JAFロードサービスカーのラインナップは意外と多彩?

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クルマを所有・運転していると希にトラブルに遭遇することがあったりしませんか?バッテリーが上がってエンジンがかからなくなったり、タイヤがパンクしたり、クルマのキーを車内に入れたままドアロックしてしまったりなどなど。

そんなトラブルから救ってくれるのがJAF(日本自動車連盟)の主な業務「ロードサービス」です。JAFではこのロードサービスの様々な事案に対応した「ロードサービスカー」を複数種用意しています。

文・栗原 淳

※ 2019年3月時点

栗原 淳|くりはら じゅん

大学在学中に自動車ライターデビュー。ライター開始当時からモータースポーツのレポート、レーシングゲームやミニカーといった趣味性が強い情報を中心に執筆。最近では「グランツーリスモ」をはじめとしたeSports関係の記事をメインに執筆する傍らで自身もeSports大会に出場したり、イベント企画なども行っている。クルマ以外にもPC・スマホといったガジェット系の記事も手掛けることもある。愛車は初代スバル・インプレッサ WRX TypeR STiバージョン5。

栗原 淳
Chapter
レッカータイプ
バンタイプ
車積載タイプ
多目的タイプ(パワーゲート)
軽自動車タイプ
二輪タイプ

レッカータイプ

ロードサービスカーで最も多いのが後部のアームが特徴のレッカータイプ。自走ができない故障車・事故車の引き上げ作業から所定の場所までの移動の救援で活躍しています。

近年では電気自動車の普及によるトラブル(電欠)に対応するため、充電機能を追加したタイプも存在します。JAFというとまずこのレッカー車がイメージ出てくると思います。お世話にはなりたくはないですが、子供たちの人気者です。

バンタイプ

ドアロック・バッテリー上がりなど比較的軽微な故障対応や、レッカー車が入れない狭い道路や地下駐車場などで活躍しています。郊外や高速道路など見かけることが多いです。

ドアロック・バッテリー上がりは、行楽シーズンなどに起こりやすいので旅行先の観光地からの依頼が多いからかもしれません。

車積載タイプ

既に依頼を受けた時点で事故で大破してしまい、自走不能な状態、もしくはけん引が難しい四輪駆動車を移動させるために出動します。

レッカータイプは、動力軸がない車輪側を地面に接地させ、動力軸側は固定し持ち上げてけん引しますが、車高の低いスポーツカーの場合だと車両底部を地面にぶつけてしまう恐れがあります。その場合は車積載タイプが車両移動させます。

多目的タイプ(パワーゲート)

2005年に2輪車へのロードサービス開始に合わせて導入されたタイプです。故障した2輪車の搬送を主に行いますが、バッテリー上がり作業、タイヤ交換作業、ドアロック作業といった基本的な救援サービスを行える多目的車両です。

軽自動車タイプ

あまり見かけることは少ないロードサービスカーの1つ「軽自動車タイプ」。バンタイプは、悪路でも走行しやすいSUV車を使用するので、入り組んだ住宅地といった狭い道では到着に時間がかかってしまったり、対応できない場合があります。

軽自動車タイプは、コンパクトさをいかした機動力の高さで、ドアロック・バッテリー上がりなど比較的軽微な故障対応で活躍しています。

二輪タイプ

更に機動力が求められる案件では、ビックスクーターを使ったロードサービスカーが出動することもあります。軽自動車タイプと同じくドアロック・バッテリー上がりなど比較的軽微な故障に対応します。


日本のドライバー達の安全なドライブを支えるJAFは、様々なトラブルに対応できるようこのようなサービスカーを全国に展開しています。

特に今年のゴールデンウィークは最大10連休。普段なかなか行けない遠方までクルマで足を伸ばすかもしれません。そういった時に限ってトラブルに遭遇することもあったりします。自分のクルマはもちろん、レンタカーでもJAFのロードサービスは受けられるので、検討してみてはいかがでしょうか?

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