日産 デイズの欠点(デメリット)は?

プロパイロットのイメージ

※この記事には広告が含まれます

日産は2019年3月にデイズをフルモデルチェンジし、発売を開始しました。新型には軽自動車初となる、プロパイロットやSOSコールなど日産の先進技術がふんだんに詰まった一台となっています。2013年の初代モデルの発売以来、累計43万台を売り上げてきましたが、そんな大人気の日産 デイズにも気になる欠点が…今回はその欠点を紹介します。

文・PBKK
Chapter
グレードによってプロパイロットが搭載されていない
後席(リアシート)の可動が左右一体型
エアコンの操作に苦戦

グレードによってプロパイロットが搭載されていない

新型デイズには軽自動車初となるプロパイロットの搭載が実現しました。プロパイロットとは高速道路の同じ車線での走行を自動運転によってサポートする日産が開発した先進技術。しかしグレードによっては、プロパイロットが搭載されていません。

新型デイズに搭載される先進技術は次の通りです。
・プロパイロット
・SOSコール
・ヒルスタートアシスト
・インテリジェントアラウンドビューモニター
・ハイビームアシスト
・インテリジェントオートライトシステム
・踏み間違い衝突防止アシスト
・インテリジェントエマージェンシーブレーキ
・インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)

次のグレードには全て先進技術が搭載されています。
・ハイウェイスターG ターボ プロパイロットエディション
・ハイウェイスターX プロパイロットエディション
・ハイウェイスターG ターボ
・ハイウェイスターX

上記以外の「X」グレードにはプロパイロットが搭載されていません。さらに「S」グレードにはプロパイロットとインテリジェントアラウンドビューモニターが未搭載です。軽自動車初となるプロパイロット搭載車となりましたが、グレードによっては未搭載なので注意が必要です。

後席(リアシート)の可動が左右一体型

新型デイズは荷室、後部座席の広さを強みとしています。さらに小物入れも充実し、荷室下部には容量54L(2WD車の場合)のラゲッジスペースを備えています。後部座席のスライド幅は175mm、シートアレンジにも役立ちます。しかし、後部座席は左右別々にスライドすることはできず、必ず左右一体でのスライドとなります。

それに対して競合車であるダイハツ ムーブは、スライド幅240mmに加えて、左右別々のスライドが可能です。左右別々にスライドできると後席乗員それぞれの体格に合わせて足元を広げたり、荷物の量や大きさに合わせて荷室を広げたりできます。後席の使い勝手の面で見ると、新型デイズは少しだけ劣るかもしれません。

エアコンの操作に苦戦

日産 デイズは新型になり、エアコンの操作パネルが大きく改良されました。しかし先代から新型に乗り換えた人にとっては、新しいパネルの操作に戸惑うかもしれません。先代のエアコンパネルは、ファン風量や温度調節スイッチ、吹き出し口切り替えスイッチなどがすべて同じ大きさで1箇所に集約されていました。

慣れればノールックで操作が可能であり、押した分だけ風量が強まる操作が使い勝手がことかと思います。さて、大きく改良された新型デイズのエアコンパネルはどのようなものなのでしょうか。一言で表すと、直感的な操作が可能になりました。

スイッチの大きさは非統一で、「C」の形をした風量調整スイッチがパネルの大半を占めています。風量が強くになるにつれてスイッチが大きく変化し、凹凸が付いたことで手の感触でも風量を調節できます。

しかし、先代から乗り換えた人、先代と同じタイプのエアコンパネルを利用していた人は操作に戸惑うかもしれません。慣れるまでに時間が必要です。
新型デイズは日産の技術がつまった一台であることは間違いではありませんが、グレードによってプロパイロットが未搭載であったり、後席やエアコンパネルの使い勝手に苦戦したりと欠点が気になります。しかし欠点の数だけ長所があります。車選びの際にはその長所に注目してみると自分に合う一台が見つかりやすいかもしれません。
【お得情報あり】CarMe & CARPRIMEのLINEに登録する

商品詳細