なぜフェアレディZにはファンが多いのか?”3つの理由”をご紹介

フェアレディZ NISMO

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1969年に登場して以来、世界における日本車のイメージを刷新させ、世界中で愛され続ける日産「フェアレディZ」。「最も売れているスポーツカ-」と称されているこのクルマですが、一体なぜここまで人気なのでしょう?

今回は、フェアレディZにファンが多いその”3つの理由”をご紹介します。
Chapter
理由1:GT-Rエンジンでポルシェに挑む、「エンジン」の魅力
理由2:高性能で安価、「身近なスポーツカー」
理由3:TV番組や漫画による、イメージアップ
最新映像が初公開、フェアレディZ NISMOの走りにファンも熱狂!

理由1:GT-Rエンジンでポルシェに挑む、「エンジン」の魅力

アスリートのような筋力を、として作られたフェアレディZはどんな速度でも安定して走り抜ける強いボディと運動性能を持ち合わせています。さらに的確なボディバランスにより生み出される走り心地により、多くのファンを虜にしています。

ですが、より注目したいのはその「エンジン」です。現行フェアレディZのエンジンはV型6気筒エンジンで、初代は直型6気筒エンジン。トルク感・加速感が気持よく味わえるような造りになっています。骨太で金属っぽいエンジンサウンドは聞いていて痺れますね!

そして、アクセルを踏むごとにドライバーと会話を楽しむかのように応えてくれるパワーとチューニングを感じることのできる人馬一体の走り味も魅力の一つです。

水平対向エンジンのポルシェ911を目標・ライバルとして造られた初代「フェアレディZ」では、最上級モデルのZ432にスカイラインGT-Rと同じ「S20型」エンジンを搭載していました。最高出力160馬力、最高速度210km/h、0-400m15.8秒というパワフルなエンジン。

車両重量はスカイラインGT-Rよりも80kg軽いため、より軽快な走りを愉しむ事ができます。日産 フェアレディZに対する本気度が伺えますね!

最強のエンジンはファンがこのクルマを愛してやまない大きな理由と言えるでしょう。

理由2:高性能で安価、「身近なスポーツカー」

フェアレディZの育て親と言われる初代発売当時の北米日産の社長、片山豊氏は、当時のフェアレディZの売れ行きの様子を、「価格が欧州製スポーツカーの3分の1の値段という事で大人気であった。

4か月分のバックオーダーを抱えてしまった。」と語っています。当時の東京でのフェアレディZ店頭価格は、Zが93万円、Z-Lが108万円、Z432が185万円という、ハイスペックにも関わらずかなりお求め安い価格でした。

発売当時のこの破格のお値段により、当時世界的にあまり存在しなかった「身近なスポーツカー」として人気を集め、世界中に浸透してきました。

理由3:TV番組や漫画による、イメージアップ

そして気になる最後の理由は、TVアニメやドラマ、漫画による「イメージアップ」です。

漫画やドラマでもよく見かけるフェアレディZ。コミックでは、「よろしくメカドック」のナベさん、「サーキットの狼」の沖田と魅死魔国友といった名脇役の愛車であったり、フェアレディZを改造して登場したのが有名な刑事ドラマ「西部警察」、その姿は見る人の度肝を抜くような車になっていましたし、アニメにもなっている「湾岸ミッドナイト」では主人公が運転する車が「悪魔のZ」と呼ばれるフェアレディZであるなど注目を浴びるモデルとなっています。

このように多くのTV番組や漫画へ登場することで、国民的クルマとして多くの人の心を掴んでいるのかも知れませんね!

最新映像が初公開、フェアレディZ NISMOの走りにファンも熱狂!

フェアレディZのファンイベントである「ZDAYZ」でワールドプレミアした、2015年新型『370Z NISMO』(日本名:フェアレディZ NISMO)の初公開映像が公開されています。

NISMO仕様も注目の一台。動画では白いNISMOが颯爽と走る姿や、ファンが熱いコメントを寄せる様子が映されています。


いかがでしたか?50年近くも愛され続ける名車「フェアレディZ」。

その人気にも納得の一台でした。これからの進化にも目が離せませんね!

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