「おっさんホイホイ」の次は「ジムニー女子」!?ジムニーは女性の心も掴めるか?【吉田由美のYou & Me】

スズキ ジムニー 2019

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去年発売されたスズキ ジムニー/ジムニー シエラは、「日本カー・オブ・ザ・イヤー」は辞退したものの、「グッドデザイン賞金賞」や「Yahoo!検索大賞」でも自動車部門でトップ。「2018年DIMEトレンド大賞」でも「ライフスタイルデザイン賞」を受賞するなど数々の賞を受賞し、まさに2018年、自動車業界で大注目の1台。去年は注文しても最大2年待ちのお客様もいるという人気ぶりでしたが、その人気は依然続いているものの、スズキは今年1月から増産を始めたため、これまでより早い期間での納車が可能になったとか。色とグレードによって納期に違いがあるため、一概には言えませんが、そう待たずに手元に来ることになったのは間違いないようです。

文・吉田由美

吉田 由美|よしだ ゆみ

短大時代からモデルを始め、国産メーカーのセーフティドライビングのインストラクター経て「カーライフ・エッセイスト」に転身。クルマまわりのエトセトラについて独自の視点で、自動車雑誌を中心にテレビ、ラジオ、web、女性誌、一般誌、講演会やトークショー、イベントなど広く活動中。いくつかのブログを展開し、中でも「なんちゃってセレブなカーライフ」は1日約20万アクセスの人気を誇る。 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員・日本ボート・オブ・ザ・イヤー選考委員

吉田 由美
Chapter
スズキ ジムニーはおっさんに人気
ジムニーはまさに「おっさんホイホイ」
これからはジムニー女子が増えるかも

スズキ ジムニーはおっさんに人気

その魅力は48年という長い年月、守り続づけたブレないコンセプトや時代に合わせてアップデートされているデザイン。

4WDの元祖「ジープ」をお手本にしたスクエアなフォルムと丸いヘッドライト、そこに縦型のグリル、しかも小型サイズ。インテリアも水平基調で基本的にシンプル。そこに悪路にも強いラダーフレームという構造を使ったり、前後に信頼性の高いリジットアクセルを使っているという一貫性も魅力。

つまり、悪路で狭い道には最適なクルマなのです。

そんなこんなで、「小さいけど頑丈そう」「小さいけど本格派」というイメージなのか、めちゃめちゃ好感度が高いのです。特におっさんたちには抜群!(笑)

ジムニーはまさに「おっさんホイホイ」

今年年初の「東京オートサロン2019」では、まさに「ジムニーまつり」といったような雰囲気で、ジムニーをベースにしてカスタマイズされたクルマが多数出展されていました。

スズキのブースにもジムニーの普通車版ジムニー・シエラをピックアップタイプにしたコンセプトカーが出展されていて、ジムニーをベースにすると、どうやらイマジネーションが拡がるようです。

そうそう、3月7日~10日に開催されたジャパン・インターナショナル・ボートショー2019でもスズキのブースには後ろにボートを牽引するジムニー・シエラの姿がありました。超高級車の出展が多いボートショー会場ですが、このジムニーにもおっさんが吸い寄せられていて、まさに「おっさんホイホイ」。それだけ、人気ということなのですが。

しかし、この状況、実はおっさんだけではありません。ジムニー/ジムニー・シエラは女性人気も高いのです。

これからはジムニー女子が増えるかも

とはいえ、乗り心地がいいのかといえば、先代のジムニーに比べたらいいもの、それほど良いわけではありません。

しかし、クルマに気を使わなくて乗り倒せる雰囲気とコンパクトなのに本格派SUVの安心感が「釣りガール」や「山ガール」にもピッタリ。決して女性向けのクルマとして作っていない「ジムニー」ですが、アクティブでアンテナの高い女性たちはそのポテンシャルを見抜いているのです。「ジムニー女子」は、これから増殖しそうです。

サイのモチーフも可愛いしね。

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