トヨタ 初代タンクには5つの長所(メリット)があった!

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今回はトヨタ タンクの長所について説明していきます。2016年11月の発売以降、トヨタ タンクは兄弟車のトヨタ ルーミーと共に安定した上位の人気を維持しています。2018年と2019年の販売台数は7万台を超え、OEMの関係にあるトヨタ ルーミーとダイハツ トール、スバル ジャスティスを合わせれば国内1位の売り上げになります。

では、タンクはどうしてそんなに売れているのでしょうか。その理由と長所を見ていきましょう。

文・PBKK
Chapter
1.トヨタ タンクは丁度いい大きさが考えられた空間設計!
2.トヨタ タンクはユーザーへの配慮が随所で光る!
3.トヨタタンクは充実の運転サポート機能されている!
4.トヨタ タンクは最新の走行性能を持つ!
5.トヨタ タンクは威圧感の少ない穏やかな顔つき!

1.トヨタ タンクは丁度いい大きさが考えられた空間設計!

タンクの寸法は全長3,700mm×全幅1,670mm×全高1,735mmと非常にコンパクトに仕上がっています。最小回転半径は4.6mなので、乗車定員の5人を乗せながら軽自動車と同様の取り回しの良さを感じられるでしょう。

また室内高が1,355mmと高く、コンパクトカーの欠点である車内の圧迫感を軽減できています。カップホルダーやグローブボックスをはじめとした小物収納も豊富で、助手席とリアシートにはシートテーブルが用意されているなど、コンパクトな空間を最大限活用した工夫が見られます。

また前後のシートを倒すとラゲッジールーム(荷室)からインパネの手前までフルフラットになるよう設計されているため、成人男性でも足を延ばして横になることが可能です。後部座席の窓にはサンシェードが収納されており、ちょっとした休憩や車中泊の際は大いに役立つでしょう。

2.トヨタ タンクはユーザーへの配慮が随所で光る!

タンクはコンパクトな普通車には珍しく、両側にパワースライドドアが搭載されています。このドアはワンタッチオープンを採用しているため、両手がふさがっていても問題なく開閉でき、お子さんが誤って隣のクルマに当ててしまう心配もありません。

他にこのサイズで両側にパワースライドドアが搭載されているクルマはスズキ ソリオが挙げられます。タンクとソリオは排気量に違いがあり、ソリオは1.2L、タンクは1.0Lです。この0.2Lの差にもユーザーへの配慮が表れています。

日本では自動車税の金額は排気量で決まり、その区切りとなるラインの一つが1.0Lです。タンクは丁度その条件を満たしているため、自動車税を乗用車の中では最安値に抑えることができます。

3.トヨタタンクは充実の運転サポート機能されている!

タンクには安全性能や運転サポート機能の最新技術を惜しみなく盛り込まれています。ここではその中でも代表的なものを紹介していきましょう。安全性能には、クルマと歩行者を感知できる衝突警報機能衝突回避支援ブレーキ機能、前後両方向に対応できる誤発進抑制制御機能を搭載。

さらには高速走行時にラインをはみだすと警報で教えてくれる車線逸脱警報機能、障害物の接近を教えてくれる前後コーナーセンサーがあります。この他にもリアシートの乗員を守るカーテンシールドエアバックや、坂道発進時の後退を緩和するヒルスタートアシストが搭載されています。
次に運転をより快適にサポートする4つの機能を紹介。それらの機能とは、車両周辺を真上から見れるパノラミックビュー、長時間ドライブの負担を軽減できるクルーズコントロール、指先でドアのロックと解除をできるキーフリーシステム、信号待ちのうっかりを防げる先行車発進お知らせ機能です。

もちろんアイドリングストップやオートエアコンといった必須になりつつある機能も標準装備されています。またオプションのリモートスタートに対応しており、乗車前からエアコンを作動し車内を快適な温度に設定することが可能です。

4.トヨタ タンクは最新の走行性能を持つ!

エンジンは、1.0L 直列3気筒のダウンサイジングターボを採用しており、最高出力は72kW(98PS)/6,000rpm車両重量が1,100kgと軽いため非常に機動性のある走りができます。

タンクのようなトールボディのクルマは旋回時のふらつきが課題とされていますが、ボディとサスペンションの剛性を強化することで走行安定性を確保しました。また、VVT(可変バルブタイミング機構)とCVTの動きを最適化することで、21.8km/L(JC08モード)の低燃費を可能にしています。

5.トヨタ タンクは威圧感の少ない穏やかな顔つき!

同じトールワゴン型のコンパクトカーであるルーミーやトール、ジャスティスと比べると、性能や大きさ、価格にはほとんど差がありません。一番の違いは、インテリア(内装)とフロント周りのエクステリア(外装)です。タンクは威圧感の少ない穏やかな顔つきをしており、そのユーザー思いの設計とマッチした優しいモデルになっています。
これだけの機能が集められたタンクですが、エントリーモデルのメーカー希望小売価格は149万円~、カスタムモデルでも200万円程と、軽自動車並みの価格で購入できます。登場から人気を維持し続けている理由は、その高いコストパフォーマンスと、細部まで配慮が行き届いた、ユーザー思いのクルマだからだと言えるでしょう。
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