日産 デイズ新旧比較!現行モデルとモデルチェンジ前の違いや特徴を紹介
更新日:2024.09.09
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2019年3月、日産自動車の軽自動車デイズがフルモデルチェンジしました。旧型のデイズは、一時トラブルにも見舞われ販売を中止していましたが、カタログ燃費などを修正し、再度販売を開始しました。
運転がしやすく、安全性能の高さやスタイリングの良さなどから人気があったデイズが、新型になりどのように進化・変化したのでしょうか。今回は新旧デイズの違いをご紹介します。
文・PBKK
運転がしやすく、安全性能の高さやスタイリングの良さなどから人気があったデイズが、新型になりどのように進化・変化したのでしょうか。今回は新旧デイズの違いをご紹介します。
文・PBKK
- Chapter
- 日産フェイス
- 日産自慢の先進技術
- 新旧デイズ比較
- ハイブリッドエンジン
日産フェイス
旧型デイズは、同じジャンルの中でもスタイリッシュなフォルムを持っていたこともあり、女性を中心に人気がありました。トールタイプワゴンは、どちらかといえば箱型の四角いデザインの物が多く、かわいいフォルムの車種は存在したものの、デイズのようなかわいさとモダンなスタイリングでまとまったクルマはありませんでした。
新型デイズでは、旧型から全体のフォルムはほとんど変わっていませんが、エルグランドやセレナといったミニバンやワゴンをそのまま小さくしたような高級感があります。また、日産車が多く採用しているフロントデザインのVモーションが採用され、その存在感は唯一無二になっています。
形が変更されたヘッドライトは、旧型の吊り目スタイルを受け継いでいますが、より細く、鋭くなったことでさらにスタイリッシュになりました。テールライトのデザインもスッキリシンプルだった旧型のデザインから凹凸のあるデザインに変更になり、旧型ではストップランプとボディが一体になっていたものから、車内のリヤガラス上部に設置されたものに変更されました。
新型デイズでは、旧型から全体のフォルムはほとんど変わっていませんが、エルグランドやセレナといったミニバンやワゴンをそのまま小さくしたような高級感があります。また、日産車が多く採用しているフロントデザインのVモーションが採用され、その存在感は唯一無二になっています。
形が変更されたヘッドライトは、旧型の吊り目スタイルを受け継いでいますが、より細く、鋭くなったことでさらにスタイリッシュになりました。テールライトのデザインもスッキリシンプルだった旧型のデザインから凹凸のあるデザインに変更になり、旧型ではストップランプとボディが一体になっていたものから、車内のリヤガラス上部に設置されたものに変更されました。
日産自慢の先進技術
新型デイズでは、軽自動車では初めて搭載される安全運転支援システム「プロパイロット」と「SOSコール」などさまざまな先進技術が搭載されています。
新型デイズに搭載されている先進技術の一覧
・プロパイロット(軽初)
・SOSコール(軽初)
・踏み間違い防止アシスト:低速加速抑制機能(前進時 / 後退時)・低速衝突軽減ブレーキ機能(前進時 / 後退時)
・ヒルスタートアシスト
・オートブレーキホールド
・電動パーキングブレーキ
・インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付き)
・ハイビームアシスト
・インテリジェント オートライトシステム(フロントワイパー連動、薄暮れ感知「おもいやりライト」機能付き)
・コンフォートフラッシャー
・インテリジェント エマージェンシーブレーキ
・インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム) / LDW (車線逸脱警報)
・エマージェンシー ストップシグナル
SOSコールは、全てのグレードでメーカーオプションになっています。プロパイロットは標準装備しているグレードとメーカーオプションのグレードに分かれています。
標準装備しているグレード
ハイウェイスターX プロパイロットエディション:FFモデル / 4WDモデル
ハイウェイスターG ターボパイロットエディション:FFモデル / 4WDモデル
メーカーオプションのグレード
ハイウェイスターX:FFモデル / 4WDモデル
ハイウェイスターG ターボ:FFモデル / 4WDモデル
グレードSとXのFFモデルと4WDモデルではプロパイロットは搭載ができません。
新型デイズに搭載されている先進技術の一覧
・プロパイロット(軽初)
・SOSコール(軽初)
・踏み間違い防止アシスト:低速加速抑制機能(前進時 / 後退時)・低速衝突軽減ブレーキ機能(前進時 / 後退時)
・ヒルスタートアシスト
・オートブレーキホールド
・電動パーキングブレーキ
・インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付き)
