リトラクタブルヘッドライトはなぜ廃止されたのか?最後の搭載車は何?
更新日:2024.09.09
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リトラクタブルヘッドライトは、1970年代後半のスーパーカーブームがきっかけに流行しました。
リトラクタブルヘッドライトは1970年代に人気を博した
リトラクタブルヘッドライトは、「格納式前照灯」ともいわれる車体の内部に格納できる前照灯です。ファンの間では「リトラクタブル」「リトラ」の愛称で呼ばれています。
リトラクタブルヘッドライトは、マツダ サバンナRX-7をはじめとするスポーツカーに採用されることが多く、1970年代後半のスーパーカーブームをきっかけに人気を博しました。その後リトラクタブルヘッドライトは、日産 パルサーエクサやトヨタ カローラⅡなどの、セダンやハッチバックタイプの乗用車にまで採用されるようになりました。
リトラクタブルヘッドライトは、マツダ サバンナRX-7をはじめとするスポーツカーに採用されることが多く、1970年代後半のスーパーカーブームをきっかけに人気を博しました。その後リトラクタブルヘッドライトは、日産 パルサーエクサやトヨタ カローラⅡなどの、セダンやハッチバックタイプの乗用車にまで採用されるようになりました。
リトラクタブルヘッドライトは2000年代に姿を消す
一時期は人気を博していたリトラクタブルヘッドライトですが、徐々に搭載したクルマが少なくなっていきます。2002年には国産車では最後となる、リトラクタブルヘッドライトを採用したマツダ RX-7が生産を終了。2005年には世界で唯一の採用例であったシボレー コルベットもフルモデルチェンジにより、リトラクタブルヘッドライトを廃止しました。
なぜリトラクタブルヘッドライトが廃止されたのか
特徴的なデザインで人々から愛されたリトラクタブルヘッドライトですが、搭載する上では様々な問題が存在していました。主に問題となっていたのが、「展開時の空気抵抗の増加」「装備することによる車体重量の増加」「事故時の安全性の問題」「整備面やコスト面の問題」などです。
また、一部の国や地域では走行時の終日点灯が義務付けられているため、ライトを格納する必要性がなく装備するメリットがないといったケースもありました。
これらの問題を多く抱えたリトラクタブルヘッドライトは、マイナーチェンジやフルモデルチェンジの際に廃止され、世間から姿を消していったのです。しかし、今なおリトラクタブルヘッドライト搭載車の人気は高く、ファンの間ではリトラクタブルヘッドライト復活が強く望まれています。
また、一部の国や地域では走行時の終日点灯が義務付けられているため、ライトを格納する必要性がなく装備するメリットがないといったケースもありました。
これらの問題を多く抱えたリトラクタブルヘッドライトは、マイナーチェンジやフルモデルチェンジの際に廃止され、世間から姿を消していったのです。しかし、今なおリトラクタブルヘッドライト搭載車の人気は高く、ファンの間ではリトラクタブルヘッドライト復活が強く望まれています。
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