フォルクスワーゲン パサートオールトラック 2.0TDI 4MOTION ②内外装デザインは?【新型車インプレッション】
更新日:2024.09.09
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VW パサートオールトラックは、4.7mを超える伸びやかなサイズを生かした、ダイナミックなボディスタイルをしています。
またフォルクスワーゲンならではの緻密で実用的なデザインからは、ひと目で“ハイクオリティー”を感じ取ることができます。
今回は、パサートオールトラックの内外装デザインの魅力についてご紹介します。
文・吉川 賢一/写真・鈴木 祐子
またフォルクスワーゲンならではの緻密で実用的なデザインからは、ひと目で“ハイクオリティー”を感じ取ることができます。
今回は、パサートオールトラックの内外装デザインの魅力についてご紹介します。
文・吉川 賢一/写真・鈴木 祐子
- Chapter
- エクステリアデザインの特徴は?
- インテリアデザインの特徴は?
- シートの特徴は?
エクステリアデザインの特徴は?
パサートセダンの全幅に対して25㎜も拡大したボディーは、パサートオールトラックの魅力の一つです。ヘッドライトは流行のつり目形状ではなく、シンプルでスクエアな形状で、パサートの持つ“さりげない高品質感”を演出しています。
ヘッドライトの上部に入っているシルバーのキャラクターラインはグリルを通して反対側のヘッドランプにまで繋がり、水平ラインを強調したグリルには、「ALLTRACK」のロゴマークが入り、これにより、セダンやアヴァントとは違う“特別感”を味わうことができます。
グリルの下にはオールトラック専用のアンダーガードが装着されており、高められた車高と相まって、クロスオーバーSUVの雰囲気を醸し出しています。荒れた道や雪道などを走行したり、小さな起伏を超えるとき、アンダーガードがあると、フロント下を擦らないという安心感を得ることができます。大型のフォグランプも標準装備です。
ヘッドライトの上部に入っているシルバーのキャラクターラインはグリルを通して反対側のヘッドランプにまで繋がり、水平ラインを強調したグリルには、「ALLTRACK」のロゴマークが入り、これにより、セダンやアヴァントとは違う“特別感”を味わうことができます。
グリルの下にはオールトラック専用のアンダーガードが装着されており、高められた車高と相まって、クロスオーバーSUVの雰囲気を醸し出しています。荒れた道や雪道などを走行したり、小さな起伏を超えるとき、アンダーガードがあると、フロント下を擦らないという安心感を得ることができます。大型のフォグランプも標準装備です。
インテリアデザインの特徴は?
インテリアの造形はパサートと共通です。エクステリアと同様に、水平基調としたエアコンダクトや、ダッシュボードのラインからは、パサートらしさを感じることができます。インパネには大型のナビゲーションシステムが入り、操作が分かリアすいシフトノブも備わっています。
ただし、ドライブモード変更のスイッチがシフトノブの陰に隠れてしまっており、運転席から全く見えません。スイッチの設置場所はドライバー側にも空きがありますので、この点は、改善の余地ありといえるでしょう。
ただし、ドライブモード変更のスイッチがシフトノブの陰に隠れてしまっており、運転席から全く見えません。スイッチの設置場所はドライバー側にも空きがありますので、この点は、改善の余地ありといえるでしょう。
メーターは最先端のフルデジタルメーターを採用しており、視認性は抜群に高いです。また、各種表示をコントロールでき、この画面にナビゲーションを表示させたり、ACCの稼働状態を示したりと、お好みで表示を変更することも可能です。
ただし、ディスプレイが垂直にたっているため、背が高く、メーターを上から見るような姿勢からは、やや見にくいかもしれません。あと少し角度を寝かせた方が、ドライバーにとって見やすい配置になると思います。
ただし、ディスプレイが垂直にたっているため、背が高く、メーターを上から見るような姿勢からは、やや見にくいかもしれません。あと少し角度を寝かせた方が、ドライバーにとって見やすい配置になると思います。
シートの特徴は?
前席シートは、座面がたっぷりとした形状で、シート表面は柔らかいのですが、体重をかけていくと固くなるクッションをしています。長時間座っていても、ドラポジは変わらない方が疲れにくいので、長距離ドライブに向いているシートだと思います。
また、脇腹から肋骨にかけてサポートしてくれる形状で、シートのサポート性は必要十分にあります。なお、電動リクライニングシートとなっており、ポジションメモリーもついています。
また、脇腹から肋骨にかけてサポートしてくれる形状で、シートのサポート性は必要十分にあります。なお、電動リクライニングシートとなっており、ポジションメモリーもついています。
後席シートは、大人2人がゆったりと座れるだけの広さとクッション性があります。膝前はコブシ2個、頭上は1個半のスペースで、前席よりもアイポイントが高いので、見晴らしがよく快適です。
折りたためるシートの場合、座面のクッションが薄くてペタペタになるクルマもありますが、パサートオールトラックは、しっかりとしたシートの作りとなっています。また、後席のドアが大きいため、乗り降りがとてもしやすくなっており、この点は非常に素晴らしく感じました。
折りたためるシートの場合、座面のクッションが薄くてペタペタになるクルマもありますが、パサートオールトラックは、しっかりとしたシートの作りとなっています。また、後席のドアが大きいため、乗り降りがとてもしやすくなっており、この点は非常に素晴らしく感じました。
なお、後席は4-2-4分割可倒式ですので、スキー板など、長いものを積み込んだ際も、大人4人が余裕をもって移動できる快適空間を作ることができます。
シャープなエクステリアデザインとインテリア、そして長距離ドライブに向いている快適な前後シートなど、パサートオールトラックは、フォルクスワーゲンらしい質実剛健としたデザインをしています。
そこにパワフルなクリーンディーゼル×フルタイム4WDを搭載したパサートオールトラックの走りは、誰もが気になるところでしょう。走行性能についてもレポートしていますので、そちらもぜひ、ご覧ください。
そこにパワフルなクリーンディーゼル×フルタイム4WDを搭載したパサートオールトラックの走りは、誰もが気になるところでしょう。走行性能についてもレポートしていますので、そちらもぜひ、ご覧ください。