日本製SUVのフラッグシップモデル販売台数バトル!人気ナンバー1、SUVは?

自動車メーカーのフラッグシップモデルと一言でいっても現在人気のSUVを始め、セダン(サルーン)・ミニバン・ステーションワゴンなど、クルマのタイプそれぞれに設定されている。また、メーカーによってフラッグシップの位置づけ、どんなタイプをトップに据えるかも異なる。

ここでは、人気ジャンルのSUVに絞って日本の自動車メーカーのフラッグシップモデルの販売台数動向を調べてみた。

文・塚田 勝弘

Chapter
手堅い販売台数を続けるSUV
2列目仕様と3列目仕様、ガソリンとハイブリッドを設定する日産 エクストレイル
ガソリンとクリーンディーゼルエンジンに加えてMTも設定するCX-5
「SUBARU GLOBAL PLATFORM」の採用で全域進化したフォレスター
フラッグシップSUVでは日産 エクストレイルがトップ!?

手堅い販売台数を続けるSUV

ランドクルーザー 2016

現在の世界的ブームにより、新型車が続々と登場しているSUV。各メーカーともに複数のSUVをラインナップしている。ここでは、お題である「フラッグシップモデル」に絞って台数を出してみた。

「トヨタ」ブランドの最上級SUVといえば、歴史と知名度、そして悪路走破性からいってもランドクルーザーで決まりだろう。2019年1月の販売台数は2,717台、2月は3,065台、3月は4,012台、4月は1,872台、5月は1,921台、6月は2,373台、7月は2,331台、8月は1,959台となっている。

2019年1月から同年8月までの月間平均台数は、2,456台。500〜600万円級のSUVでは、トップクラスの実績を誇っているのは、ブランド力、販売力の成せる技だ。

2列目仕様と3列目仕様、ガソリンとハイブリッドを設定する日産 エクストレイル

日産 エクストレイル

SUVのラインナップで日本向けは、エクストレイルとジュークだけになっている日産自動車(2019年9月現在)。ジュークは、次期型が英国で生産されるとアナウンスされていて、日本向けの新型も登場が待たれるところ。

現状、日産SUVのフラッグシップであるエクストレイルは、2019年1月が3,382台、2月が5,504台、3月が6,225台、4月が2,059台、5月が2,713台、6月が2,720台、7月が2,854台、8月が2,184台。

2019年1月から同年8月までの月間平均台数は、3,455台。マツダCX-5やSUBARUフォレスターなどの競合モデルがひしめいていることもあり、2018年同月比よりも減らしている。

ガソリンとクリーンディーゼルエンジンに加えてMTも設定するCX-5

マツダ CX-8 2017

では、ライバルのマツダCX-5はどうだろうか? 2019年1月が3,307台、2月が4,087台、3月が6,334台、4月が2,017台、5月が2,199台、6月が2,257台、7月が2,563台、8月が2,054台。2019年1月〜8月までの月間平均台数は、3,102台となっている。

また、マツダのSUVは、3列シートSUVのCX-8がフラッグシップモデルになる。2019年1月の販売台数は3,105台、2月が3,166台、3月が4,392台、4月が1,279台、5月が1,341台、6月が1,507台、7月が1,627台、8月が1,378台。2019年1月〜8月までの月間平均台数は、2,224台となっている。

「SUBARU GLOBAL PLATFORM」の採用で全域進化したフォレスター

スバル フォレスター 2018

SUBARUの本格派SUVで最上位モデルといえるのがフォレスター。もちろんステーションワゴン派生型クロスオーバーのレガシィ アウトバックもあるが、純粋なSUVとしてはフォレスターの名がまず上がる。

2019年1月は1,594台、2月が3,323台、3月が5,049台、4月が2,611台、5月が2,527台、6月が2,535台、7月が2,955台、8月が2,980台。2019年1月〜8月までの月間平均台数は、2,946台となっている

フラッグシップSUVでは日産 エクストレイルがトップ!?

ホンダ CR-V ハイブリッド 2018

ホンダのSUVは、人気モデルのヴェゼルもあるが、日本市場ではCR-Vがフラッグシップモデルになっている。2019年1月の販売台数は、1,287台、2月が1,691台、3月が3,480台、4月が1,260台、5月が1,035台、6月が837台、7月が742台となっている。※8月は現時点で不明。

フラッグシップSUVでは、日産 エクストレイルが2019年1月から8月において、月間平均台数で3,455台とトップに立っている。

トヨタ RAV4 2019

今回のお題には、「フラッグシップモデル」という条件が付いていたが、SUVの中でも価格帯に大きな差がある。国産SUV全体で見ると、新型トヨタ RAV4が2019年通年でトップになる可能性が高く、続くのがトヨタ CH-R、さらに追うのが日産 エクストレイルという形になりそうだ。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの展開している。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