日本製SUVのフラッグシップモデル販売台数バトル!人気ナンバー1、SUVは?

日産 エクストレイル

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自動車メーカーのフラッグシップモデルと一言でいっても現在人気のSUVを始め、セダン(サルーン)・ミニバン・ステーションワゴンなど、クルマのタイプそれぞれに設定されている。また、メーカーによってフラッグシップの位置づけ、どんなタイプをトップに据えるかも異なる。

ここでは、人気ジャンルのSUVに絞って日本の自動車メーカーのフラッグシップモデルの販売台数動向を調べてみた。

文・塚田 勝弘

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの記事を展開している。

塚田 勝弘
Chapter
手堅い販売台数を続けるSUV
2列目仕様と3列目仕様、ガソリンとハイブリッドを設定する日産 エクストレイル
ガソリンとクリーンディーゼルエンジンに加えてMTも設定するCX-5
「SUBARU GLOBAL PLATFORM」の採用で全域進化したフォレスター
フラッグシップSUVでは日産 エクストレイルがトップ!?

手堅い販売台数を続けるSUV

現在の世界的ブームにより、新型車が続々と登場しているSUV。各メーカーともに複数のSUVをラインナップしている。ここでは、お題である「フラッグシップモデル」に絞って台数を出してみた。

「トヨタ」ブランドの最上級SUVといえば、歴史と知名度、そして悪路走破性からいってもランドクルーザーで決まりだろう。2019年1月の販売台数は2,717台、2月は3,065台、3月は4,012台、4月は1,872台、5月は1,921台、6月は2,373台、7月は2,331台、8月は1,959台となっている。

2019年1月から同年8月までの月間平均台数は、2,456台。500〜600万円級のSUVでは、トップクラスの実績を誇っているのは、ブランド力、販売力の成せる技だ。

2列目仕様と3列目仕様、ガソリンとハイブリッドを設定する日産 エクストレイル

SUVのラインナップで日本向けは、エクストレイルとジュークだけになっている日産自動車(2019年9月現在)。ジュークは、次期型が英国で生産されるとアナウンスされていて、日本向けの新型も登場が待たれるところ。

現状、日産SUVのフラッグシップであるエクストレイルは、2019年1月が3,382台、2月が5,504台、3月が6,225台、4月が2,059台、5月が2,713台、6月が2,720台、7月が2,854台、8月が2,184台。

2019年1月から同年8月までの月間平均台数は、3,455台。マツダCX-5やSUBARUフォレスターなどの競合モデルがひしめいていることもあり、2018年同月比よりも減らしている。
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ガソリンとクリーンディーゼルエンジンに加えてMTも設定するCX-5
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