・ハイビームアシスト
・インテリジェント オートライトシステム(フロントワイパー連動、薄暮れ感知「おもいやりライト」機能付き)
・コンフォートフラッシャー
・インテリジェント エマージェンシーブレーキ
・インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム) / LDW (車線逸脱警報)
・エマージェンシー ストップシグナル
SOSコールは、全てのグレードでメーカーオプションになっています。プロパイロットは標準装備しているグレードとメーカーオプションのグレードに分かれています。
標準装備しているグレード
ハイウェイスターX プロパイロットエディション:FFモデル / 4WDモデル
ハイウェイスターG ターボパイロットエディション:FFモデル / 4WDモデル
メーカーオプションのグレード
ハイウェイスターX:FFモデル / 4WDモデル
ハイウェイスターG ターボ:FFモデル / 4WDモデル
グレードSとXのFFモデルと4WDモデルではプロパイロットは搭載ができません。
新旧デイズ比較
現行型デイズ | 初代デイズ | |
---|---|---|
新車価格 | 120~208万円 | 106.8~182.5万円 |
中古車価格 | 14〜220万円 | 14〜220万円 |
ボディタイプ | 軽自動車 | 軽自動車 |
全長 | 3,395mm | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm | 1,475mm |
全高 | 1,640~1,670mm | 1,620mm |
燃費WLTCモード | 16.8~23.3km/L | - |
燃費JC08モード | 22.4~29.8km/L | 21~26.8km/L |
ドア数 | 5ドア | 5ドア |
乗車定員 | 4人 | 4人 |
排気量 | 659cc | 659cc |
トランスミッション | CVT | - |
ハンドル | 右 | 右 |
最小回転半径 | 4.5〜4.8m | 4.4〜4.7m |
ホイールベース | 2,495mm | 2,430mm |
新型デイズは、ユーザーがトールワゴンに求めているものが変化したことから、旧型よりも、さらに快適で安全な空間や走行時の安定性を向上させるために開発されました。その結果は、寸法や重量にも現れています。
寸法
FFモデル
旧型:全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,620mm
新型:全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,640mm
4WDモデル
旧型:全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,620mm
新型:全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,660mm
新型デイズではFFモデル・4WDモデル共に20mm~40mm全高が大きくなっています。
車両重量
FFモデル
旧型:J 830kg・X 840kg・ハイウェイスターX 850kg・ハイウェイスターG 850kg・ハイウェイスターGターボ 880kg
新型:S 830kg・X 830kg・ハイウェイスター X 840kg・ハイウェイスター Xプロパイロットエディション 860kg・ハイウェイスター Gターボ 880kg・ハイウェイスター Gプロパイロットエディション 880kg
4WDモデル
旧型:S 890kg・X 890kg・ハイウェイスターX 900kg・ハイウェイスターG 910kg・ハイウェイスターGターボ 920kg
新型:S 890kg・X 890kg・ハイウェイスター X 900kg・ハイウェイスター Xプロパイロットエディション 920kg・ハイウェイスター Gターボ 920kg・ハイウェイスター Gプロパイロットエディション 940kg
グレードによって搭載されるオプションや装備で変化があることがわかります。
JC08モード(燃費消費率)
FFモデル
旧型:J 23.0km/L・X 25.8km/L・ハイウェイスターX 25.8km/L・ハイウェイスターG 25.8km/L・ハイウェイスターGターボ 23.2km/L
新型:S 29.4km/L・X 29.4km/L・ハイウェイスター X 29.8km/L・ハイウェイスター Xプロパイロットエディション 28.6km/L・ハイウェイスター Gターボ 25.2km/L・ハイウェイスター Gプロパイロットエディション 25.2km/L
4WDモデル
旧型:S 22.0km/L・X 22.0km/L・ハイウェイスターX 22.0km/L・ハイウェイスターG 22.0km/L・ハイウェイスターGターボ 21.8km/L
