ミニバンを代表するエスティマが生産終了!その歴史を振り返る

長年愛され続けてきたトヨタ エスティマが、2019年10月をもって生産を終了することが発表されました。

同クラスのアルファードやヴェルファイヤの人気に押され販売台数が伸び悩んだことや、メーカーのカーシェアリング事業による販売車種の絞りこみの影響により、惜しまれながら約30年という長い歴史に幕を閉じることに。今回は、そんなエスティマの歴史を振り返っていきます。

文・PBKK

Chapter
初代エスティマ
2代目エスティマ
3代目エスティマ

初代エスティマ

トヨタ エスティマ 初代

初代エスティマは1990年に登場し、丸い卵型のボディーは多くの人々に衝撃を与えました。それまでのミッドシップ車の弱点であった室内の狭さを「アンダーフロア型ミッドシップレイアウト」という世界初の構造により改善し、ファミリーカーとしての地位を確立します。

当時のエスティマで画期的だったのはウォークスルーです。フロントシートから最後尾まで室内を自由に行き来できるシート構造は、ファミリーカーとして使い勝手の良さと楽しさを実感できると多くのファミリー層の支持を得ました。

そして2年後の1992年には「ルシーダ」「エミーナ」という5ナンバーサイズのモデルが登場し、エスティマ人気は更に加速したのです。

2代目エスティマ

2000 エスティマ

2代目のエスティマが登場したのは2000年です。

卵型のフォルムは継続しながらもエンジンをFFベースに変更し、より大きなパワーのエンジンを搭載しました。FFベースによってフロアの低床化を実現し、さらなる室内空間の確保と両側スライドドアの採用に成功したことで、ファミリーカーといえばエスティマというイメージが広まりました。

さらに、翌年に追加されたハイブリッドモデルは、重量1.85tもあるにもかかわらず燃費18.0km/L(10.15モード)と低燃費を達成し、ファミリー層以外からも人気を獲得しました。

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現行モデルとなる3代目エスティマ