スズキ ワゴンRの後部座席(リアシート)の使い勝手は?

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スズキのワゴンRは、1993年から販売が続いている人気のロングセラーハイトワゴン車です。その中でユーザーの使い勝手を考えながら進化を遂げ、後部座席も使いやすいよう工夫が凝らされています。今回はそんなスズキワゴンRの後部座席の使い勝手についてご紹介していきます。

文・PBKK
Chapter
スズキ ワゴンRの室内寸法
スズキ ワゴンRの室内に搭載された機能は?
居住性をさらに向上させる機能も多数搭載

スズキ ワゴンRの室内寸法

ワゴンRでは「毎日乗車する人にとって一番使いやすいクルマ」というテーマを掲げており、軽トールワゴンではトップクラスの室内長を誇っています。

現行モデルの室内寸法は、全長2,450mm×全幅1,355mm×全高1,265mmです。室内長だけではなく高さや幅も十分であることが分かります。

スズキが同じくワゴン車として発売しているスペーシアの室内寸法は、全長2,155mm×全幅1,345mm×全高1,410mmです。スペーシアはワゴンRよりさらに全高の高いスーパーハイトワゴンというカテゴリーです。こうして比較すると高さはスーパーハイトワゴンのスペーシアが勝っていますが、長さや幅はワゴンRが勝っています。

現在ワゴン車業界ではスーパーハイトワゴン車が有利で、N-BOXやスペーシアなどが販売台数を伸ばしています。しかし室内も十分広く、価格もスーパーハイトワゴンに負けていないワゴンRも、スペック的には購入候補に入れておくのがおすすめです。

スズキ ワゴンRの室内に搭載された機能は?

スズキのワゴンRは、室内で快適に過ごせるような機能も充実しています。

左右独立調整が可能な後席シート
ワゴンRの後席は、乗る人に合わせて調節可能な左右独立型を採用しています。このため必要に応じてスライドを行い、足元にゆとりのあるスペースを確保したり、リクライニングでリラックスできる姿勢を作り出すことも可能です。また全席フラットなベンチシートとなっており、座席同士を移動する際もスムーズです。1人1人の体格に合わせて、圧迫感を感じさせないような工夫が施されています。

ワンタッチ式で後席がフラットに
ワゴンRの後席は、自由に調整できるだけでなく畳むこともできます。ワンタッチ式で、すぐに後席がフラットになります。ドアから乗り込む必要もなく、荷室から簡単にフラットにできて便利なのも魅力です。フラットにした分荷室が広くなるので、アウトドアで大量に荷物を運びたいときなどに活用できます。

シートアレンジは自由自在で、後席を1つだけ倒して3人乗りにし、荷物スペースを確保したりといったさまざまな場面に合った使い方ができます。

居住性をさらに向上させる機能も多数搭載

他にもワゴンRには、居住性を向上させる機能が搭載されています。

運転席&助手席シートヒーター
冬の寒い日は、エアコンの風だけでは体が温まり切らないときもあります。そんな悩みを解消してくれるのが、前席の座席に装備されたシートヒーターです。シートヒーターは芯から体内を温めてくれる装備です。冷えたクルマに乗り込んだ際、エアコンで室内が暖かくなる前に、直に体を温められます。スイッチを押して、2〜3分で温まるのがポイントです。寒い日の快適なドライブに欠かせない機能の1つです。

フルオートエアコン
ワゴンRにはフルオートエアコンが装備されているグレードもあります。フルオートエアコンは設定温度に応じて、自動で車内温度を調整してくれます。暖房の際は、乗り始めは風量を抑え、エンジンが暖まっていくのと同時に風量を上げていくシステムとなっています。エンジンが暖まる前の冷たい風をドライバーなどに当てない工夫がされています。

また冬の朝などに凍結したフロントガラスへ全力で送風し、素早く凍結を解消するモードも備えています。大きめの操作しやすいスイッチで、細かいところまで気が利く快適装備です。
スズキのワゴンRはスーパーハイトワゴンに押され気味なものの、ロングセラーらしい使い勝手の良さが存分に詰まった人気のクルマです。たっぷりとした室内長や幅、快適装備などを兼ね揃えたワゴンRにぜひ注目してみてください。
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