ホンダ S660のマイナーチェンジでどこが変わった?Modulo Xも2020年1月31日にマイナーチェンジ!

ホンダ S660

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今年で誕生5周年を迎えるホンダの軽オープンスポーツカー「S660」が、2度目のマイナーチェンジを実施!前回のマイナーチェンジは、フロントガラスの改良とカラーバリエーションの変更にとどまりましたが、今回は「デザインを深化させる」ということで、ボディーに大きな変更が加えられています。早速、気になる中身をチェックしましょう。

文/写真・栗原 祥光

栗原 祥光|くりはら よしみつ

中央大学理工学部卒。通信機器メーカーにて回路設計をした後、長年の趣味であったオーディオへの夢を追い求めて専門雑誌の編集者へと転職。その後、一般誌の編集を経て現在フリーランスのカメラマン&ライターとして主にWeb媒体で活動する。モータースポーツのレポートや新車試乗記のほか、グルメやエンタメ系など幅広い分野で執筆中。

栗原 祥光
Chapter
運動性能に変更ナシ
グレードはαとβそしてMoudlo Xの3種類
ヘッドライトやサブリフレクターの色を変更
αグレードのみアクセサリーライトを追加
フロントグリルのデザイン変更
サイドウインカーの位置変更
リアコンビネーションランプ/インナーレンズの色変更
リアセンターパネルがクリアーパーツに
ハイマウントストップランプがクリアーパーツに
Aピラーがボディーと同色に
ホイールのデザイン/カラーリングを変更
αとModulo Xのみインテリアの一部にアルカンターラを採用
αとModulo Xのみシートヒーターを含めシートを変更

運動性能に変更ナシ

ホンダ S660は直列3気筒の排気量660ccターボエンジンをミッドシップに配置し、高い運動性能を武器とする1台。今回のマイナーチェンジ(以下MC)では、馬力の向上やサスペンションの変更といった運動性能に関わる部分の変更はありません。

グレードはαとβそしてMoudlo Xの3種類

MC後でも、グレードはMC前と同じβをベーシックグレードとして、快適装備を追加したαとホンダアクセスのコンプリートチューンドといえる、より走りを追及したModulo Xの3種類。
カラーバリエーションは大幅に変更され、MC前までModulo Xのみに設定されていたアラバスターシルバー・メタリックを全グレードで設定。
さらにαグレードでは日本市場では初となるアクティブグリーン・パールを用意。
Modulo Xには新たにカーニバルイエローⅡが仲間入りしました。

ヘッドライトやサブリフレクターの色を変更

MC前ではシルバーだったヘッドライト内部が、ガンメタリックのような色に変更。より精悍な印象を与えるデザインとなりました。

αグレードのみアクセサリーライトを追加

従来はエアーインテーク風なバンパー下のダミーダクト部分に、フォグランプのようなアクセサリーライトを設置。ライトはLEDのようで、縦3連に取り付けられました。なおヘッドライトのスイッチも変更され、オフが無くなり常にオートとなっています。

フロントグリルのデザイン変更

MC前は半透明クリアパーツだったフロントグリルがModulo Xのようなブラックに変更。デザインも少し前に突き出し、両サイドにエッジを利かせたものになりました。

サイドウインカーの位置変更

ボディー側面に取り付けられていたサイドウインカーは、ドアミラーへと移動。ちなみに流れるシーケンシャル点灯ではなく、点滅するタイプです。それに伴い、ボディー側面のウインカーは削除。より2013年の東京モーターショーで発表されたS660コンセプトに近いデザインとなりました。

なおミラーカバーはボディ色と同色なのは従来通りですが、Modulo Xのみピアノブラックからナイトホークブラック・パールへと変更されています。

リアコンビネーションランプ/インナーレンズの色変更

フロントのヘッドライトと同様、インナーブラック化されたクリアパーツに変更。こちらも精悍な印象を与えます。

リアセンターパネルがクリアーパーツに

パネル上部がほぼブラックに近い色に変更されました。なおMC前と同様、現行NSXのようなブレーキや夜間に光る仕組みにはなっていません。

ハイマウントストップランプがクリアーパーツに

MC前は赤色のプラスチック部分が、テールと合わせクリアーに。さらに上部には黒のパーツが取り付けられています。

※ 画像はMC前

Aピラーがボディーと同色に

フロントウィンドウを支えるAピラーがMC前の黒からボディ色へと変更。従来のボディ色+黒というツートンカラーから大きく印象を変えるデザインとなりました。

※ 画像はMC前

ホイールのデザイン/カラーリングを変更

風車のような5本スポークデザインから、近年の欧州車に見られる細身の10本スポークデザインにチェンジ。βが全て同色、αには切削されたような光彩加工とホイールの仕上げが異なるのはMC前と同様。Modulo Xはホイールそのものに変更はないものの、ホイールカラーがブラックスパッタリング仕上げへと変更されました。

αとModulo Xのみインテリアの一部にアルカンターラを採用

高級スポーツカーではお馴染みの素材、アルカンターラをステアリングホイールやシフトノブに採用。Modulo Xでは、シフトブーツとサイドブレーキブーツにもアルカンターラが用いられました。

αとModulo Xのみシートヒーターを含めシートを変更

冬のオープンカーでは嬉しい装備であるシートヒーターがαとModulo Xでは標準装備!シートデザインも変更され、αではシート表皮のアクセントを、Modulo Xでは専用スポーツレザーシートのデザインそのものが変更されています。
ちなみに価格はそれぞれ税抜でβが184万7,000円、αが211万円、Modulo Xが276万6,000円と、わずかですが値上がりになりました。より快適でスタイリッシュに、魅力度を上げて生まれ変わったホンダ S660にこれからも注目です!

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