/5200rpm
ミッション:7速AT
乗車定員:2人

6速マニュアルのみの設定!フェアレディZ バージョンS

ボディカラーはブリリアントホワイトパール

ボディカラーはオーロラフレアブルーパール

バージョンSは6速MT車のみが設定されているグレードで、車両本体価格は484万8800円となります。標準グレードでオプションだった、バックビューモニターやニッサンコネクト、ETCユニットが標準装備されるのはバージョンTと同じですが、BOSEサウンドシステムは装着されません。

シートも標準車と同じ仕様ですが、ブレーキが4輪アルミキャリパー対向ピストンブレーキを採用しているのに加えて、装着されるホイールサイズは19インチで、レイズ製の鍛造アルミホイールとなります。

まさに走りに特化したグレードといえる装備内容です。

フェアレディZ バージョンS

フェアレディZ バージョンS (6速MT)
ボディサイズ:全長4260mm×全幅1845mm×全高1315mm
エンジン種類:3696cc V型6気筒DOHC
最高出力:336ps/7000rpm
最大トルク:365Nm/5200rpm
ミッション:6速MT
乗車定員:2人

Z34の中で最高グレード!フェアレディZ バージョンST

ボディカラーはカーマインレッド

ボディカラーはブリリアントシルバー

現行型フェアレディZで、ラグジュアリーさと走りを両立したグレードがバージョンSTです。このバージョンSTはトランスミッションを6速MTと7速ATを用意し、車両本体価格は6速MT車が519万8600円、7速ATが530万8600円となっています。

グレード名が示すとおり、バージョンTの豪華さとバージョンSの走りのこだわりを搭載したモデルで、インテリアではBOSEサウンドシステムや本革シート。

外観では19インチホイールを標準装備したグレードとなっており、現行型フェアレディZの売れ筋グレードとなっています。

フェアレディZ バージョンST

フェアレディZ バージョンST (6速MT)
ボディサイズ:全長4260mm×全幅1845mm×全高1315mm
エンジン種類:3696cc V型6気筒DOHC
最高出力:336ps/7000rpm
最大トルク:365Nm/5200rpm
ミッション:6速MT
乗車定員:2人

フェアレディZ バージョンST (7速AT)
ボディサイズ:全長4260mm×全幅1845mm×全高1315mm
エンジン種類:3696cc V型6気筒DOHC
最高出力:336ps/7000rpm
最大トルク:365Nm/5200rpm
ミッション:7速AT
乗車定員:2人

レースの技術を投入!フェアレディZ NISMO

ファクトリーチューンモデルのZ NISMOもトランスミッションは6速MTと7速ATを用意し、車両本体価格は6速MT車が640万9700円、7速AT車が651万9700円となっています。

バージョンSTよりも100万円以上高額となっていますが、BOSEサウンドシステムなどは標準装備されているうえ、外装はフロントバンパーをはじめとしたNISMO専用パーツを装着。インテリアも専用のレカロ製スポーツシートを搭載し、ステアリングも本革・アルカンターラも専用パーツを装着するなどレーシーな雰囲気が漂っています。

さらに機能パーツも専用チューンを施したサスペンションシステムをはじめ、ヤマハ製のパフォーマンスダンパー、専用エンジンチューニングコンピューター、専用19インチホイール&タイヤなど数々の専用パーツが装着され、そのメニューを見ると+100万円は決して高くないと思うほど充実しています。

フェアレディZ NISMO

フェアレディZ NISMO (6速MT)
ボディサイズ:全長4330mm×全幅1870mm×全高1315mm
エンジン種類:3696cc V型6気筒DOHC
最高出力:355ps/7400rpm
最大トルク:374Nm/5200rpm
ミッション:6速MT
乗車定員:2人

フェアレディZ NISMO(7速AT)
ボディサイズ:全長4330mm×全幅1870mm×全高1315mm
エンジン種類:3696cc V型6気筒DOHC
最高出力:355ps/7400rpm
最大トルク:374Nm/5200rpm
ミッション:7速AT
乗車定員:2人

現行型フェアレディZはグレードによってキャラクターが大きく変わります。標準車は簡素な装備のピュアスポーツカーを求める人にピッタリ。バージョンTはゆったりとラグジュアリーな2ドアクーペを操りたい人向け。

そしてバージョンSは熱い走りを求める人にマッチするグレードです。そしてバージョンTは豪華さと走り両方を求める欲張りな人にピッタリのグレードでしょう。

Z NISMOは公道だけでなく、休日にはサーキット走行も楽しみたいというワガママな大人にオススメのモデルと言えます。

【悪魔のZ(S30Z) vs Z34 フェアレディZ NISMO】土屋圭市さんと柳田真孝選手が43分徹底解説!!

【悪魔のZ(S30Z) vs Z34 フェアレディZ NISMO】土屋圭市さんと柳田真孝選手が43分徹底解説!!後半にS30ZとZ34の走行インプレッションあり!!

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

萩原 文博|はぎはら ふみひろ