トヨタ 初代 ルーミーの特別仕様車G“Cozy Edition”を紹介!

今回は、初代 ルーミー(DBA-M910A・DBA-M900A)の特別仕様車について紹介します。

ルーミーは、小回りのきくコンパクトなボディーや広さのある車内空間、使い方に合わせて変えられる多彩なシートアレンジなど多くの魅力をもっています。

そんなルーミーには、G“Cozy Edition(コージーエディション)”という特別仕様車が用意されているのですが、一体どんなモデルなのでしょうか。

文・PBKK

Chapter
トヨタ ルーミー 特別仕様車G“Cozy Edition”とは?
トヨタ ルーミー特別仕様車G“Cozy Edition”のエクステリアはシンプルながらも個性が光る!
トヨタ ルーミー特別仕様車G“Cozy Edition”のインテリアはスタイリッシュで実用的!
トヨタ ルーミー特別仕様車G“Cozy Edition”に搭載できる2つのパッケージとは?
トヨタ ルーミー特別仕様車G“Cozy Edition”は安全機能も充実!

トヨタ ルーミー 特別仕様車G“Cozy Edition”とは?

トヨタ ルーミーの特別仕様車であるG“Cozy Edition”は、2018年11月に兄弟モデルであるタンクと同時に発売されました。

特別仕様車とは、通常装備されているクルマに特別な装備を施したクルマのことで、ルーミーではGグレードのものをベースにつくられています。そのため、Gグレードで用意されているのと同じように、特別仕様車でも2WDと4WDの2つが用意されており、搭載されているエンジンも違いはありません。

どちらも同じ1.0L直列3気筒エンジンが搭載されているので、燃費は、2WDの場合で24.6 km/L(JC08モード)4WDの場合では22.0 km/L(JC08モード)となっており、スタンダードモデルでも特別仕様車でも同じになっています。

また、通常使用と特別仕様車では価格設定に違いがあり、スタンダードモデルの場合では2WDが171万6000円から、4WDは189万2000円からになっているのに対して、特別仕様車の場合では、2WDが176万2200円から、4WDは193万8200円からとなっており、特別仕様車はやや高額になってしまいます。

しかし、実はこの価格の差を上回るほどの装備が特別仕様車には施されているため、ニーズ次第ではかなりコストパフォーマンスの高い1台となっているのです。

トヨタ ルーミー特別仕様車G“Cozy Edition”のエクステリアはシンプルながらも個性が光る!

トヨタ ルーミー特別仕様車G“Cozy Edition”のエクステリアデザインのフロント部分には特別な装備は施されていませんが、バックドア部分に特別な装備が施されているのです。バックドアの一番目立つ部分にメッキ加工が施されていることで、ルーミーのシンプルなスタイルの中にも、さりげない個性を演出してくれています。

用意されているボディーカラーは6色ブラックマイカメタリックブライトシルバーメタリックファイアークォーツレッドメタリックパールホワイトⅢプラムブラウンクリスタルマイカレーザーブルークリスタルシャインというラインナップとなっています。

ただ、この中のパールホワイトⅢプラムブラウンクリスタルマイカレーザーブルークリスタルシャインの3色だけはオプションカラーとなっています。どのボディーカラーでも、特別装備のメッキ加工との相性も良く、おしゃれなエクステリアになるでしょう。

トヨタ ルーミー特別仕様車G“Cozy Edition”のインテリアはスタイリッシュで実用的!

スタンダードモデルと違いが多いのがインテリア(内装)の塗装や装備です。フロントサイドドアハンドルレジスターノブにはメッキ加工が施されています。

そして、センタークラスターパネルは、通常の仕ではピアノブラック調が採用されていますが、特別仕様車では、ピアノブラック塗装にシルバー加飾がされたものへと変更され、オートエアコンの部分もシルバーパネルからピアノブラックパネルに変更されています。

さらに、スタンダードモデルのドアアームレストはブラウンカラーですが、特別仕様車ではブラックカラーを採用し、高級感のあるシルバー加飾も施されます。このように、特別仕様車では全体的にブラックを基調としたデザインとなり、スタンダードモデルよりも上質な車内空間を演出してくれます。

もちろんスタンダードモデルとの違いはこれらのデザインだけではありません、シートにも違いがあり、特別仕様車で採用されているシートには撥水機能がついているファブリックシートが採用されています。

これにより、シートに飲み物などをこぼしてしまった場合でも、サッとふき取るだけでシートをきれいに保つことが可能です。さらに、助手席の背面にはノートなどを入れておけるようなポケットが装備されるので、車内の整理整頓にも役に立つ仕様となっています。

トヨタ ルーミー特別仕様車G“Cozy Edition”に搭載できる2つのパッケージとは?