新型:S 24.6km/L・X 24.6km/L・ハイウェイスター X 25.4km/L・ハイウェイスター Xプロパイロットエディション 25.4km/L・ハイウェイスターGターボ 22.8km/L・ハイウェイスター Gプロパイロットエディション 22.8km/L
追加されたグレードがありますが、全てのFFモデル、4WDモデル共に燃費は上回っています。
寸法
FFモデル
旧型:全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,620mm
新型:全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,640mm
4WDモデル
旧型:全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,620mm
新型:全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,660mm
新型デイズではFFモデル・4WDモデル共に20mm~40mm全高が大きくなっています。
車両重量
FFモデル
旧型:J 830kg・X 840kg・ハイウェイスターX 850kg・ハイウェイスターG 850kg・ハイウェイスターGターボ 880kg
新型:S 830kg・X 830kg・ハイウェイスター X 840kg・ハイウェイスター Xプロパイロットエディション 860kg・ハイウェイスター Gターボ 880kg・ハイウェイスター Gプロパイロットエディション 880kg
4WDモデル
旧型:S 890kg・X 890kg・ハイウェイスターX 900kg・ハイウェイスターG 910kg・ハイウェイスターGターボ 920kg
新型:S 890kg・X 890kg・ハイウェイスター X 900kg・ハイウェイスター Xプロパイロットエディション 920kg・ハイウェイスター Gターボ 920kg・ハイウェイスター Gプロパイロットエディション 940kg
グレードによって搭載されるオプションや装備で変化があることがわかります。
JC08モード(燃費消費率)
FFモデル
旧型:J 23.0km/L・X 25.8km/L・ハイウェイスターX 25.8km/L・ハイウェイスターG 25.8km/L・ハイウェイスターGターボ 23.2km/L
新型:S 29.4km/L・X 29.4km/L・ハイウェイスター X 29.8km/L・ハイウェイスター Xプロパイロットエディション 28.6km/L・ハイウェイスター Gターボ 25.2km/L・ハイウェイスター Gプロパイロットエディション 25.2km/L
4WDモデル
旧型:S 22.0km/L・X 22.0km/L・ハイウェイスターX 22.0km/L・ハイウェイスターG 22.0km/L・ハイウェイスターGターボ 21.8km/L
新型:S 24.6km/L・X 24.6km/L・ハイウェイスター X 25.4km/L・ハイウェイスター Xプロパイロットエディション 25.4km/L・ハイウェイスターGターボ 22.8km/L・ハイウェイスター Gプロパイロットエディション 22.8km/L
追加されたグレードがありますが、全てのFFモデル、4WDモデル共に燃費は上回っています。
ハイブリッドエンジン
新型デイズのグレードは、大雑把に標準モデルとハイウェイスターに分けられます。エンジンもグレードSやXは「ノーマルエンジン」、ハイウェイスターのXやGは「スマートシンプルハイブリッド」が搭載されています。
スマートシンプルハイブリッド
減速時の運動エネルギーを利用して発電し、リチウムイオンバッテリーに充電します。蓄えた電力を使って、エンジンに付いているエコモーターを回してエンジンの駆動を補助したり、アイドリングストップなどに再利用してガソリンを節約します。
搭載されるグレード
FFモデル / 4WDモデル
ハイウェイスター X・ハイウェイスター Xプロパイロットエディション
ハイウェイスターGターボ・ハイウェイスター Gプロパイロットエディション
ハイブリッドエンジン搭載で、経済的にも環境的にも配慮されています。
スマートシンプルハイブリッド
減速時の運動エネルギーを利用して発電し、リチウムイオンバッテリーに充電します。蓄えた電力を使って、エンジンに付いているエコモーターを回してエンジンの駆動を補助したり、アイドリングストップなどに再利用してガソリンを節約します。
搭載されるグレード
FFモデル / 4WDモデル
ハイウェイスター X・ハイウェイスター Xプロパイロットエディション
ハイウェイスターGターボ・ハイウェイスター Gプロパイロットエディション
ハイブリッドエンジン搭載で、経済的にも環境的にも配慮されています。
新しくなったデザイン、先進技術、エコエンジンなど、新型デイズは同じジャンルのライバルと比べても同等か、もしくはそれ以上の魅力をもった一歩先ゆくクルマになっていました。