免許の点数を確認する方法はある?

交通違反をすると点数が累積され、一定の点数に達すると、免許停止や取り消しになってしまう。ずっとゴールド免許であれば0点だが、何度か違反をすると、免許の点数が何点か正確に把握できていないケースもあるかもしれない。どうすれば累積点数の確認ができるのだろうか?

文・塚田 勝弘

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「累積点数等証明書」を発行してもらう
近くの交番や派出所でも申込用紙が置いてある

「累積点数等証明書」を発行してもらう

免許証

結論からいうと、免許の累積点数を確認するのは難しくはない。自動車安全運転センターでは、ドライバーの求めに応じて「無事故・無違反証明書」、「運転記録証明書」、「累積点数等証明書」、「運転免許経歴証明書」の4種類を発行している。

交通違反や交通事故の点数が現在何点になっているかを確認するには、文字通り「累積点数等証明書」を発行してもらえれば、「いつ」、「どんな違反で何点だったか」がひと目で分かる。ほかに、申請者の名前、免許番号が記されている。

近くの交番や派出所でも申込用紙が置いてある

警察庁

上記4つの証明書は、自動車安全運転センター事務所をはじめ、警察署・交番・派出所に備え付けの申込用紙に必要事項を記入し、ゆうちょ銀行・郵便局で通常払い込みにより申し込むか、各地のセンター事務所で直接申し込むことも可能だ。また、本人から委任を受けて企業、団体などが一括して申し込むこともできる。

手数料は1通につき630円で、ゆうちょ銀行・郵便局での振り込みによる申し込みには、別途払込料金がかかる。代理人が申請する場合には、代理人が委任を受けたことを明らかにする書面(委任状等)を持参し、事務所の窓口で申し込む必要がある。また、事業所等で一括して代理申請することも可能だ。運送業などクルマを頻繁に使う職種の場合、こうした代理申請が必要なケースもあるかもしれない。

さらに、自動車安全運転センターでは、免停にリーチがかかっているようなドライバーに「後1点か2点で免停になってしまいますよ」という「累積点数通知書」をご丁寧にも送っている。はがきに、「あなたは、いま●点なので次回違反すると免停になってしまいます」というような文言が書かれている。同センターでは、事故・違反を抑制する効果があるとしているようだ。

なお、累積点数通知書の通知件数は、平成27年度は747,310件、平成28年度は690,355回、平成29年度は622,259回となっている。年々、件数が減っているのは、取り締まりの強化などもあり、安全運転を心がけるドライバーが増えているためだろうか。

西部警察 DR30型スカイライン

交通違反などの点数が6点まで累積してしまうと、免停(行政処分の前歴が1回の場合は4点など、前歴が増えるにつれてより厳しくなる)になってしまう。たとえば、現在4点などリーチがかかった状態で「累積点数通知書」が届けばより安全運転を心がける必要はあるが、「累積点数等証明書」で自分の点数を把握しておくことは、安全運転だけでなく、ゴールド免許の取得という目標達成でも有効かもしれない。