ここまで主にデザインについて紹介しましたが、そのほかにも特別仕様車では、コンフォートパッケージナビレディパッケージというものが、特別装備として用意されています。これらのパッケージは、スタンダードモデルの場合ではオプションとなるパッケージです。

コンフォートパッケージには、シートヒーターシートバックテーブルが含まれています。シートヒーターは、運転席と助手席に装備されたものです。このシートヒーターがあるとすぐにシートをあたためてくれるので寒い時期でも快適にドライブを楽しむことができます。

シートバックテーブルは、運転席と助手席の背面に装備され、2個のドリンクホルダーとお買い物フックがついているものです。飲み物を置く以外にもスペースがあるので、お菓子などの食べ物も置くこともできます。

さらに、お買い物フックには、ちょっとした荷物をかけておくこともできるので、リアシート側での過ごし方の幅が広げてくれる装備です。

ナビレディパッケージには、バックカメラステアリングスイッチが含まれています。バックカメラは、スムーズな車庫入れをサポートしてくれる機能です。ナビに後方の様子と目安となるラインが表示されるので、狭いスペースへの駐車もしやすくなります。

ステアリングスイッチは、オーディオの操作を便利にしてくれる機能です。手を離すことなく手元の操作だけでオーディオの操作ができるようになります。

これらのパッケージは、スタンダードモデルに装備するとき、コンフォートパッケージは2万3100円ナビレディパッケージでは2万9700円がかかり、このほかにもインテリアに施されているものと合わせて考えると、スタンダードモデルより特別仕様車の方がお得になっているといえるでしょう。

トヨタ ルーミー特別仕様車G“Cozy Edition”は安全機能も充実!

続いて気になる安全装備についてですが、トヨタ ルーミーの特別仕様車には、充実した安全機能が標準装備されており、それによりサポカー・S・ワイドの対象車になっています。

このサポカー・S・ワイドとは、政府が交通事故防止対策の一環として普及啓発しているもので、歩行者に対して被害を軽減するための自動ブレーキやペダルの踏み間違い時加速制御装置などの安全運転を支援する装置を搭載し、高齢者を含むすべてのドライバーの安全をサポートしてくれるクルマに付与されるものです。

それだけ安全機能が充実しているということなのですが、具体的にはどのような装備が施されているのでしょうか。そもそもルーミーはトヨタから販売されていますが、製造を行っているのはトヨタではなくダイハツです。そのため、安全機能には、ダイハツが誇る最新の安全機能であるスマートアシストⅢが採用されています。

衝突回避のサポートをしてくれる機能として、衝突警報機能と、衝突回避支援ブレーキ機能が搭載されており、これはクルマだけでなく歩行者との衝突の危険性に応じて作動する機能です。

走行中に前方の車両と歩行者をステレオカメラが検知し、衝突の危険があると判断した場合には、ブザー音とディスプレイ表示でドライバーへ注意を喚起してくれます。車両に対しては約4~100km/hでの走行時、歩行者に対しては約4~50km/hでの走行時が作動条件となっています。

もし、衝突の危険性がさらに高まったとシステムが判断した場合には、自動的に弱い事前ブレーキをかけてくれ、こちらは車両に対しては約4~80km/hでの走行時、歩行者に対しては約4km/h~50km/hでの走行時が作動条件となっています。

作動中、ドライバーがブレーキペダルを踏み込むと、ブレーキアシストが作動し、より被害を軽減することが可能です。こちらの作動条件は、車両に対しては約30~80km/hでも走行時、歩行者に対しては約30~50km/hでの走行時となります。

これにくわえて、誤発進抑制制御機能もついています。これは、前方と後方のどちらの場合にもペダルを踏み間違えてしまったときに急発進を抑制し、ブザーとディスプレイ表示で注意喚起をしてくれる機能です。

前方への急発進の場合には、前方約4メートル以内に障害物があることをステレオカメラあるいはソナーセンサーが検知しているときに、シフトポジションをドライブにしたままブレーキペダルを踏み間違えるなどして、必要以上にアクセルペダルを踏み込んでしまったときに作動し、急発進を抑制してくれます。

後方の場合には、後方約2~3メートル先までに、壁などの障害物等があることをソナーセンサーが検知しているときに、シフトポジションをリバースにしたままブレーキペダルを間違えるなどして、必要以上にアクセルペダルを踏み込んだときに急発進を抑制してくれるのです。

また、予防安全機能として車線逸脱警報機能オートハイビーム先行車発車お知らせ機能が搭載されています。車線逸脱警報機能は約60km/h以上で走行しているときに、道路上の車線から逸脱しそうになるとブザー音とディスプレイ表示で警報し、逸脱回避の操作を促してくれます

オートハイビームは、先行車の有無や対向車のランプを認識し、ヘッドランプを自動的に切り替えて、夜道の前方視界を確保してくれる機能です。先行車発車お知らせ機能は、信号待ちなどで前のクルマが発進したことに気づかないときに、ブザー音とディスプレイ表示で知らせてくれます

特別仕様車であるG“Cozy Edition”は変更するだけで、デザインも安全機能もワンランク上へとグレードアップすることが可能で、かつコストパフォーマンスの高さも手にれることができます。

「スタンダードなルーミーを購入予定だったけど、予算に余裕があるから特別仕様車にしてみようかな」という方や「初期投資だと思い、奮発して特別仕様車にしてみよう」という方には、特に満足できる仕様となっています。

とはいえ、デザインでの変更部分が多い特別仕様車なので、実際に店頭やカタログでじっくりと見比べてから購入することをオススメします。